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明徳述誌13番「東大入学式安藤忠雄の祝辞」
東大入学式安藤忠雄の祝辞「親は子を切り離し、子は親を切り離せ」 塵壺211春彼岸号より

建築家の東京大学特別栄誉教授安藤忠雄氏が、昨年の東京大学入学式の祝辞を述べました。
安藤氏は、「自己を確立しない限り独創心は生まれない」と強調し、「自立した個人をつくるため親は子供を切り、子は親から離れてほしい、自立した個人を作るためには親は子を切ってほしい、本当の親子関係をつくるなかで、個人の自立があると考えます。
個人の自立なくして、「独創力」や常識を疑う力はなかなか生まれないのではないでしょうか。」と訴えました。
親の役割は子供がある程度まで成長したら親としての責任は果たしたのだから、子供の生き方にいちいち干渉しないことが大切だと思います。
一律に何歳になったら親の責任が終わったのだとは言えませんが、それ以降は子供がしてはいけないことをしようとしているとか、本当に危険なことをしようとしているときに忠告してやればいいと思います。
いままでの親の生き方や考え方を話してやるだけでいいと思います。
決して親の考え方を子供に押しつけないことです。選ぶのは子供ですから。
そういう子供に限って自分が親の被害者だということに気がつきもしなければ、親も子供を不幸にしているという意識がまったくないということに気がつかないということが、皮肉と言えばこれ以上の皮肉はないと思います。
 世相を見ていると、親子問題の原因の多くが、子供が親離れしないのではなく、親が子離れできないために起きているように感ずるのは私一人でしょうか。
 親と子供とはまったく別の人格であり、育った時代や環境も違うのですから、子供をいつまでも親の自己満足の道具と考えることにいまの親子問題の根本的な原因があるのではないかと思います。
 子供が冒険に出発しようとしているときに、親が社会常識に捕らわれて「危ないから止めなさい」と言うのは、子供の精神的な自立を潰すことになます。
でも親はこのことに気がついていないことが多いのではないでしょうか。
子供を守るという理由でもって、もっと大切なものを子供から取りあげているといったら言い過ぎでしょうか。
親は子供がなにをしでかすかが心配のあまり、子供の自立心という最も大切なものが育つ芽をつみ取っているのだとしたら、親は子供になんと言って謝ればいいのか。
自立心を育てる機会は二度とこないのです。
 今、親に求められているのは子供を放任するのではなく、自由にさせる勇気ではないか、そして子供を信頼して依存心の少ない自立心に富んだ子供を育てれることが親の役目ではないでしょうか。
親の価値観だけで子供を押さえつければ押さえつけるほど、子供は反抗するものです。この意味で子供の反抗は、親の子供へのしつけが子供の気持ちをあまりにも無視したものであることを示しているように感じます。
蒼龍謹白    合掌






| ryuichi | 20:46 | comments (0) | trackback (x) | |
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