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三春物語30番 「第九十三国立銀行」
 

第九十三国立銀行
大町の商工会に、第九十三国立銀行跡の石柱が建っています。
明治十一年の設立された、この銀行は、旧藩時代の借財解消補填の費用捻出のために発行された各種不換紙幣の不履行解消と、旧士族への給料および不払いを解消するため公債の代わりにこの銀行の株券を公債として支給して設立しました。
「旧藩時代借財を払えないから銀行の株券(紙切れ同然の)で勘弁してくれ」ということなのでしょう。
設立の目的として、旧士族の保護救済と三春地方の金融の円滑を図ったとありますが、当時の士族方々は経済にうとく、「士族は、公債証書を受けとると、多くは後のことも考えもなく、楽しみ悦び使い果たした」と記録されています。
 設立に当たっての資本金確保のために、零細株主の士族からの出資だけではなく、旧士族管財人から、不当な旧三春藩官地払い下げで、大儲けした富豪の商人からの出資を募りました。
経営の詳細は残されていませんが、大株主の富豪商人が名を連ねています。
後に、経済混乱収拾のため「日本銀行」が設立され、紙幣の統一が計られた。
これに伴い九十三国立銀行は、明治三十年に普通銀行の「三春銀行」と改称された。
尚、株式会社三春銀行も、昭和十六年に現東邦銀行に吸収され終焉を迎える。



| ryuichi | 06:29 | comments (0) | trackback (x) | 三春城下大町 |
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