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国産名車コレクション トヨタ 2000GT



買ってしまった国産名車コレクション。

とりあえず初回のトヨタ2000GT だけですよ・・・

見たことはありますが、未だに触ったこと、まして運転したことなどはありません。

しかし、エンジン3M系のヘッドだけは買ったことがあります。

中古でしたけど、やっと手に入れた代物です。


昔、」乗っていたトヨタのS53年型後期のブタ目チェイサーに、このトヨタ2000GTのエンジンに搭載されていたヤマハチューンド3M のクロスフローヘッドを、アメリカから輸入(当時20セット?輸入した1セット)し、クラウン用4M2600改の2650ショートストロークエンジンのヘッドにすえ45πウェーバー三連を載せていたことがあります。

元々は、M系2000CCのエンジンが載っていましたが、クラウン60年式の5M2600CCに乗せ換えて、カマロ用のホーリーのビックキャブを縦型インマニを入れて、おごってみますが、しっくりきません。

ボンネットもキャブが飛び出してしまいますので、後部を15センチほど浮かしていました。

それでは、キャブはそのままで、3000CCにボアを広げて見ますが、トルクは出ましたが、5速マニュアルのクロスミッションとノンスリデフが高回転が不足であいません。

それではというので、思い切ってストロークを短くして、ボアダウンしそこに上記のとよた2000GT用のクロスカウンター様ヘッドに換装し、デスビの干渉もなくなったので思い切ってウェバー三連キャブを装着してみました。

すると、日産L系28改エンジンの3.1リッターに匹敵するレスポンスを手に入れることが出来ました。

さらに、クロスミッション及びノンスリデフ、さらには、サスペンションには当時のマークⅡGT(18R-G四パツDOHC搭載モデル)を投入し、ショックアブソーバーはコニーのショウトストロークオイルを入れてみました。

足回りに当時18R-G搭載のマークIIGT(セリカGTサスの硬性アップ版)の強化サスを前後に入れ、コニーショウトストロークのオイルで調整していました。

もちろんコーナー立ち上がり優先の筑波サーキット仕様です。

タイヤは普段履きで、12インチ(あえてサイズダウン)の9Jアエミホールに横浜アドバンD3、そして本番はCR88スリックレインで、自分ではトータルバランスと運転技術の愛称はばっちりだったと思っていますが・・・・






この車は、普段は、当時お世話になっていたタイヤショップの看板としてショウウインドウに飾り、足はカローラバン。

菓子屋の修行中、しかもバブル真っ盛りの結婚式場の営業職も兼務での、寝る暇を惜しんでの仕事をしていた時期です。

その合間を縫っての月に何回かの稼働でした。

おまけに燃費はリッター3以下・・・・

ターボでもないのに、低回転ではマフラーから火を引いていました。


しかし、フライホイールや強化クラッチ(シングル)との相性、そして圧縮が高すぎて、直列6気筒の長いシャフトが悲鳴を上げ、エンジンブロー、再度、5Mをバランス取りをして搭載しました。

結果的には、モノ本のトヨタ2000GTは無理でも、プレミアついて高根の花だった、当時のケンメリGTーRは買えたぐらいかかりました。


ある時、菅生で開かれたスカイライン2000RSターボのサーキット試乗会に参加して、サーキットランをしていましたが、丁度同時にノーマルのワンメイク仕様のサニーB110の最終ーレースの練習走行をしていた先輩に菅生の最終コーナーエンドで抜かれストレートでも引き離されたという経験、そして、すぐ後にスーパーGTカーのBMWのMー1にテストドライバーで試乗させていただいた衝撃で、さらには、野暮用により約2週間ほどBMW635csiを預かることになり、かつての修行先である、茅ケ崎や鎌倉、逗子、江戸島など湘南へ先輩に挨拶がてらの出張?もどきの旅行に行った際には快適にドライブできるBMの素晴らしさに感動しました。

ま、そんなこんなで、自家用車のチューニングの無意味さを知った次第です。


おっとっと・・・・マニアックな話ですみません・・・・

バブルな頃のお話でした。




そういった意味で懐かしい車です。

当時、ソアラの5M-G搭載車や流行りのターボ装着車が発売されましたが、それに同じM 系で、しかもレシプロで勝ちたくて、頑張ってみました。

日産L 系改全盛にあえて3倍の経費をかけて‥・・ほろ苦い、いい思い出です。






春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂

| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |