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耳鳴りの彼方へ 4
 平成17年度三春町消防団春季検閲式、消防ふれあいデイレポート提出を受けて
                                H17.6.24 
                          三春分団長 髙橋龍一
 
平成17年度三春町消防団春季検閲式及び秋季検閲式提言に係わるレポート提出を受けて、三春分団長提言書という形で提出したいと思います。
 *春季検閲式について
春季検閲式では、車両大隊長を拝命しその職責に答えるべく、その任務遂行に邁進していたため、閲団及び通常点検の詳細は三春副分団長以下、部長裁量の提言書に委ねます。
 車両大隊に関して言えば、事前準備のときに石井本部分団長に言上した、車両分列行進時の車両長のステップ乗車による挙手敬礼ですが、当日車両大隊長としての練習後の訓示の中で、通常の消防活動でのステップ乗車は禁止、検閲式は車両形態の変化と複雑化の中で車両中央への乗車が困難(幌を外すのは容易ではない)の為、特例としてステップ乗車での挙手を容認するとし、車両員各分団には指令しました。また、その際安全上の注意点として、車両後部のステップバーを握る左手の白手袋は外し、スピードは時速6キロ以下(駆け足程度のスピード)を指示し、今検閲式での車両分列行進は、各分団の車両整列形態の見直し(各分団本部車両を分団車両分隊長車両として先行し、車両長の挙手が点検者に見えるように左右の並走を変則化)も含めてスムーズな行進ができたと、自画自賛しているところです。
 更に言うなれば、今後の車両大隊長の為にも、シナリオの見直しを図ったほうが良いのではないかと考えます。
 
 *検閲式来訪者の増加について三春分団所見
 今検閲式は、三春分団新野副分団長初めての検閲式ということで、新任の新野副分団長の晴れ姿を激励の意味も込めて一目見ようと、三春分団の分団長OBとして、中町の岩崎・橋本両三春分団後見さんが、何年ぶりだろうと照れながら、むらさき会のはっぴ姿で来場し、閲団や通常点検のでは、優しさの中にも厳しい指摘などがあり、三春分団としては何時になく緊張する検閲式だったと思います。
 さらにお気づきかと思いますが、三春分団長、副分団長の出身部の新町・中町後見会は11名全員がはっぴ姿で来場し、また三春分団独自の副分団長選出方法の中で正副分団長の選出に最後まで携わった後見さんの姿の多数見られて、私たち正副分団長としては大変心強いものがあります。
 さらには、分団問わず、団員の奥さんや子供、父兄そして彼女等の来場が目立ち、団長推進の「風通しの良い消防」、「出前消防」の成果、そして何より「火消し」としての三春町消防団への期待の高さとの認知度が伺えます。

*秋季検閲式消防ふれあいデイについて
 詳細については、三春分団各部長へ、業者屋や事務局への丸投げではなく、昨年度の秋季検閲式や、今春季検閲式での来場者を視野に入れて、「自分たちで何ができる」ではなく「自分たちは、何がしたいか」を念頭に手作りのイベント骨子作成を示唆しましたので、別紙の副分団長以下各部長らの提言に委ねます。
 私からは、基本的な方向性として、検閲式とふれあいデイのどちらに重点を置くか、また、来場者の客層をどこに設定するか、そして一番重要なことは、客層設定での時期的な問題を踏まえて、消防団として「何がしたいのか」ここを明確にして秋季検閲式の骨子立案に参画したいと考えます。

・ 「来店型消防体験」の実施
昨年度秋季検閲式の内容に、体験型をもう一歩前進させ、三春分団所有のポンプ車に装備されている放水銃を活用しての放水体験を入れたいと思います。
 町内の小中学校に、体験参加を呼びかけ、「出前消防」の延長として「来店型消防体験」の実施と位置づけてもいいのではないかと考えます。
 昨年度の自主防災会との連携は、町営グランドとの場所の兼ね合いで、実質的な活動の制限(地理的制約で自主防災会の主要構成員である各組長さんの参加が無理)のため、その趣旨からは逸脱した物となったように感じました。
 
