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 「鴛鴦(おしどり)」 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)著 「怪談」より



夏はやはり怪談です。


お盆の十五日に郡山文化センターに稲川淳二さんやってきます。





前から3列目をゲットしました!


息子と二人で観に行きますが、稲川さんのミステリーツアーへの参加も9年目となりました。



仲睦ましい夫婦のことを、「鴛鴦(おしどり)夫婦」などと言い表すことがあります。

日本各地には古より、この鴛(おしどり)の夫婦をもとにした昔話がありました。


この夫婦愛の物語を明治初期に「怪談」としてまとめ上げた作家がいます。

ご存知、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)です。

雄(オス)のおしどりを殺した猟師が、雌(メス)のおしどりに祟られるという内容にまとめられた「鴛」

小泉八雲が選んだ物語の舞台は、なんと、ここ田村地方赤沼(現郡山市中田町赤沼)です。




さて、その赤沼にまつわる話「鴛」・・・


There was a falconer and hunter, named Sonjo, who lived in the district called Tamurano-Go, of the province of Mutsu.
で始まる物語・・・・
孫允(そん じょう)という猟師は、不猟のため悄然と帰路についていました。赤沼という場所に差し掛かると、一つがいのおしどりが泳いでいました。

二羽とも仕留めるつもりで発砲したのですが、メスのおしどりは逃してしまいました。

 その夜のことでした。メスのおしどりが、恨めしそうに夢枕に立ったのです・・・・。

あくる日、赤沼に行きますと、昨日取り逃したメスのおしどりが泳いでいました。

漁師の姿を目にすると、そのおしどりは自らの体をくちばしで切り付け亡くなります・・・・




赤沼では私も不思議な体験をしたことがあります。

学生の頃、真夏の夜に猪苗代湖や駅前などバイクを乗り回し真夜中になって、同乗の友人宅に泊めてもらおうと磐城守山の山中に向う途中、駅前から水門町、蒲倉経由で荒井に抜けて、その赤沼の旧道に入り込んでしまいました。

旧道は大滝根の川沿いをうねるように進む昼なお暗い田舎道です。
昼間には何回も通っていた道です。

蒲倉からの入り口には古いお墓が並んでいることも知っていました。

また、途中には古い石碑やお地蔵さんもあります。






まして夜中など街灯があるわけでもなく、農家が点在しているとても寂しい場所でした。

寂しい場所とは知っていましたが、友人と一緒だし近道なので真夜中でしたが気にもせずに通行しました。

途中にあるお寺さんの付近まで来たときに後方から来るバイクのヘッドライトに気付きました。

「これは、さっきまで一緒に走っていた友人かだなぁ~」

「きっと家にも帰れずに俺たちの泊まるところへ転がり込もうという魂胆だなぁ!」とスピードを緩めて追いつくのを待っていました。

すると、後席の友人が何か大声で叫びながら背中を叩いてきます!

「火の玉だ~~!」
「早く逃げろ~~~!」

バックミラーには青白く光る炎が鏡いっぱいに映っているいるではありませんか!
すぐさま加速して逃げようとスピードを上げますが、その火の玉はどんどん真後ろに迫ってきます。

どうにか赤沼の旧道を抜け、大滝根川に掛かる赤沼橋を渡って県道小野・中田線にでると一緒んで消え去ってしまいました。

一体あれは何だったんでしょう?


私が出会った火の玉は、丁度このお話の舞台だったんではないでしょうか?


合掌






NHKBSプレミアム美の壺 8月4日放送は、「小泉八雲 怪談」
番組では、左目を失明していた八雲が「耳なし芳一」に込めたメッセージとは!?「雪女」で描かれた女性像の秘密!なぜ八雲は「怪談」を書いたのか?謎に迫る。・・・




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:13 | comments (x) | trackback (x) | 平成版三春怪奇伝説 |