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「三春シンポジウム 28」 三春中学校一年生総合的な学習の時間


「三春シンポジウム 28」 三春中学校一年生総合的な学習の時間

昨日、わが母校三春中学校の一年生総合的な学習の時間「三春シンポジウム28」の講師に招かれてお話をしてきました。

町産業課課長の新野さん、商工会ビジョン委員会委員長伊藤さんと三人が講師です。

昨年に続き、二回目となります。





私は、菓子屋、商人、そして歴史や伝説といった観点から三春ことを話してまいりました。

「三春シンポジウム」 三春中学校   平成28年10月25日(火)
自己紹介
三春昭進堂 塵壺(平成3年より303号) 平成版三春物見遊山
ホームページ 三春9割  全国に発信!
三春(ロマンチックな名前)、瀧桜 全国区の地名 三春の饅頭屋 

修業 湘南は茅ケ崎 東京 三春が言えなかった みんな知っている
郡山商業 大学行ったら三春に帰らない

経営者 仕事がら、全国の経営者 
挨拶や懇親会 お国自慢 自分の出身地を背負って 社会で活躍!
胸を張って三春の歴史や長所 伝える    三春=自分 

三春という小さな町 少し目立つことをするとメディアが拾う
車社会 県中 郡山25万人 近い 強味  
自転車でGO!三回 テレビや新聞、雑誌  福島県民手帳 スイーツパスポート
NHK以外 広島テレビ 新潟テレビ

歴史と文化  郡山にないもの 歴史 一寸法師 
明治維新 廃藩置県・全国の諸藩は長年の累積負債・借財の山 
経済は貨幣~武士の給料は米 両替が必要 

三春も明治初年藩の財産、殿様江戸(東京)へ参勤交代 家家族は江戸常在
御城石垣、蔵、倉庫や庭園の灯篭、上大町 公官庁建物売却 債権放棄 返済
   お城山上段の石垣 秋田家慰霊碑 その残り

明治初年 三春小学校明徳門 学校の門(教育のシンボル)として残す
~三春人の民度の高さ 

教育 江戸末期の大火 藩学校講所 明徳門 
各村々に学校創設  お寺 村に寺子屋 三春の教育水準の底支え 

尼ケ谷 {正徳の六地蔵}天女碑 幕府の奨励
武士は「お謡(能謡曲)、町人は浄瑠璃(文楽の歌)で日本語の教範としていた」




司馬遼太郎著「坂の上の雲」冒頭のナレーションより引用
明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。 
産業といえば農業しかなく、人材といえば江戸時代の三百年の間、読書階級であった旧士族しかなかった。
明治維新によって、日本人は、はじめて近代的な「国家」というものをもった。
誰もが「国民」になった。 日本という感覚をもった
不慣れながら「国民」になった日本人たちは、日本史上の最初の体験者としてその新鮮さに昂揚した。(幕藩体制では、三春・会津といった各藩は個別の国的感覚 通行手形)

社会のどういう階層(士農工商の階級)のどういう家の子でも、ある一定の資格を取るために必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも官吏にも軍人にも教師にもなりえた。
この時代の明るさは、言い換えれば教育欲は、こういう楽天主義から来ている。


明治維新後の、士農工商身分制度からの脱却 自由民権運動 河野広中ら 三春の教育

「日本の唯一の資源は人であり、人を育てるのは教育しかない」 
                        
街並み

首都圏三春出身縁 三春舞鶴会 同級会 友達 サークル 三春旅行
名誉町民田部井じゅんこさん ファン来店 

小さな城下町 三春 観光バスが大勢の人がわんさか来る場所ではない 小グループ 

春先の桜の時期、観光バスはじめ 多くの観光のお客さまは、滝桜周辺を見てお帰り 
平均滞在時間は1時間  その一割でも町中に

世界的に活躍する日本を代表する建築家や照明デザイナー(美人に見える工夫)、写真家などが長期間のプロジェクトに参加
きれいに整備され街並、一方昔懐かしい町並みの面影が残る

単に歴史や文化が感じられるというだけでなく、生活のにおいがする魅力的な小さな城下町
地元の人々が居住し生活する場であり、近郷近在よりの買物のお客さまが出入りする場であり、さらに近年は 春、桜の時期だけではなく四季を通じて観光のお客様が訪れる魅力的な城下町でもあります。

これは、城下だけではなく、それぞれの地区に様々な魅力がある

各神社の祭礼(郊外11月3日)「三春盆踊り」、だるま市、お城山まつり 秋まつり
様々なイベント 今を生きる私たちの生躍動する活観 

城下の道は、城下町のなごりで、道路は狭くて複雑であるため、生活に不便な点もありますが、御城坂 北町の坂や桜谷、天狗谷、谷間が多く、道が狭いことがかえってこの街の魅力を高めています。
北国の小さな城下町三春は、城下にこそ魅力があると思います。

城下の隅々を歩く 裏道の路地をぬけ、桜川や裏道の小さな公園にあるベンチでくつろぐ。
また、郊外では、稲穂 田園風景や道端の地蔵さんや石碑で心が和む、そして地元の人々とのふれあうなかに本当の魅力を発見します。 
城下 街中 地蔵・石碑は立てられなかった

来月初めには、三春ウォーク 

三春は大型バスで来るような大規模な観光地ではなく、歩いて楽しむまちであり、駐車場に車をとめて、まちの中を歩きまわってはじめてその魅力を肌で感じ、十分に味わうことができる小さな城下町です。

伝えたいこと

冒頭の地元・出身地を背負って 日本人の社長の皆さん
初めての人は、三春をその人をフィルターとして見ます。

課題としては、今の子供たちは自己の肯定がすくない 自分の生き方 仕事 家庭 趣味サークル 自信を持つ

地元を見る=足元~自分自身
掌に人の字 下を見る 足元が目に入る

どこに行ってもどんな状況でも、自分自身を見失わない 足元

どこから来た 「はい、三春です」 胸を張って 

最後に、これから家内と着物でお洒落して歌舞伎を見に行きます。

結婚二十年たってもお洒落してデートできるような家庭を作ってください。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂


| ryuichi | 05:37 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |