2017-03-05 Sun
先の塵壺で、江戸末期の安政の頃にあったという並松末の大砲場での三春藩士熊田嘉膳(くまだかぜん)淑軒指揮、町田貢指令による大筒(大砲)試射を記載させていただきました。
この砲弾は、当店の東、弓町のどんづまりにある庚申坂弓町新地遊郭跡の奥の畑から出土したものです。
当店の東。弓町奥にある庚申坂弓町新地遊郭跡は幕末の頃には、三春藩鉄砲操練所があり、熊田嘉膳指揮の元、町田貢が主となって製造した鉄砲の試射をしていたと伝わっています。
この頃、先の塵壺に記載した並松の大砲場にて大砲の発砲訓練をしますが、その前にこの操練所にて試射した時の弾丸ではないかと考えています。
錆や土に紛れていますが、よく見ると歴史書や博物館にある幕末に砲弾に似ていますね。
早速店に飾ってみました。
ずっしりとして歴史の重みを感じます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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