2009-12-25 Fri
「不動明王」
十三仏の初七日導師。
いつも身近で私たちを護るため、大日如来が姿を変えて現われたのがお不動様です。
お不動様は信ずる人の心の内に住み、その人を護り、ご利益を下さいます。
お不動さまを動物で現すと竜、物ならば両刃の剣、色ならば金または青黒となります。
お不動さまが右手に持っている剣を利剣といいます。
正しい仏教の智慧で、迷いや邪悪な心を断ち切りることを現します。
左手の綱は羂索(けんさく)といいます。悪い心をしばり善心をおこさせることを現します。
背中の炎は迦楼羅焔(カルラえん)といいます。
カルラは毒をもつ動物を食べるという伝説上の鳥の名前です。
この鳥の姿をした炎は、毒になるものを焼きつくすことを現します。
足下の岩は磐石といって、堅くて大きな岩です。
迷いのない安定した心を現します。
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