2025-06-04 Wed
店内の坪庭に、諸厄退散、家内安全、商売繁盛等、所願成就を祈願して”鬼瓦”を設置しました。
この鬼瓦は、島根県浜田市の妻の里に在ったのあった”阿吽の鬼瓦”です。
口の空いている”阿の鬼瓦”は、お茶目に舌とちょこっと出しています。
”吽の鬼瓦”は、阿と一緒に150年余に亘って浜田の家の守り神として屋根の鎮座していたものです。
この度、浜田の家を解体するにあたって三春の地で持ち帰りました。
今度は、嫁ぎ先である当三春昭進堂を守護してもらいたいと思い、店内に鎮座していただきました。
結婚以来、30年 お世話になった家です。
結婚前に初めてお邪魔して以来の様々な思い出がよみがえってきました。
人は天上界より修業の場とされるこの世に、”阿”と口を開いて生れて来ます。
また、最後を迎える時には人生に満足して”吽”と口を閉じてあの世に行くとされています
万物の始まりと終焉を象徴するものとみなされました。
そして、「お互いが切り離せない一対のもの」という戒めでもあります。
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:27 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::三春昭進堂雑記 |
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