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三春物語３５４番「藩主祈願寺の黄色い絨毯」
2009-11-15 Sun


十一月も半ばを過ぎると、季節は冬へと一気に傾斜して行きます。
季節を追い立てるのは木枯らしです。



落ち葉を踏みしめてお寺へ向かうと。
今、真照寺は、黄色い銀杏の葉が山内を黄色の絨毯で覆っています。



赤、橙、朱、黄、薄緑、茶、焦げ茶、さまざまな色に染められた桜の葉が、
寒々とした山内一面に散りばめられています。
どれ一枚とて同じものがありません。



虫食い跡もひとつのアクセントとなり、匂うほどの鮮やかな光彩を放っている。
季節が凝縮されたかのような色彩のグラデーションを眺めながら、朝の散歩を楽しんでいます


| ryuichi | 06:12 | comments (0) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
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