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 令和 6 年 6 月 28 日 「福島県小学校長会会報」 第 259 号 (ふくしま人この道に生きる)





福島県校長会の発行機関紙

田村市校長会事務局様より取材がありました。



 令和 6 年 6 月 28 日 「福島県小学校長会会報」 第 259 号

1◦教育ニュース 令和6年度 県小・中学校長会合同開会式挨拶


2◦特集「福島に誇りをもち 多様な他者と協働しながら 持続可能な社会を創る子どもの育成」 3~6

◦支会だより 7~10

◦ふくしま人この道に生きる 11

◦表彰,役員・事務局員名簿 12


窓口には当家次男坊の恩師である田村市美山小学校校長です。


私が三春小学校学校運営協議会の委員長当時、協議会の運営や研修等でお世話になったかたです。










「前向きなうぬぼれ」 自他を大切にする

三春町 三春昭進堂代表 髙橋龍一 さん

三春町出身であり、同町にて和菓子店を経営する高橋龍一さんにお話を伺いました。明治時代より続く店を現代に至るまで守り、三春町を代表する和菓子店にまで繁栄させました。

田村、三春町をこよなく愛し、商いを通して人と関わり、地域の活性に日々尽力なさっています。
また、城下町三春町に係る歴史探訪を趣味と称する一面ももっていらっしゃいます。
和菓子店「三春昭進堂」の看板品は「おたりまんじゅう」。こだわり抜いた厳選小豆を丹念に煮込んでつくった餡を、地元三春の醤油と味噌を使った薄皮に包み込み仕上げる。

素朴な見た目とは裏腹に、ついついまた手に取り口に運んでしまう逸品です。これまでの経緯や思いについて伺いました。

一現在に至るまでの経緯をお聞かせください

高校を卒業後、湘南茅ケ崎で洋菓子、そして、バブル真っ盛り時期に郡山で和菓子と結婚式関連の営業職などを通じて師匠から商人道を学びました。

三春に戻ってからは町消防団や神社祭礼や三春盆踊り団体、商工会経営塾など各種団体に加盟して防災や防犯、祭礼、そして、街づくり等々に携り、それらの経験を生かして三春小学校学校運営協議会、同会会長も務めました。

現在観光協会副会長や福島県菓子組合理事などを務めています。




―信条としていることや活動の原動力を教えてください

三春は「春陽ノ郷」「東北の鎌倉」などと呼ばれる小さな城下町です。

三春滝桜のお陰で毎年、春先にはテレビ雑誌等のメディアの方々からの当店へ問い合わせや取材依頼が多数寄せられ、桜開花の時節になると全国、近年では世界中から脚光を浴びるようになっています。

当店のような地方の小さな饅頭屋の知名度を全国区にするのは途方もないお金と労力がかかります。

しかし、「三春滝桜」という最高の広告塔の力をお借りして「三春」をメインに宣伝すれば「三春の饅頭屋」として全国区に成り得るのではないかと考えて「三春の宣伝が9割、饅頭が1割」の情報発信を続けています。

例えば、三春昭進堂でもHP、そして平成3年より毎月発行の新聞折り込みチラシ「塵壺」(旧三春藩領内1万5千部発行)内に記載の三春の歴史関連や日常の事柄をつづったコラムなどを通じて三春の魅力を紹介しています。

最近は地方局の“三春町ふるさとリポータ”として時々テレビに出演して三春の名所や歴史、名店などを紹介しています。

また、これらに付随して“三春”をテーマに、町内の小中学校や経済団体、そして、高齢者学級などから講話依頼を受けて毎月のようにどこかでお話をしています。

これらの活動の経緯や商売柄もあって、三春滝桜や三春の歴史や寺社仏閣の恩恵を一番受けていると思っていますので、感謝と御礼の意も込めて片道4キロの滝桜までの道をウォーキングしながらごみ拾い、そして、当店が藩主祈願所真照寺の門前ということもありその参道石段を掃除しています。









―福島の子供たちへ伝えたいこと

表題の「前向きな己惚れ」矢沢永吉さんの言葉で、私の座右の銘としています。

「うぬぼれと言うといやらしく聞こえるけど、考え方一つ変えていい取り方すれば、うぬぼれ屋ほど自分の主張を大切にしているんですよ。
前向きなうぬぼれなら、いくらうぬぼれてもかまわないんです。
それは言い換えれば自信だから。自信ということは何かといえば責任なんですよ」

人生、立ち止まることも、涙することも、つまずいて、落ち込んで、自分自身がいやになってしまうこともあります。

しかし、みっともなくても、這いずり回ってでも“前を向いて生きていく“というそれ自体に意味があるんだということを伝えていきたいと思います。





三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍


| ryuichi | 03:38 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::地域貢献 学校支援 |