2009-07-17 Fri
貝山村 白山比咩神社
木立に囲まれた静寂の中に、ひっそりと佇んでいます。
白山神社の御祭神、菊理媛大神(白山大神)は別名を、白山比咩(しらやまひめ)大神と言い、加賀の霊峰白山頂上に祀られている女神さまで、 この神様を勧請して貝山の地に祀ったものです。
菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)は農業の神、水の神、そして国家、 郷土の守り神として広く人々より尊崇されていました。
菊理媛大神は願うことを正しく導き、乱れた糸をくくり整えるように融和され中を取り持ち和す縁結びの神様と云われます。
日本書紀に書かれている神様で、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦の神様がけんかをしたときにお二人の間に入って、仲を取り持ったという神様で、ここから縁結びの神様と言われているのです。
よく女の神様の神社におまいりすると、神様がやきもちを焼いてそのカップルは別れるなどと言われますが、菊理媛大神(白山大神)はけんかしている二人をより強く結びつけた神様ですので、別れるどころかより強く二人を結びつけて下さることでしょう。
廃仏毀釈の名残りで、氏神などが境内に集められています。
境内の裏手に造られた白山公園です。ここから郡山の市内が一望できます。
この見晴らしから、戦国期の田村四十八舘の一つ、貝山藤兵衛が城主を務めた「貝山舘」の遺構がわかります。
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