2025-04-27 Sun
bookカフェ 「坂の上の雲」 司馬遼太郎著
福島民友新聞社 4月26日(土)朝刊に」掲載されました。
大好きな司馬遼太郎さんの著です。
「坂の上の雲」 司馬遼太郎著
主人公の秋山好古、真之兄弟や正岡子規も、あらゆる困難に直面しながら、激動の時代を、それぞれが『坂の上の雲』という夢や希望を持って、ひたむきに生き気生き様を描かれています。
「坂の上の雲」で描かれた明治とは「日本人としての誇り」だと思います。
国家と民族の尊厳を守るため、維新から間もない明治の人々が、米と絹などの惰弱な産業しかない中で、大国帝政ロシアとの戦争という国家プロジェクトを完璧なまでに遂行してロシアから
勝利を得たという事実にただただ感動しました。
明治という時代は、永く続いた封建社会が崩れ、外国に負けない近代的な国家の建設に向けて歩み出した激動の時代でしたが、幕藩体制から解き放たれた人々が、身分を越えて「日本人」となり、一つの目標を共有したはじめての時代でもありました。
あとがきに「日本の唯一の資源は人であり、人を育てるのは教育しかない」と筆者は記しています。
明治日本の集大成となった日露戦争を勝利に導いたその土台は、間違いなく教育だったと思います。
教育を通じて、多くの子供たちが学ぶことの尊さを感じて欲しいと願っています。
「日本の資源は人しかない その人を育てるのは教育しかない」
嘗て、三春小学校学校運営協議会長を務めていた時に、何回使ったかわからない言葉の一つです。
そして、その頃はこう続けました「三春で学んだことを子供たちが大人になっても誇れる教育」
そして本日の福島民報新聞には、河井継之助の終焉の地 塩沢(現只見町塩沢)の医師矢沢家に伝わる河井を治療し河井をの治療に使用したとされる薬剤の鑑定のきじが掲載されていました。
ちょうど塵壺発刊と同時期でもあり、様々な縁を感じているところです。
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:32 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春昭進堂菓匠蒼龍 ::三春昭進堂髙橋 |
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