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奥州一之宮 塩竃神社 初詣  2025


西方のある千葉氏の守護神「西方塩竃神社」の本社とされる塩竃市の塩竃神社に参詣です。


東北地方全体の守り神として、朝廷から厚い崇敬を受けたばかりでなく、平泉の藤原氏や、仙台藩主伊達氏が信仰してきたという歴史を重ねてきた神社です。






 塩釜神社を勧請した仙台藩第四代藩主・伊達綱村は汐留の上屋敷で生まれます。

二歳で藩主となりますが、山本周五郎の歴史小説『樅ノ木は残った』(もみノきはのこった)などに取り上げられた「伊達騒動」という有名な御家騒動に巻き込まれます。

幸い「お取りつぶし」はありませんでしたが、その後も麻布の下屋敷で暮らします。

鹽竈神社の現在の社殿は,仙台藩第4代藩主・伊達綱村の元禄8年(1695年)に造営が始まり,第5代藩主・吉村の寶(宝)永元年(1704年)に竣工した(「元禄の造営」)ものですので,鹽竈神社全体が「伊達氏所縁(ゆかり)のもの」と言えます。しかし,漠然としていますので,このBLOGでは何回かに分けて,特定のものに絞って紹介したいと思います。また,これまでに紹介済みのものがほとんどであると思われますが,お付き合いください。



「元禄の造営」の前には、第3代藩主・綱宗の「寛文の造営」万治2年(1659年)に始まり、第4代藩主・綱村の寛文3年(1663年)に竣工した現在の社殿の前の社殿の造営です。

造営大奉行は、先の「樅ノ木は残った」の主人公・原田宗輔(甲斐)です。

ただし、宗輔は寛文事件「伊達騒動」。

寛文11年(1671年))によって仙台藩の大逆臣となったためか、棟札は「宗恒」と改作したのか「原田甲斐守宗恒(宗輔)」となっているとのこと。


塩竃市の港湾都市としての基礎を作ったり、神社仏閣の建立など色々と御活躍のようです。









境内の「四季桜」もポツポツト花を咲かせていました。







直会は、その名の通り「直会横丁」 寿司「しらはた」






旨かった!







御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |