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三春物語371番「貝山薬師堂」
 

貝山の薬師堂
三春城下の南に、貝山と呼ばれる部落があります。

戦国期の三春田村氏治世には三春本城を守る要害田村四十八舘の一つ「貝山舘」があり、重臣貝山藤兵衛が城主を務めていました。

この中心部、貝山薬師堂があります。
春には枝垂れ桜が可憐な花をつける風光明媚な地域です。

 

「お薬師さま」の呼び名で親しまれている薬師如来は、日本への仏教伝来の初期から礼拝されている仏尊で、病気平癒を中心とする現世利益の願いとともに、日本中に信仰が広まりました。
薬師如来を、サンスクリット語では「医薬の教師」「医療の大家」という意味で、病を治す功徳の力は、薬師如来が随一と言われます。



また、薬師如来の正式の名前は、「薬師瑠璃光(るりこう)如来」と言います。
瑠璃光と付いているのは、遥か東方に薬師如来の主宰する国があり、そこは地面が瑠璃(るり=ラピスラズリ)で出来ていて、浄瑠璃世界と呼ばれていると経文に説かれているためです。
 


薬師如来像の特徴は、手に薬壷を持っている事です。 
薬壷の中には、体の病、心の病、社会の病をすべて治してしまう霊薬が入っており、それは、釈尊の説かれた教えを象徴的に表わしているものとされます。




釈尊の教えは、しばしば、人々の苦しみを取り除く医療に譬えられ、釈尊は「最高の医者」とも称されるからです。
そのため、薬師如来は、釈尊と同一視される場合もあり、釈尊の衆生救済の働きを表わしたのが薬師如来であるとも言われているのです。





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| ryuichi | 06:06 | comments (0) | trackback (x) | 🌸旧中郷村::貝山・春田・春沢 |
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