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孫は可愛い!  2023




“民さん”“民さん”と呼ばれる、私の父は今年の夏で満85歳を迎えます。

若いころより、自分は体が弱く長生きはしないと云いながら85です。

膝が痛い、腰が痛いとは言いながらも、いたって元気です。


40年前に母が亡くなってからはしょぼくれていた時期もありましたが、アルバイトに来てくれる方々と馬鹿話をしながら元気を取り戻していました。

たぶん「今が人生で一番楽しいんじゃないの?」と思えるくらいです。

高齢者免許更新手続きの葉書が届きました。

民さんは、葉書を見るたびに年寄り扱いしやがって!と息巻いていますが、85です。

75歳以上の予備検査必要なんです。

毎日、三春駅まで、大学生と高校生の孫たちの送迎、それも登校時間が違うために毎日二往復や、繁忙期での店の配達などの車運転をこなしています。


数年前に、カローラバンを軽自動車に替えたとき、軽自動車をバカにしていましたが、小回りが利くと気に入っていまるようすです。






自動車運転免許証は、昭和26,7年ごろの取得で、三春でも数十人しか保持者がいない頃の取得ですので、自慢の種です。

若い頃などは、療養を兼ねて東京荻窪のおばさんの家に居候をしながら、運送屋で三輪オートトラックの運転手をしていたり、三春へ帰郷後は、当時三春出身の代議士湊哲朗さんの運転手もしていたこともあり選挙の時の遊説や国会議事堂への送迎などしていたようです。


また、祖父との確執から一時郡山に所帯を持ち、タクシーの運転手をしていたこともあり運転には今でも自信があるみたいです。

普段の生活でも、束縛されるのが嫌いなのでしょう、隠居にて自分の身の回りのことなどは、すべて自分でこなし、悠々自適な暮らしを送っています。

しかし、孫は可愛いんでしょうね?

常に食卓の上には電車の時刻表があり、孫の送迎を頭に入れて生活のパターンを組み立てているようです。


とにかくこの孫たちが自慢で仕方がないらしく、友達にはありとあらゆる孫自慢をエンドレスで話しているみたいで、どれだけ孫が可愛いのか・・・・・。

最も、上の孫が幼稚園の頃ですから12年くらい前でしょうか、心筋梗塞をおこして隠居で苦しんでいたところをその孫に発見してもらい、九死に一生を得たということがありました。

以来、孫たちには命の恩人と云わんばかりに、孫中心の暮らしになっています。

しかし、末っ子の孫も、大学進学で現在は新潟です。

失業したなぁ~と言っていましたが、今度は・・・・





出産・子育て・育児休暇を終えた、スタッフの子供を一昨年の秋より約一年半の間、出勤時間は面倒を見てもらいました。

お客様や近所の方々からは本当の曾孫のように可愛がっている様子が微笑ましく映っていたみたいです。






毎日毎日一緒に過ごしてくれました。


この曾孫も、昨年晩秋より保育園に行くようになり、「またまた失業した~」と笑っていました。



あれから5年、満で90歳です。


お疲れさまでした。



御菓子 三春昭進堂 髙橋龍一




| ryuichi | 06:05 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春昭進堂菓匠蒼龍  |