2020-07-12 Sun
土用”あんころ餅” ~三春昭進堂~
土用の丑の日にはあんころ餅(土用餅)
2020年は夏に土用の丑の日が2回あります。
7月21日(火)を「一の丑」、8月2日を「二の丑」と呼びます。
北国には、厄除け、暑気払いの意味を込め、土用の丑の日にはあんころ餅(土用餅)を食べるという古くからの習わしがあります。
三春昭進堂の土用餅は、7月18日(土)、19日(日)の二日間の販売となります。
「餅」は力餅(力持ち)、そして「小豆(あずき)」には 邪気を祓う力があると言われていますから、土用餅を食べることで、暑気や厄を払い無病息災で過ごせるといわれています。
消化が良く 力がつくお餅を小豆で包んだ 「あんころ餅」は美味しく夏を乗り切る為のお菓子というわけです。
当店の土用餅は、柔らかい口当たりのお餅をなめらかな自家製こし餡で包みこみました。
冷房のない時代に暑さを乗り切るため、様々な知恵を絞ってきたことがうかがえます。
私たちも先人の知恵に倣って、体調には十分注意をし元気に夏を乗り切りたいものです。
あんころ餅 500円税別 1パック’(380グラム) 一口餅(一個30グラム)5個入れ
北海小豆のこし餡からのぞくお餅も愛らしいた土用餅。
古人の知恵にならった暑気払いの素朴なお菓子で、この夏を健やかにお過ごしください。
店頭販売は、一日50パックの数量限定販売です。
数量限定販売ですので、ご予約いただければ幸いです。
あんころ持ちを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
“土用の丑の日”に鰻(うなぎ)を食べる習慣があります。
この理由は諸説ありますが、江戸中期の蘭学者平賀源内が広めたということが伝わっています。
もともと、うなぎの旬は冬です。
或る時の夏、客足が少なくて困っていたうなぎ屋の店主が平賀源内に相談しました。
源内が店先に「本日、土用の丑の日」と書いた貼り紙をしました。
すると、このうなぎ屋が大繁盛したというもので、夏の土用の丑の日は“鰻”を食べて、暑い盛りに精力をつけ、厳しい夏の暑さを乗り切るということが流行って今日に至るということだそうです。
暑い夏を健やかにお過ごしください。
ご自愛くださいますよう。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 04:00 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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