2010-01-26 Tue
三春城下から岩代國小浜へむかう海道「小浜海道」
その三春城下口の岩山に金刀比羅宮は鎮座しています。
金刀比羅宮は、香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮を総本社とし、その祭神である大物主神を祀る神社で、日本各地にみられます。
金刀比羅(ことひら)、琴平(ことひら)と称するもの、「神社」ではなく「宮」と称するものもある金刀比羅宮は、元はその鎮座する象頭山の神を祀るものとされています。
古くから象頭山は瀬戸内海の航行の目印とされてきたことから、象頭山の神は航海安全の神として信仰されるようになったと伝えられています。
なぜ山国の三春にと思いますが、三春は磐城国、そうです海に面している国でして、三春に入る道を海道と呼ぶのはそのためではないかと考えています。
尚、金比羅宮のある山を金比羅山と呼んでいますが、太平洋戦争中はこの山頂に
「防空監視監視指令隊監視哨」が置かれて、三春方面に飛来する敵機を監視していました。
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