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塵壺341号「船引小学校親子学習 三春昭進堂和菓子講習会」 令和元年師走発行




塵壺341号「船引小学校親子学習 三春昭進堂和菓子講習会」 令和元年師走発行


   船引小学校親子学習 三春昭進堂和菓子講習会
東京オリンピックを来年に控え、「お・も・て・な・し」に代表される日本文化がますます世界から注目を浴びています。
日本の食文化・特に和食が外国からのお客さんをおもてなしする機運が盛り上がりを見せて、和菓子の観点から見ますと「わびさび」「日本人の心」として「茶道」と共に和菓子にも期待が寄せられています。

今の茶道は、正に日本のおもてなしの心を、自然に表現できるようお稽古で研鑽する道で、履物の脱ぎ方からおじぎの仕方、座り方、歩き方、折り目正しい形や動きを通じ、茶道の基本的な作法を習得することを本義とし、茶人として日常生活の中でも総ての事柄に於いて「一期一会」と心得て、他者への思いやり・おもてなしの心を養って、心と姿勢を一つにすることを学びます。

現在、茶道会では子供茶道教室などを通じて、子供たち自身が今日的な視点から日本の伝統や文化をとらえ直し、日本のすばらしさを誇りに思うと同時に、世界の中で日本人としてよりよく生きていくために、何をどのように生かしていくかについて、一つのヒントとしてぜひ子どもたちへ伝えていきたいと考えていると伺っています。







先日、田村市立船引小学校第5学年の児童・父兄合わせて218 名の親子活動で「上生菓子(煉りきり餡)造り」を実施したいということで依頼があり、茶道には欠かせない上生菓子の講習で「おもてなし」の気持ちを少しでもお伝えできればという想いから、講師をお引き受けました。

今回は、親子で2品。しかも、ちょっと技術が必要な煉りきり餡を三重で包餡して菊花に成形、その上に薄く流した抹茶羊羹の葉っぱを飾るという作業を提案させていただきました。
白あんで炊き上げた煉りきりに求肥で繋ぎを取った白、ピンク、そして、中こし餡の三種類を包餡し、箸や楊枝で花びらを造り、黄色で花弁、そして、抹茶の羊羹で葉っぱを付ける・・・・学年委員長さん、学年主任の先生の采配で、早速お菓子造り開始です。






それぞれ工夫を凝らしながら、上生菓子を造っていきます。

お茶会での菓子の食べ方を伝授し、ご自身で造られた練り切り上生菓子の実食です。自分で造った上生菓子の味はいかがだったでしょうか?
最後に、代表の児童たちによる和菓子造り体験の感想を発表、そして私たちへ御礼の言葉をいただきました。

 当店では通常は上生菓子を販売していませんが、「上生菓子が美味しかったので買いに来ました!」「孫に頼まれた!」と、この上生菓子造りに参加された児童、親御さん、そして、祖父母さまにご来店いただきますと、当日、親子で美味しそうに頬張っている姿を思い起こして少しはお役に立てたかなあと安堵した次第です。





また、手前どもも大勢の方々へ煉りきり餡による生菓子造り講習への対応など、貴重な機会を与えていただきましたこと心より感謝を申し上げます。


和菓子には、古来より日本人が大切にしてきたものが盛り込まれています。

和菓子を通じて、日本の季節や節目々の行事を体験し、興味を持っていただけたら幸いです。

「まんじゅうでちょっと一服」心も体も暖まり癒されて、「あ~日本人でよかった」と思う日々。






  蒼龍謹白 さすけねぇぞい田村!  拝


| ryuichi | 04:40 | comments (x) | trackback (x) | 「塵壺」 三春昭進堂 |