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浜田紅蓮山観音寺参禅記2017 座禅



島根の家内の郷浜田では毎年朝三時起床です。

三時半、と言っても真っ暗闇の引き締まった空気の中、冷たい水で顔を洗って、徒歩一分という目の前にある観音禅寺に参禅にむかいます。

気付いたら長男が生まれてからですのでかれこれ20年になります。

洗足をして本堂の奥にある火焔窓前で座禅をします。





暁天(キョウテン)坐禅です。

暁天とは夜明け前の空のことで、須弥壇の蝋燭球の仄かな明かりの中、夜の闇に包まれた本堂。

虫の声や出向する船の音以外は無音で、静かに坐って過ごすことが毎朝の楽しみになっています。

この観音寺での数日間の座禅を快適に出来るよう念頭に置いて、一年間生活しているような気がしています。





座禅では次の3つのことを調えることが基本だと方丈様に教えていただいております。

一、調身:身を調える。

一、調息:息を調える。

一、調心:心を調える

禅寺では朝起きてから顔を洗ってお水を備え線香をあげて坐禅をするまで、毎朝同じことを、まっすぐやることが大切だとされています。

坐る時は何も考えない、とは言っても凡人たる私には出来るはずもありません。

一から20までゆっくりと数を数えて雑念を払拭しようと試みています。

しかし、様々な思いや考えが湧いて来て仕方がないので、それぞれの想いをめいいっぱい巡らせ、足や腰が痺れてまいりますので、時には足を組み替えたり伸びをしたり部屋を見渡したりもします。





一年間待ち望んだ一番有意義な時間です。

そして、ゆっくり自分の身体や心と向き合う大切な時間です。

約一時間半ですが暁天坐禅を心ゆくまで堪能しています。

今年は幾分涼しく感じますが、それでも座っているだけでも全身汗でびっしょりです。





次に朝課です。

朝課とは、朝の読経のことで、曹洞宗日課に則り厳粛な雰囲気の中粛々と執り行われます。

お経に間に全身を使った禮拝があり、これがまたいいスクワット運動になります。

それぞれの読経は、御釈迦様から代々続く歴代和尚の名前を唱え、先祖やまわりの有縁無縁の人々、環境全てに感謝回向し、福壽無量を祈願します。





また一つ、心が洗われました。


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、さあ、三春、そして娑婆へ帰還の時間が迫って来ました。

夢のようなひと時でした。

また来年浜田紅蓮山観音寺参禅に来れますよう一年間頑張ります。





春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 11:29 | comments (x) | trackback (x) | 石見國浜田曹洞宗紅蓮山観音寺記 |