2010-02-04 Thu
「諏訪神社」
祭神「建御名方命」としています。
この神様は「大国主命」の御子神であり、「八坂刀売神」と共に夫婦神として、また、開拓神、農耕・風水・狩猟の神、夫婦円満の神、また鎌倉時代以降には、軍神・武士の神としても、信仰を集めました。
神社というもののルーツは、「神」の御霊の依代・盤座・神座として、社(やしろ)や宮(みや)や祠(ほこら)を、その土地に住む人々が建立し、尊い場所として境界線を引き、俗世界と隔絶したことが始まりと考えられます。
三春に鎮座する神社も、その原形は、その土地の守り神、産土の神様であり、と同時に、その土地を開拓した氏子の皆々様の遠き御親、先祖神であったことは想像に難くありません。
産土神社の本当の由緒とは、まさにこの事に尽きるとおもいます。
神社神道が古事記日本書紀に登場する神々を御祭神として明示するようになり、産土神社は、主祭神を諏訪大社から勧請し、「建御名方命」とし、社名を「諏訪神社」としました。
| ryuichi | 05:15 | comments (x) | trackback (x) | 🌸旧御木澤村::御祭 |
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