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浜田紅蓮山観音寺参禅記2017「五観の偈(ごかんのげ)」




今朝は3時起床にて観音禅寺にむかいます。

洗足し本堂の壁(暑いので花頭窓)に向かって後夜・暁天座禅から朝課勤行です。

老師接心では今年の公案ともいうべき「没蹤跡(もつしょうせき)」を御教授頂きました。





また、今回は一人での帰省ということで朝ごはん(小食)を作法に従って食させていただきました。

方丈様はじめ敬信和尚、蔵心和尚に手ほどきをいただきながら、雲水さんの使用する応量器の作法、要領でいただきました。

本来ならお粥と焼塩や漬物だけですが、酢飯を用意していただきました。

着座するところから既に食事儀式は始まっていて、赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)の作法に則り、偈(呪文)をとなえます。

十年くらい前になりますが、観音寺の修行僧平光嶽堂和尚から手ほどきを受けたことを思い出しながら食をいただきました。

・話は一切しない
・背筋を伸ばし、坐禅を組んでいただく
・食器の音を立てない
・食器は必ず両手で持つ
・食べるときに音を立てない
・すすって食べない
・口いっぱいに食べ物を詰め込まない。
・食べ物を残してはいけない
・舌で口囲をなめない。
・皆と食べる早さを合わせる。

などの決まりごとです。





食事の前に禅僧が唱える「五観の偈(ごかんのげ)」
一つには、功の多少を計り、彼の来處を量る。
 
二つには、己が徳行の全缺と忖って供に応ず。
 
三つには、心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす。
 
四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんがためなり。
 
五つには、成道の為の故に今この食を受く。
 
 上分三宝 中分四恩 下及六道 皆同供養 一口為断一切悪 二口為修一切善 三口為度諸衆生 皆共成仏道

 お経は、この食物がどれだけの苦労や手間を労してここにあるのかをよく考えて感謝し、自分が果たしてこの食を得る資格があるのかを省みて、食事に対する貪りや怒り・愚痴(三毒)を捨てて好き嫌いなくいただくこと。
 そして、これは枯れた体を癒す良薬であり、この食を摂ることによって即ち人間として
正しい道を歩むことを誓います、という教えを示しています。

正に、食事そのものが修行だということです。





さらに、一人ということは洗濯も自分でやっています。

改めて女房殿のありがたさに手を合わせた次第です。

合掌

また一つ心が洗われました。

 春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 07:53 | comments (x) | trackback (x) | 石見國浜田曹洞宗紅蓮山観音寺記 |