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三春物語55番 三春藩主菩提寺の「除夜の鐘」
大晦日、一年最後の締めくくりの日です。
北国の小さな城下町三春の、田村大元神社、三春大神宮の元旦祭、
そして八雲神社の七福神舞が除夜の鐘とともに挙行されます。
三春藩主菩提寺 龍隠院の除夜の鐘が響き渡り、同じく藩主菩提寺 高乾院の甘酒振る舞い、
そして真照寺、福聚寺など各寺院の元旦法要など、城下町三春は新年を祝います。

新年を迎える、各地のさまざまな風習の中に、その一年の反省と明くる年への願いがこめられています。
大晦日は別名除日(じょじつ)といい、その夜なので「除夜」といいます。
 古来より、日本には、ご先祖様はお盆と正月に家に戻ってこられるという信仰があり、大晦日の夜がご先祖様の到着する時とされていました。そのため、この日だけは夜を明かして宴を催すなど、早く寝ないで過ごす風習が生れたようです。
 このように特別な意味合いを持つ除夜には、寺社への参詣もいつも以上にご利益があると考えられるようになったのでしょう。 
除夜に年をまたいでお参りをすることで二年分のご利益を得るという 「二年参り」 といった風習が各地で見られるようになり、現在では、除夜のお参りと初詣を兼ねるようになっています。
 本日は、除夜会という法要を営み、場所を鐘楼に移して読経が始まります。
そして、いよいよ除夜の鐘になります。除夜の鐘を撞くタイミングは、大晦日のうちに撞き始めるところもあれば、新年を迎えてからというところもあり、厳密な決まりは無いようです。
 除夜の鐘の回数は百八回とされますが、これは百八煩悩といって人間の持つ煩悩の数とされます。かつては毎日朝夕二回、百八回も鐘を撞いていたといいますが、現在では年に一回に。 大晦日の夜、鐘を一回撞くたびに煩悩が一つずつ清められる中で、一年を反省し、心新たに新年を迎えるというわけです。
  除夜の鐘を聞くと、人間の煩悩とは金銭欲や性欲だけが煩悩ではなく、 私たちが日常起こす様々な感情が煩悩の源であることに気づかせてくれます。
 大晦日に食べるものといえば年越しそば。年越しそばの習慣は江戸時代中期が起源。そばの麺のごとく長生きができるように、家運がのびるように、などの願いがこめられています。逆に細くて切れやすいことから、一年の苦労や厄災を年内に断ち切ってしまおうというという説もあります。

蒼龍謹白   合掌


| ryuichi | 07:29 | comments (0) | trackback (x) | 三春城下荒町::秋田山龍穏院 |
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