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三春物語523番「熊耳薬師如来堂」




三春城下北に隣接する旧熊耳村に鎮座する、熊耳薬師如来堂です。


宝樹寺の宇内にあり、熊耳桜と呼ばれる枝垂れ桜の古木が、春には境内を彩ります。

薬師如来 


薬師如来は、正式には「薬師瑠璃光如来」、一般には「薬師しゃま」として知られています。
 「薬師」とは「医師」と同じ意味であり、古くから病気治療をつかさどる仏様として信仰されてきました。
 人間は誰しも生きているかぎり、病気災厄をまぬがれ、物心両面にわたって幸福に暮らしたいという願いを持っております。

『薬師経』には、薬師如来の十二の大願によって、現世と来世にわたってこれらの願いを満たすということが、くわしく説かれています。
 薬師如来は、右手は施無畏印、左手には薬器(薬壷)を持っておられるお姿が一般的です。日光菩薩と月光菩薩を脇侍として薬師三尊となり、眷属として護法神の十二神将を従えておられます。
 宝樹寺の場合は、薬師三尊はお厨子の中に秘仏として安置されていますので、普段はお目にかかれません。
秘仏とされている御尊像をお厨子の戸帳を開いて公衆に礼拝していただくことを開帳とか開扉とか言います。
かつては、60年に一度の御開帳でしたが、近年になり12年に一度の兎年となり、次回は来年度ということになります。
 




薬師如来は、今日普通に考えられている病難厄除や病
気平癒にとどまらず、衆生の全般的な苦(思いどおりにならないこと)から
の救済を願っておられます。
 そして、衆生を単に苦から逃れさせるだけではなく、救済された時には、
信仰心により仏の悟りを得させよう、自己本位の生活ではなく他人への
福利の人格を得させようとされるのです。このような悟りと福利がある願
いが「大願」なのです。





日光菩薩、月光菩薩を従えて三尊形式で祀られたり、十二神将を従えるときもあります。
薬師如来の浄土は浄瑠璃浄土と呼ばれ、物語などの浄瑠璃の言葉はこれに由来します。



別当修験文学院の管理元で、王子大権現と称し奉斉し祀っていました。


その後、天和四年、熊王子大権現と改めました。




明治維新の廃仏毀釈をうけて、明治二年熊野神社と改められ、社殿が廃棄されますが、本尊をこの薬師堂に合祀して地域の方々によって守られています。




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| ryuichi | 04:45 | comments (x) | trackback (x) | 旧要田村::北成田・熊耳 |