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三春物語19番 「御神明さま」


「神明さま」
三春の民間信仰のひとつに「神明さま」があります。
 お神明さまの人形のひとつは「熊野神明」、もうひとつは「伊勢神明」といい、病気平癒に御利益があり「熊野神明」は女神で丸坊主か頭巾を被った形か、昔の朝鮮の女性の髪のような姿にも見えます。
 霊位憑依のイタコか巫女の持つ呪具、御幣や玉串から発生した形と考えられています。 
お神明さまは、普段は神棚の祠に納めていますが、外に出さないと機嫌が悪く、いつも出たがる神さまとされていて、所謂遊行を好む神さまです。
 現在では、信仰は途絶えていますが、その昔は家にじっとしているのが嫌いだからといってお新明様を持ち歩くと、その人自身が壮快になって疲れが飛んだと伝えられています。

伝承には、神明婆と呼ばれる老婦人が、ふさふさとした「お神明様」を箱に入れて持ち歩き、祈祷するときは両手に御神体を持ち「伊勢神明・・・」などと祭文のような唱えごとをし、肩こりには肩、頭痛には頭をさすってくれたという。
 神明様は本来、家屋敷・家族の息災と繁栄を祈念する神さまですが、時に神明を振り神懸かりをして病気平癒、火伏から肩こり頭痛なども癒し、子供の疳の虫時の祈祷など幅広い信仰を持っています。
また、神明様は気まぐれであるといい、怒りっぽく「祟り神」になるとも云われ、人々は御神明様を持ち歩く人に不調法なことをしてはならないと云われていて、加持祈祷が終わると必ず馳走したと伝わっています。
 また、三春神明様は、法華宗の門徒の家では大切にしてくれないといって決して近寄らなかった。また、すぐ近くにある日蓮宗法華寺にも入らなかったという。
 現在の三春大神宮祭礼でも、田村大元神社と八雲神社の長獅子が隔年交代で先払をつとめていますが、八幡神社の長獅子は出ていないのも、法華寺が八幡町にあり、その門徒が多いので、この辺に長獅子が奉納しない理由があるのかもしれません。





| ryuichi | 16:10 | comments (0) | trackback (x) | 藩社神明社(三春大神宮)::三春大神宮 |
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