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三春城下新町 真照寺下“幻の霊鉱泉 不動温泉”


  

三春城下新町 真照寺下“幻の霊鉱泉 不動温泉” (再)


三春城下新町にある古刹、藩主祈願所真照寺下に昭和初期から戦後まであった“幻の霊鉱泉 不動温泉”をつたえる昭和二年十一月十三日付の福島毎日新聞(現福島民報社)です。

新聞も、山サン渡邊商店さまから発見されたものです。








昭和14年4月の花まつり稚児行列での当店南側の旧セリ市場付近で撮られた写真です.

よく見ると写真右上に木造3階造りの不動温泉の建物が映っています。







郡山市ビックiにある昭和30年代の郡山駅前を再現したのジオラマにある「越後屋旅館」(もしかしたら木村屋旅館かな?)です。


旧不動温泉の三階楼建物を昭和25年ごろ移築。

一層と二層目の屋根の形状が、改築されている様子が見えます。

記事によると、






真照寺の奥ノ院参道に老杉が列なり、昼尚暗い谷間から湧出する薄茶色の天然温鉱泉が湧き出ていた。

昔この鉱泉の傍に掘った井戸の水が不治の難症に適するというもので、諸方より参詣が絶えなかった。


時の三春藩主秋田候も難症に悩んだ為一週間参籠してこの霊鉱泉で沐浴し満願の日に完治したと言い伝えられていた。






ビックiのジオラマ。


場所は旧丸井と旧寿泉堂病院の間付近でした。尚、手前の建物は郡山駅です。


時代は下って昭和初期。

この話を聞いた庚申坂新地、娼館島村楼主人飯村政太郎氏は、福島県衛生試験場で成分試験を依頼したところ難病を治癒するに足りる成分が含まれることを発見し試験証明を交付された。

さらに、その適応症について大原病院皮膚科長にして物理学の権威である坂本医学博士に研究を依頼し、婦人病、胃腸症、中風症、リウマチ、神経痛等の難症の治癒し得ることが証明されたので、飯村氏は当時珍しい木造三階楼の湯屋を開業するに至った。

このことを聞き伝えて諸方から入浴者が続々と押しかけ同温泉は非常な賑わいを見せていると伝えています。






不動温泉という名前は真照寺のご本尊の不動明王からとったものです。







昭和八年生まれの父も、この三階楼の湯屋のことは幼い心ながらうっすら覚えていて、物心ついた時には廃業していて、飯村のじいさん一人が住んでいて、一階以外はすべて雨戸が締め切ってあり、渡り廊下の先にある元の浴場は開け放たれていて、時折爺さんの留守を見計らっては探検気分でなかを探索していたそうです。








旧セリ市場での花まつり稚児行列の全体集合写真(セリ市場東手から真照寺参道方面に向かって撮影された。どこかに幼いころの父が映っています)


戦後になって郡山駅前再開発により、郡山駅前の現寿泉堂手前の三角地帯に移築し昭和40年代まで「越後屋?」という屋号で旅館をしていたそうです。




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 05:01 | comments (x) | trackback (x) | 三春藩主祈願所 真照寺 |