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「これからの三春町観光の在り方」 中部大学経営情報学部教授児玉允晴氏講演会 三春町異業種交流会



「これからの三春町観光の在り方」
中部大学経営情報学部教授児玉允晴氏講演会    三春町異業種交流会

三春城下大町の割烹八文字屋の女将さんからご案内をいただきまして、三春町異業種交流会主催の「これからの三春町観光の在り方」中部大学経営情報学部教授の児玉允晴氏の講演会を拝聴しました。


「三春滝桜」一本の観光からの脱却!というテーマでお話していただきました。

・「滝桜は日本三大桜の一つで、春になるとみんな見に来てくれる~」という請けにの搬送だけでは時代に取り残される。

・三春町は歴史ある城下町なので、もっと掘り下げれば観光につながる種はがあるはずですが“井の中の蛙”でアイデアが出ない。

講演会では、上記の事柄を踏まえて「これからの三春町観光の在り方」と題された通りに、三春町そして観光に携わる商工業者が観光ビジネスで成功する秘訣についてユーモアたっぷりなお話を伺うことが出来ました。

私の三春滝桜に関わる観光観に整合する部分がたくさんあり、頭の整理がつきました。

滝桜への観桜の奥客様が三春城下へ来城する比率がある一定に時期より極端に減りました。

三春駅と滝桜を結ぶ滝桜号からバスガイドさんが姿を消したことが原因ではないかと考えています。
乗車していた時期は、ガイドさんが沿線沿いにある寺社仏閣や食事処、そしてお土産処など、さらには秋の紅葉の話などサービス満点の御国訛りでガイドされていました。

また、沿線の停留所でも昇降が可能で、ガイドさんにはずいぶん当店の名物「おたりまんじゅう」をご案内頂きました。

しかし、バスガイドの廃止や新町橋の改修で一時期、城下を避けて八幡町経由で運行したことがありました。
そんなことが重なり、春の桜の時期の城下への観光のお客様が激減したと考えています。

当店などはありがたいことに、上記のような理由や滝桜へのお客様の増減に関係なくご来店いただけるお客様が多く大変ありがたく思っています。

何せ、震災の年の春には、花見自粛ムードの中で花見だんごの注文がすべてキャンセルだったんですが、店頭販売だけでしたが、三春昭進堂始まって以来の売り上げが最高値を記録したぐらいですから・・・





話を戻しましょう・・
まず、自分の町のことしか考えない、古い工業化時代の思考パターンではダメで、お客様中心主義の情報化時代の思考パターンが重要である。
まずは、観光で来る人の身になって考えること、旅行行会社の立場になって考えることが求められる。
旅行会社は観光ルートを売るわけなので、旅行する人(販売先のお客様)に寄り添わないと旅行商品は売れない。


昨年度から開催の「和算算額巡り」や「三春城下寺院数珠巡り」の活用
算額巡りについては、日本全国の数学科のある大学へオファーをかける。
学生のゼミや卒業旅行の誘致

「数珠巡り」は御朱印帖の人気に似て非なるもので、もっと売り出してはいかが?
先週、当店にも数珠巡りで三春に来られた約40名の南相馬の方々がご来店!

ウォーキングと御朱印

観光客の非日常のサプライズを 旅行商品として売るのが情報化時代の思考パターンの典型。そのためには、競争相手が多く、時期的に期間が限られる一過性の桜の花だけにとらわれてはいけない。

また、旅行者は三春だけ目指して来るわけではないという観点から、広域観光ルートが重要なので、三春町だけにとらわれてはいけない。

「とんかつ・キャベツ逆転論」の重要性!
三春町(滝桜)がとんかつ(主役)だと思っていては情報化時代に生き残れない。
○○ツアーのついでに、キャベツ(脇役)としての三春町立ち寄りコースの設定だってあり得る。
いわき広域観光や会津広域観光の首都圏向けパンフレットには春は滝桜が主役として明記されるが、食事や宿泊でそれぞれの当該地域をアピールしている。

観光客の関心をパターン分け(テーマ化)して、広域での観光ルートの創出が求められる。
季節ごとの広域観光ルートになるべくたくさん、三春を含めるようにして、旅行会社にルートを提案できるかどうかにかかっている。

先生からの提言1:
提携する旅行会社から得られる下記の情報をどう収集して、実現させてゆくかの活動を行うこと。
(1)町の観光資源化の具体化方法
(2) 旅行テーマの設定方法
(3)旅行会社の既存ツアーへのカスタマイズ方法、動線設計方法
(4)広域に観光資源を見れる中核都市の三春町として、旅行会社に支援できることの、旅行会社別のすり合わせ
(5)カルチャーセンターなどでの、旅行を提案する協力体制の構築
→人気講師への三春町の観光情報の提供など
(6)優先順での 街のインフラの改善要望の情報収集





先生からの提言2
自分本位ではないお客様目線を重視するために、第三者の目の有志者を活用すること。
(三春町を見慣れてしまった在住者ではダメ)
また、この有識者も参加して、三春町からの旅行会社に提案して提携先を発掘する、旅行会社向けの広報のホームページを作ること。

セールストークの中で「当町は!」はやめて"「当地域は!」と言うことが重要!

自らの町や施設の価値や魅力を伝えることは、営業活動として大切なことであるが、旅行会社に営業をするなら「当地域は! 」と言うことが必要である。

旅行会社は、「町や観光施設そのもの(単体)」だけをお客様に販売しているわけではない。
「ツアーコース(旅行行程)」を企画し、それをお客様へ販売している。その中に、町や観光施設を含んでもらえるように提案するのが、旅行会社への営業活動である。

そうなると地域の価値や魅力も伝えることが必要だと気が付く。

例えば、旅行会社が車を売っているとする。
「どんな車を作れば売れるのか!?(ツアーコース)」と悩んでいる旅行会社の元に、ある町や観光施設が、ハンドル(自分の町だけ)を売り込むことになる。

他の競合するところも、やはりハンドルを売り込むが、旅行会社が悩んでいるのは、ハンドルのことではなく、「どんな車を作れば売れるのか!?」ということである。

「車」を「ツアーコース」だとすれば、町や自施設(ハンドル)を売り込むだけでなく、ツアーコースで(車本体)を企画して売り込むことが、営業成果を上げるためのひとつの方法ということである。

例6:
団体予約を受けられない小さな店舗でも団体客を集客する!
こんな要望を聞くことが良くある。
「近所に観光バスが来ていて、団体旅行の観光客がいるんだけど、うちの店は小さくて、とても団体さんには対応できなくて でもせめて店の前を歩くお客さんに入ってもらう方法ってありませんか?」

小さな土産店や飲食店の場合、バス1台、30名~40名の団体客の受け入れが、売場の広さや座席数などの問題で難しいというケースはよくある。

地域には、観光バスが来ていて、団体旅行のお客様が歩いているのに積極的に旅行会社へ営業して、団体集客できる「店舗のキャバ(収容力)が無い」ということである。

そんな場合もあきらめることはなく、集客できる可能性として30名~40名の団体予約を受け入れるのが難しいなら、『フリータイムの団体客』をねらうこと。

その方法のひとつが、『バス車内でのクーポン券の配布』!
お土産プレゼントや割引などの特典を付けたクーポン券を作り、バスツアー当日のバス車内で、そのクーポン券を配ってもらえるように、旅行会社にお願いする。






早速当店独自のアプローチは勿論ですが、関係各位への提案、そして次世代を担う方々への提案をしていこうと思います。



児玉先生ありがとうございました。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:54 | comments (x) | trackback (x) | 菓匠蒼龍刹記::三春昭進堂雑記 |