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三木宗策先生没後80年・家碑修復と看板設置 郡山市立美術館友の会設立 30周年記念事業




三木宗策先生没後80年・家碑修復と看板設置

郡山市立美術館友の会設立 30周年記念事業

開眼式とミニ講演会のご案内

<記>

日時◆和 7(2025)年10月20日(月)

開眼式:午前 11時から、善導寺墓地ミニ講演会:午前11時30分から、本堂

(講師:郡山市立美術館 中山恵理学芸員)







当三春昭進堂の店内に鎮座する三木先生作の「花神 花咲爺さん」 


このご縁で査証ですが寄附をした次第です。







“開眼式”のご案内です。どうぞお出かけくださいますように!!

平成 27(2015)年10月、三木宗策先生没後70年の年、郡山市立美術館では大々的に『三木宗策の世界木彫の正統展』を開催。

かたや郡山市立美術館友の会は、市民運動が功を奏し開館の運びとなった郡山市立美術館の応援団として平成6(1994)年10月に設立。奇しくも、三木先生没後80年と友の会設立30年が重なったのです。そこで応援団だからこそできる文化的事業はないかと考えました。

平成23(2011)年3月11日のあの大震災で、どこの墓地もメチャメチャとなりましたが、年に2度彼岸と金に花をあげに行くたび、この14年手つかずのまま放置されている三木家墓地を目にしておりました。

ある時、美術館の学芸員にこの話をしたところ、”そうよね、何とかなるなら三木先生の研究者にとっても助かるのだけれど”という声を聞いたのです。

行政的には難しい問題でも私たち友の会ならと思い各方面にご相談したところ、コロナ以降墓じまいが進み、自分の家の墓だって大変だという声も多いなか、こういう事業は美術館の応援団の友の会がやるからこそ都山の文化遺産を守ることになるのでは、と励まされ、令和6(2024)年7月の友の会総会に提案、満場一致でご承認いただき、1年をかけての寄付集めとなりました。

寄付をお願いすると、「三木先生が郡山出身だとは知らなかった」とか、「えつ、本町出身なんですか、そんなエラい人がうちの町内だとは知らなかった」、「郡山のため少々で申し訳ありませんが頑張ってください」と多くの方々からエールと励ましをいただきました。


郡山市立美術館友の会は、これまでも郡山出身の画家など多くの人の顕彰事業をして参りました。

三木先生の作品はご本尊様とか大仏師の仕事が主で、戦争で供出したり焼失した作品も多いのですが、それでも個人蔵で大切にされている作品や、郡山市立美術館には『感容抱慈(坂上田村麻呂像)」が残っており、三木先生が育てた着名な作家の作品も多数あります。


改めて、ご協力をいただいた皆様に三本宗策先生没後80年事業ができましたことをご報告し、心から感謝申し上げる次第です。








| ryuichi | 03:39 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |