2010-02-05 Fri
明治時代に生糸問屋として一代で財を成した旧吉田邸です。
「この建物は、初代誠次郎氏(吉田誠次郎氏)が横浜の生糸問屋との取引のため三春・横浜間を往復し、時には外国人向けに、錦絵・書画・骨董売買等の商いを行ったり金融業を商ったりして、一代で財をなして、明治28年(1895年)に自宅として建てたものです。」(「三春町文化伝承館」見学のご案内という資料より)
建物は明治28年に建てられたもので、二階建ての母屋と紫雲閣と呼ばれる座敷蔵からなっています。
母屋自体十分に立派で、場所も戦国田村氏の重臣橋本刑部館跡の紫雲寺山麓にあり、三春の町並みから一段高くなった場所に建てられているので、眺めもすこぶる良い。
「紫雲閣」と呼ばれる蔵座敷は、二階にあがってみると、立派な彫り物の施された 漆塗りの床の間に出会えます。
本道再建中の紫雲寺
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