2024-08-14 Wed
KFB福島放送 シェア 令和6年8月14日放送分 三春担当リポーター 髙橋龍一
三春盆踊り 2024
江戸時代より300年以上続いている三春伝統の夏の風物詩。
8月15日・16日の2日間、城下大町の四つ角交差点に面して櫓を立て「おまつり道路」で行われ、三春名物にふさわしい賑わいを見せます。
三春城下若連のお囃子衆 そして、子供太鼓の皆さんのパフィーマンスが見ものです!
三春藩が現福島県中心部の経済都市だったころに人、物、文化が絶えず集まっていたころの名残りで、お盆ともなると近郷近在から大勢の人が集まって踊ったという歴史があります。
それにあわせて、初めて参加される観光のお客様でも、だれでも気軽に参加できるようにあえて単調にしていると聞き及んでいます。
空を指す手の動きは“あの世”を表し、地面を指す手の動きは“この世”を表しているとされ、最後の手拍子は、お盆にこの世に戻ってきた先祖の精霊や有縁無縁の
諸霊を供養敬う気持ちをもって「年に一度のお盆を一緒に楽しみましょう」「また来年も来てくださいね」との思いを表しているとされています。
月明りと提灯、そして、それらを邪魔しないようにと、世界的な照明デザイナー石井 幹子(いしいもとこ)さんのデザインによる街路灯には、女性をよりいっそう美しくみせる仕掛が画されていて、三春城下らしい演出で華やかさを醸し出し、趣ある雰囲気と相まって三春盆踊りの楽しさを演出してくれています。
かつては、月明りと提灯で踊った三春盆踊り。
旧盆の盆踊りは、満月の月明かりのもとで踊りました。
月明かりは踊るには十分明るく、しかもムードのあるやわらかい光はロマンチックな「演出効果」をもっていたのです。
また、16日が盆明けということから、賑やかに踊り歌って先祖を送り出すという意味もあったようです。
仄かな明かりを頼りに踊る中で、幻想的な雰囲気が作り出され、盆踊り会場内にいる方々に、亡くなった方々を重ね合わせ、あたかも御霊と一緒に踊っているようだったと伝わっています。
三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:02 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::KFB「シェア!」 三春 |
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