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耳鳴りの彼方へ 5
                          平成16.10.15
平成16年度秋季検閲式・消防ふれあいデイのレポート提出を受けての提言上申
                      三春分団副分団長 髙橋龍一

 最近、分団長会議の添付資料にされないのを残念に思いながら、その背景に団本部による各分団への教育的指導の充実があるものと安心しています。そして今回は、分団長会議の添付資料のなることを期待しつつ上申します。
まず、反省点としては、1.時期的な問題。2.検閲式という名称へのこだわり。3.規律ある消防団らしからぬ実質的な規律の乱れ。等が挙げられよう。先の提言書にも言及しましたが、本気で盛大に住民参加型の消防団行事の遂行を目指しているならば、この問題を解決してはじめて成立するのではないか。
 評価できる点については、1.形はどうあれ自主防災会の参加。2.赤十字奉仕団の参加。3.ふれあいデイ各種種目の解説と誘導。4.沢石後援隊と椀用ポンプ披露等が特筆すべき事柄だろう。
 反省点を主体に、消防団の本来の目的、検閲式の意義を再確認しながら、提言を上申するものとする。

1.時期的な問題
 ・先の提言書にも書したが、「有事対応能力の高い消防団を目指す組織づくり」の延長線上で、消防団行事の夏季集中化のなかで、春季検閲と秋季検閲式の時間的距離が少ないのではないか?また、三春分団に於いては、次週に三春大神宮祭礼を控え、寄付集め・練習・打ち合わせ・花車・神輿作成等の祭礼準備におわれ、一般的にはお彼岸の仏事が絡み、誰がどう考えても時期的に無理があった。

       2.検閲式という名称へのこだわり
 ・住民参加型の消防ふれあいデイ開催で、一般の住民と消防団員のふれあいを通じて、消防団への更なる理解と協力を請い、次世代を担う子供たちに消防と無火災を認識してもらう明確な意思の提示なのか、検閲式におまけでふれあいデイと称して子供だましがしたいのか、その意図が不鮮明ではないか?
・ 時間の調整だけで、大隊編成など、通常点検など実施されていては、先の消防団幹部研修で、規律の意味、幹部の心得、等消防団における規律が実践の有事を想定しての身のあるものだとの再確認が確立したはずだが、またもとの不透明な規律にもどすような愚行であろう。

      3.規律ある三春町消防団らしからぬ規律の乱れ
・ 前週の予習訓練などを見ていても、三春分団は、ポンプ運用はいつものポンプ整備の延長で予習出場でしたが、各分団とも当日の失敗を恐れてか、臆病すぎる予習内容であるし、火災防御訓練にも係わらず、外皮未装着の分団があり、「卵が先か、ひよこが先か」本末転倒ではないか。
・ 当日、終日禁煙を言い渡されていたが、各分団まちまちで統一がなされていなかった。これこそ、規律の乱れであろう。また、来賓用の喫煙場所だろうが、団本部の喫煙が見受けられとの報告を受け、「上官の規律の乱れが、部下の乱れ」を感じる。
・ 一連の火災防御訓練時の会場入り口付近に屯しろしている分団員が、緊急車両侵入に邪魔になっていたが、各分団とも、部長会・各部幹部会を開き本「ふれあいデイ」の内容を伝達そして周知徹底のうえで熟知していたかが問われよう。

評価すべき項目
1. 自主防災会の参加
・ 中妻・中郷自主防災会も皆様の参加は、自主防災会の意識付けという意味においては大変有意義だったと思う、また、各自主防災会の方々に置かれましても、昔取った杵柄で、改めて自分も昔消防団に携わっていたという誇りが漲っていたように思われる。
・ いまだ、不審火が払拭されていない両地区の自主防災会の皆様と消防団が協力できる組織の構築を望む。
・ 談話室での反省会に、各自主防災会の皆様に出席いただければ、なお結構だったのだが。
・ 火災防御の項目での、農業用の噴霧器での消火作業があったが、実際の林野火災などでは、事故防止のため、初期消火以外は出場不可を伝達していただきたい。

2. 赤十字奉仕団の参加
・ 朝からの「炊き出し」には感謝申し上げる。
・ 自主防災会の要との言える、「炊き出し」をもう少し、各区長に認識していただけるよう方策を講じたい。(各自主防災会持ち回り)

3. ふれあいデイ各種項目の解説と誘導
・ これは、ひとえに三春分署人見署員に御礼を申し上げたい。
・ 昨年の反省点が改善されていた項目で、ふれあいデイの各種項目が、来場した一般の方々にもよく理解ができて、訓練の意味合いの説明なども解説していて、とてもよかったと思う。

4. 沢石後援隊と腕用ポンプ披露
・ 先の沢石建物火災の時にその実力が発揮されていましたが、沢石地区の自主防災会と後援隊の団結力には、われわれ現役消防団員は頭が下がる思いがいたします。

総括として
1. 春季・秋季問わず、検閲式での閲団・大隊編成・通常点検までの簡略化(所要時間約30分)を実現し、団員の労力軽減を図っていただきたい。
・ 現行午前8時整列完了を、午前10時整列完了とし、お昼終了を目安とす。
・ 各種表彰式の「出初・幹部交礼会」や「辞令交付式」への移行。
2. 上記の簡略化達成後、春季なら「水出し消防操法」一斉披露の開催。また、秋季には、消防ふれあいデイの内容の充実を図るべきではないか。結局中途半端はいけません。
3. 検閲式の簡略化、簡素化の変わりに、「有事現場対応能力の高い消防団」を目指すべく、各分団・方面隊(南北3分団)・消防団全体による火災防御中継訓練の実施頻度ならびに内容充実を奨励すべきである。
4. 先にも述べましたが、大隊編成やポンプ操法を含む一連の規律の意味を、有事現場対応時配役の擬似・抽象化との位置づけと定義しているのであれば、昨今の有事現場においてその定義は崩れつつあり、その対応策の構築が急務と考えるが、その是正の原点に、消防団の存在意義を再考し、有事対応能力の再認識という観点から、団(年1回)・方面隊(年2回)・分団(年2回)そして各部(月2回)ごとの定期火災防御訓練が必要なのではないか。
5. 検閲式での現大隊編成を改編し、第一大隊、第二大隊、第三大隊の3大隊編成を実現して組織力の充実を図り、実質的な訓練を通して、消防団の意義を確立すべきであろう。また、消防団は、縦社会といわれるが、虚栄や体裁という贅肉をそぎ落とし、その階級に見合った消防見識・認識を養い、そして団員減少の現実の中で、方面隊的要素の強い南北3分団の連携強化を図り、少数精鋭にて有事現場対応可能な、誇りある消防団を目指すべきだろう。
6. 団幹部甲種正装礼服の取り扱い注意。
7. 他市町村の消防団員から「三春は検閲が年1回でいいない」とお褒めの言葉をいただきます。この言葉が示すように、近隣の市町村消防団の団員から我が三春町消防団は羨望の眼差しでその挙動が注目そして期待されています。その背景には、現場での三春町消防団の活躍があると考えています。


| ryuichi | 06:56 | comments (x) | trackback (x) | 「戦陣藻」心苦雑記 |