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司馬遼太郎著小説「峠」 幕末越後長岡藩牧野家 家老河井継之助



このところの大雪と寒波の。
寒いのなんのって・・

その分、春を迎えた時の”ワクワク感”は格別なもので、桜の花がより綺麗に見えますよね。







毎年のことですが、雪の片づけをしていると司馬遼太郎の小説「峠」の一節を思い出します。

幕末の越後長岡藩牧野家の家老河井継之助を描いたその「峠」の中に,

「雪が来る」そして「北国は損だ」という言葉が出てきます。

私も、北国に住む者として、司馬作品の中でも最高の文章表現だと思っている箇所の一つです。

さらに続きます。
・・・・北国では町中こうまで働いても、たかが雪をよけるだけのことであり、それによって一文の得にもならない。
が、この城下のひとびとは、深海の魚がことさらに水圧を感じないように、その自然の圧力のなかでにぎにぎしく生きている。

・・・・(北国の人々は)鈍重で、折れ釘や石ころを呑めといわれればのんでしまう連中だ。のむ前はさすがにつらい。
つい大酒をくらう。大酒で勢いをつけ、唄でもうたって騒ぎ、いざのみこんでしまっては、ぼろぼろ涙をながしている。








これは、長岡だけではなく、北国の城下町に住む方々の独特な感覚でしょう。
正に的を得た表現だと思っています。






兎にも角にも、“雪”とのお付き合いは、北国に住む者の宿命です。
あまり気張らず、気長に付き合いたいと思います。

それにしても、雪の片付けでは、その家固有の性格が出てきますよね・・・

道路に出すのだけはやめてくださいね。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:25 | comments (x) | trackback (x) | 三春昭進堂菓匠蒼龍 髙橋 |