2025-06-27 Fri
石見浜田の禅寺 紅蓮山観音寺の方丈穆清老師より「塵壺~春陽郷三春思ひ附阿津免草~」の出版に際して「塵壺讃」とする佛詩を頂戴しました。
塵壺 讃
塵壺郷土愛円成
歴史三春文化明
御用多繁中事業
坐禅道力作麼生
穆清
塵壺見しや 郷土愛一杯 此に円成せり
三春の歴史と文化 これにて明瞭 編纂なり
御菓子匠 御用多繁中の
大事業たり よくぞ勤めたり
佛法信心者なり 専ら工夫坐禅す その道力や作麼生(そもさん)
穆清
※円成とは、仏教用語で、物事が円満に成就すること、完全に成し遂げることを意味します。
※工夫坐禅 坐禅を組んで、悟道の思いをこらすこと。また、坐禅に専念すること。
※ 作麼生(ソモサン)…悟りを開くために行う問答で、師匠が弟子に問いかける時の掛け声(さぁどうだ)といった意味。
義父の法事があり、女房殿の里では、義母と四人姉妹と長男の五人姉弟、その伴侶や子供たちと一緒に浜田に帰省して観音寺で法要を済ませました。
浜田の帰省は、法事も含めて私の予定に合わせていましたが、今回は義父の葬儀、四十九日法要依頼、来れない姉弟もいましたので、浜田の実家の解体も確認してもらうという意味のございまして姉弟での法事ということに相成りました。
私は、事前にはまだに帰省して、家の解体状況や打ち合わせ、そして観音寺参禅に出向いていましたので、仕事の関係とその所用と重なったということもあって欠席でした。
ちょうど伊勢の神宮さんから帰宅した際に家内より手渡されまして、方丈様のその御心と伊勢の神威に只々恐縮し、こみ上げるものがありました。
この多大なるご配慮には感謝の念に堪えません ありがとうございました。
三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 03:08 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記 |
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