・秋季検閲式開催場所の各地区巡回制について
現在各々の分団が抱えている問題として、団員の減少・幽霊団員の増加があります。そして自主防災組織の再構築もあります。この二つの問題の中で共通の主要要因に「住民の地域離れ」があると考えます。
住民の地域離れの抑止と、そして消防団を含む地域防災の相互理解増進のためにも、地域住民と一体化した作業が必要不可欠と思いますが、その作業の一環として「消防ふれあいデイ」が最適なのではないかと考えます。
これは、開催場所が貝山にある町営グランドという地理的制約から、来場者が限られていると考えます。「出前消防」で小学校に出向く感覚で、ふれあいデイを前面に押し出し、各地区を廻って相互理解の場として設定すべきと考えます。
さらに、その郭となる自主防災会との連携を踏まえたうえで、秋季検閲式を消防ふれあいデイ一本の名称に一元化して、開催場所の各地区巡回制導入を提案し、住宅密集度や新興住宅地とその増加対応として岩江地区(岩江小学校か中学校グランドでの開催)を推薦します。
分団の人員減少幽霊団員の増加の要因として地域との離反(新興住宅地の問題)が含まれていると考えます。各々の分団でその融和には努力しているところではありますが、手遅れになる前に三春町消防団として手立てを画策してしなくてはなりません。
 
・開催期日について
時期(期日)ですが、先の提言書にも書したが、「有事対応能力の高い消防団を目指す組織づくり」の延長線上で、消防団行事の夏季集中化のなかで、春季検閲と秋季検閲式の時間的距離が少ないのではないか?また、三春分団に於いては、次週に三春大神宮祭礼を控えて、祭礼の主要構成員である三春分団員は、寄付集め・練習・打ち合わせ・花車・神輿作成等の祭礼準備におわれ、一般的にはお彼岸の仏事が絡み、検閲式の準備も含めて時間と時期的に無理があったのは事実です。

・ラッパ隊について
別紙参照の事

*今後の三春町消防団進行方向の模索について

1. 消防車両並びに、消防ポンプの更新時における実状に合った配備考察。
 各分団へ消防車両(ポンプ車含む)及び小型ポンプの更新を行っているが、その配備順位の選考の中で、車両配備一覧表の数字上の事務的順位ではなく、団本部として各分団の現況(使用頻度を含めた)を十分に把握した上で有効且つ効率的な配備をお願いしたい。
 車両配備一覧表における、数字上の今年度配備順位予定の中で、消防積載車は沢石分団第一部へ、また小型ポンプは要田分団第一部となっていますが、沢石分団では平成12年度定数を含めた条例改正の中で防災センターを立ち上げ、分団の拠点活動の構築により、新時代に即した効率的な消防活動を展開しています。
その中で、本年度消防車両更新計画の中で、沢石分団該当車両の更新が説に必要なのかは疑問である。防災センター方式により各部が、独立した屯所での活動ではなく、センターを拠点として火防督励等の消防活動に使用し、車両についても同様の体系が採られており、現状での使用頻度は低レベル化しています。したがって該当沢石車両の更新が遅れても支障はない現状を考えると、使用頻度の高い三春分団第七部(常時12名出動可能、配備年式については別紙参照)への配備が妥当なのではないかと考える。
また、小型ポンプについては、消防ポンプ配備一覧表の数字上の更新計画で要田分団第一部として計画しているところであるが、要田第一部管理消防ポンプで、同じく平成12年度定数を含めた条例改正で削減された要田第4部車両及び小型ポンプを所有しています。
この旧要田第4部車両及び小型ポンプは、現在は予備としてほとんど消防活動に使用されることなく保管されていますが、この小型ポンプはまだ年式も新しく、本年度更新を予定されている要田第一部小型ポンプと交換して使用すれば十分使用可能で、これもまた使用頻度と年式を考えれば、御木沢分団第2部の小型ポンプが最優先されるべきでしょう。
上記の提言の中で、一番主題とする事柄は、消防資機材の配備更新については、事務局一任ではなく消防団本部並びに分団長会議で、使用頻度、予備資機材の是正など各分団の実状を十分考慮のうえ、十分に検討して策定すべきであるということである。

