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「塵壺」出版のお知らせ 「塵壺~春陽郷三春思ひ附阿津免草~」 



「塵壺」出版のお知らせ


還暦記念、そして結婚30年を記念して、塵壺の単行本化を販売する運びとなりました。

これも皆々様のお引き立てのお陰だと感謝申し上げます。






「塵壺~春陽郷三春思ひ附阿津免草~」 歴史春秋社  ISBN:978-4-86762-057-1

 上製本四六版 444ページ 定価:3,080円(税込)






 5月2日(金)より販売開始です。


 三春昭進堂店頭はもちろん三春はカネサン書店はじめ、県内の有名書店、出版元の歴史春秋社、そしてAmazonでも販売します。

三春城下の饅頭屋主人が販売促進を意図して平成3年から一生懸命に書き記した新聞折込チラシ「塵壺」。

その中のコラム396号(令和6年7月号)分までの中から今回の書籍化に際して130号まで絞り込み、三春を中心に歴史や寺社仏閣、そして身の回りのことなど今までの塵壺に加筆・校正を加えまして単行本にまとめました。一家に1冊、そしてご親戚の方にもいかがでしょうか。

 皆様のご用命をお待ちしています。

店主敬具






三春は「春陽ノ郷」、「東北の鎌倉」などと呼ばれる小さな城下町です。


御菓司 三春昭進堂 菓匠蒼龍

手前どもが営んでいます三春昭進堂菓匠蒼龍は、私の曾祖父の初代高橋民四朗、おたり夫妻が、明治の中ごろより現在の地で絹を扱う商売を初めたのが始まりと聞いております。  

明治、大正と激動の時代の中で、取り扱う商品も変わりました、店の所在地が、三春駒の名で知られる三春産馬や牛の「競り市場」の前という事もあり、競り市に集まる博労(畜産農家)達に、売ろうと作った素人饅頭が美味いと評判になり三春内外の人におたり婆さんが造る「おたりまんじゅう」として親しまれ、饅頭屋に腰を落ち着けたそうです。

それから四代に亘って「三春昭進堂」として、三春の地にて和菓子屋を営んでいます。


名物の「おたりまんじゅう」は、薄皮の小麦饅頭で餡はこしあんとなっています、皮には地元三春の醤油と味噌を使い、添加物を一切使用せずに家伝の味を守っています。

御蔭様をもちまして、地元三春のお客様は元より福島県内外のお客様よりお褒めを頂き広く愛され現在に至っています。


当店のような地方の小さな饅頭屋の知名度を全国区にするのは途方もないお金と労力がかかります。

しかし、「三春滝桜」という最高の広告塔の力をお借りして「三春」をメインに宣伝すれば「三春の饅頭屋」として全国区に成り得るのではないかと考えて「三春の宣伝が9割、饅頭が1割」の情報発信を続けています。

三春昭進堂でもHP、そして平成3年より毎月発行の新聞折り込みチラシ「塵壺」(旧三春藩領内1万5千部発行)内に記載の三春の歴史関連や日常の事柄をつづったコラムなどを通じて三春の魅力を紹介しています。







そして、お陰様での延長として今回の「塵壺~春陽郷思ひ附亜津免草~」 

三春城下の和菓子屋三春昭進堂として箚記合本の出版となった次第です。


三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 03:01 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯::季節のお菓子  |