2016-10-08 Sat
三春舞鶴通信 第10号
主に首都圏に三春からは離れて暮らす、三春縁のある方々で構成された三春舞鶴会(織方郁映会長)の機関紙「三春舞鶴通信」の第10号が発刊され、事務局の佐久間様より、店内配置分として送付されてまいりました。
織方会長の「会報の順調な発行継続を願って」と題された、文章から始まります。
中を覗きますと、会員皆様のそれぞれの三春への思い入れのある寄稿や、先の投稿で自分との関連性を発見したといった寄稿などもあり、織方会長はじめ、編集事務局の皆様の思いを表したような内容となっています。
私も、第10号では、私の文章も掲載されております。
二回目の寄稿でした。
「春陽思ひ付阿津免草」と題した今回の寄稿では、この三春舞鶴通信を店内に配したり、当店ホームページや塵壺で紹介してていることからの、皆様の反応について書かさせていただきました。
本文にも記載しましたが、町内の方々も関心度が高く、親戚知人など縁の有無に関わらずお持ちいただき、すぐに無くなってしまいます。
幕末から明治に活躍した和算の大家、三春出身の佐久間陽軒関連の記載や、文爺こと渡邊文司さまのシリーズ化された投稿など読みごたえがあります。
今回のお悔やみ欄の中に、内藤新吉さま夫妻という近しい方の訃報を知り、心よりご冥福をお祈りいたします。
伊藤寛様からの追悼の寄稿にもありましたが、奥様がなくなってその二日目にご自分も旅立たれました。
同日に夫婦そろっての葬儀の際、二台並んだ、霊柩車を前にして喪主であるご長男様からの会葬御礼の中、「結婚五十四年目の新婚旅行のお見送り、ありがとうございます」と話されたようです。いかにも新吉さんらしいなあと合掌させていただきました。
下記は、今回の寄稿した文面を掲載してみました。
三春舞鶴通信第10号発行おめでとうございます。私は、三春城下新町の髙橋龍一と申します。
水芭蕉で有名な真照寺の門前にて、三春名物おたりまんじゅう本舗「三春昭進堂」を営んでおります。
ご縁がありまして、以前三春舞鶴通信に寄稿したことから事務局の佐久間様より、毎号十数部お預かりして店内のお客様スペースに置いています。
三春舞鶴通信は、毎回「ほー」「おっ!」と思う、テーマがあり、初めてみる方もつい手にとってしまうのが分かります。
私も毎回その新鮮な切り口を楽しみにしています。
毎月、当三春昭進堂発行の販促用新聞(三春船引計1万5千部)折り込みチラシ「塵壺ちりつぼ」のコラム欄や、当店ホームページ(otarimanjyu.com)内「春陽思ひ附阿津免草」にも、この三春舞鶴会の事、そして同通信誌を店内に配していること等を掲載しています。
寄稿された文章に、ご親戚やご友人、はたまた恩師の名前を発見し「叔母さんが寄稿しているの」「今度、同級会があるから皆に見せっぺ!」「名字から推測してこの方は、誰々さんの親戚かなぁ?」といっては「一部、いただいていきます~」とお持ち帰りいただいています。
私もそうですが、手にされた方々も次々に出される外から見る三春をテーマに郷土の側面を見る思いでワクワクしていることだと思います。
三春から離れて暮らす会員の方々と三春の縁者の方々との交流に少しでもお役に立てたかなと思っています。
私自身も、先の寄稿の折には、立教大学名誉教授の内藤則邦様はじめ、様々な方々よりお電話やメールそして手紙などで、身に余るお褒めの言葉を頂戴しましたこと大変うれしく思っています。これも何かのご縁かと思い、以後の三春郷土史探求の励みとしています。
春陽 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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