2010-01-02 Sat
三春城下の南四里余、沼沢にある春日神社は、御神木の古木が社殿を守っているかのように、鎮座ししています。
旧庄屋家下の参道を上る。
私たち日本人は古代より自然を神として崇拝してまいりました。
海や山や川、森や木や草、また岩や石など、森羅万象自然の全てのものに神霊が宿ると信じ、それぞれの調和の中で平和な暮らしを送ってきたのです。
家の中にも神々を祀る習慣があり、竃 ( かまど ) には荒神さま、井戸には水神さま、厠 ( かわや ) には厠神さまなど、様々な神様をお祀りしてまいりました。
それは何れも私たちの生活に欠くことのできない存在であり、大切な場所だったからなのです。
日本では家庭の中に神さまをお祀りし、神さまが身近な存在であって、神さまと共に日々の生活を営んでまいりました。
その家庭の中心になるのが神棚であり「家庭のまつり」を行うことで、家に災いがなく家族が元気に健康で暮らせるように祈り、神さまに感謝する心を養い、優しさと思いやりの心を育んできたのです。
神々を敬い、先祖を尊ぶという日本人の信仰生活の最も基本となるものが、家庭のまつりの中にあって、そこには先人たちが日々の暮らしの中で守り伝えた「祈り」があり、それが今日まで脈々と受け継がれてきているものです。
御湯立ての神事が残されていました。
また、境内末社の疱瘡神に奉納した相撲は近年まで続き、今も土俵の跡が残ります。
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