2. 出動手当ての支給項目の是正。
 十分な説明もなく策定された本年度の出動手当て支給項目のなかで、事務的に団主催と分団主催で色分けされているが、分団主催によるポンプ運用火災防御中継訓練の削除の意味するところが納得いきません。我々三春町消防団は、「災害現場対応能力高い消防団」を目指す中で火災防御訓練は必要不可欠であると考えます。その現状の中でその火災防御訓練さへ実施しない、いや実施できない分団もあることは事実です。
この現実を踏まえた中で分団主催のポンプ運用火災防御中継訓練への出動手当て支給停止とは、分団主催ポンプ運用火災防御中継訓練はしなくてもいいよといっているに等しく、とても災害現場対応能力高い消防団を目指すために同じ方向を向いての消防団活動はできかねます。また、有事現場での安全管理上不安で仕方がありません。
 確かに、当三春分団では各部との定例のポンプ整備には、部単独や複数の部で毎回安全管理を含め、災害時における様々な状況を想定して、分団管轄内外でポンプ運用による火災防御訓練を実施して、防御戦略を含めた火災防御技能向上に努めていますが、他分団ではどうでしょうか?
 出動手当ての支給というのは、ある意味団本部の公認的な意味合いが含まれていると認識していますが、上記の現状の中で、分団主催ポンプ運用火災防御中継訓練の分団主催ポンプ運用火災防御中継訓練停止というのは、将来的に三春町消防団の資質の低下を招きかねないと考えます。
 また、この項目についても財政縮小方向に向いている三春町の実数は知りませんが、事務局一任ではなく三春町の防災を司る消防団幹部として我々はその核なる部分にも関与しなくてはならないと思う。

3. 三春町消防団費の現況把握。
 この項目についても、上記の項目の趣旨の中核とする部分であるが、現在三春町が有する消防費の実数を我々三春町消防団の幹部として掌握し、その収支の細部まで消防団幹部として関与すべきと考える。

4. 団本部及び町防災担当の実質的な各分団の現況把握。
 先に提出した、防犯協会の総会資料及び各分団の総会資料を参考にしながら、各分団の実状を分団幹部として、実状や実態を相互共通の認識として確認しあい各々の分団が抱えている定数や地域性、そして考え方をも含めた方向性を。議論を重ねた中で理解しあい、同じ三春町消防団として同じ方向を向けるように足並みをそろえなければならない時期に来ていると考える。
 また、少し掘り下げて有事出場頻度実数を災害出動手当て請求から割り出し可能ではないだろうか?その指数を割り出し、団本部はじめ我々分団長は、三春町消防団幹部として、冷静にその事実を現実として認識し、さらには団本部はじめ分団長間で実情を把握して、毅然とした指令の中で資機材の配置転換をすべきと考えます。さらにはそれが可能な「実質的な風通しのよい消防組織」を構築すべきではないでしょうか?

5. 分団内に於ける資機材配置の再考。
 この項目は、上記1の主題を、分団としての対応策を提言するものでありますが、予備のポンプの分団内配置転換や、上記4の延長線上で相互理解のうえで成り立つであろう消防資機材の有効的且つ効率的な配備を構築するを主題とするものである。
 消防車両(ポンプ車)配置の中で、消防ポンプ車と積載車の配備予算形態の違いは周知のことではあるが、現状の中でポンプ車に固執せず、小型動力ポンプ付積載車の配備を検討してもいいのではないか?消防ポンプ車も小型動力ポンプ付積載車も性能的には違いはあるが、消防ポンプを、その分団の実状の中で無理に維持しなくても、小型動力ポンプ付積載車で十分間に事足りる実状は、周知の通りです。
要は消防資機材の三春町消防団として有効且つ効率的な活用方法を構築してもいいのではないか?また、その時期に来ていると考える。

6. 総括として
 1~5の項目で共通して取り上げている主題としては、効率化の追求にあります。これは消防団機構のみならず、自治防災グループの仕事軽減もその一つと考えます。
 三春町行政改革機構の一環として担当制の弊害排除を目的として創設されたグループ制の導入により、グループ構成員の職務は多様化しその職務内容は膨大な量になっていると考えられます。その現状を踏まえた中で、何でもかんでも事務局に任せるのではなく、我々消防団幹部としては、その自己責任においてグループ職員の膨大な仕事量の軽減に努めるべく、消防団業務の事務的な部分の一役を担い現状にあった消防団組織の構築を模索して
いくべきではないかと考えます。

・ 添付資料について
1、 三春分団各部からの提言書
2、 消防車両配備詳細一覧表
3、 ラッパ隊に係わる提言書
4、 要約版 消防団公務災害防止等に関する研究報告書
 三春町消防団で殉職団員の有する三春分団長として、災害現場の危険性と安全管理を訴え続ける為に。(防火刺子・外皮に拘る理由として)
5、 火災防御消火訓練の手順


| ryuichi | 07:01 | comments (x) | trackback (x) | 「戦陣藻」心苦雑記 |