2010-06-14 Mon
三春城下の西境、旧李田村宮田の薬師堂です。
薬師如来を祀っています。
薬師如来は、正式には「薬師瑠璃光如来」、一般には「薬師しゃま」として知られています。
「薬師」とは「医師」と同じ意味であり、古くから病気治療をつかさどる仏様として信仰されてきました。
人間は誰しも生きているかぎり、病気災厄をまぬがれ、物心両面にわたって幸福に暮らしたいという願いを持っております。
『薬師経』には、薬師如来の十二の大願によって、現世と来世にわたってこれらの願いを満たすということが、くわしく説かれています。
薬師如来は、右手は施無畏印、左手には薬器(薬壷)を持っておられるお姿が一般的です。日光菩薩と月光菩薩を脇侍として薬師三尊となり、眷属として護法神の十二神将を従えておられます。
『薬師経』には、薬師如来が菩薩として修行しておられたときに衆生を救う
ための十二の誓願をたてられ、菩提を得た(悟りを得た、成仏した)ときには
一切の衆生を救済すると誓われた内容が説かれています。
それは、一言で
言えば、「薬師如来の名を聞けば、世の中の一切の苦から逃れられる。」と
いうものです。
熊野様の祠です。
TOP PAGE △