2010-02-16 Tue
三春城下、八幡町末に鎮座する八幡神社の参道の途中にあるイナリサマです。
詳細は不明ですが、城下大町で昭和中ごろまで菓子店を営んでいた「磯部」が管理しており、商家の信仰を集めたと伝わっています。
昔からこの地には胡桃の密林があり、そこに稲荷大神さまをお祀りしていたことから、「胡桃下稲荷」(くるみがしたいなり)とも呼ばれています。
八幡町は藩政時代より商工業が盛んで、現在でも建築に携わる職人が多く在住している職人の町という性格から、殖産興業の神さまとして信仰されています。
昭和の終わりごろに、八幡町在の小林綱次郎氏が堂宇を修復し、ガス屋を営む小野寺氏と共に祭礼を行っていましたが今は中断しています。
また、昔は仏堂もあったとも伝わっていますが、その詳細も定かではありません。
TOP PAGE △