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三春物語575番「荒和田十一面観音大士宇内 理趣分供養塔」


三春城下の北西二里、旧荒和田村長寿山廣傳寺の参道。
十一面観音大士堂にある「理趣供養塔」です。
理趣供養とは、「理趣分」というお経の功徳で人々が幸せにあるようにと祈願して建立されたものでしょう。

三春付近で初めて見つけました。

理趣分読誦は仏法興隆、国家安泰、世界平和をはじめ檀信徒の家内安全、消災障除、心願成就に功徳をあらわすとされています。

大般若経は全部で600巻もある長いお経ですが、第578巻の「理趣分」というお経があります。
この「理趣分」が、600巻の中で一番重要な部分といわれています。
正式名は不空訳が、「大楽金剛不空真実三摩耶経般若波羅蜜多理趣品」と言い「般若心経」の基と成る経典でもある、玄奘が訳した「大般若波羅蜜多経」600巻から独立した578巻の般若理趣分でその経緯から「般若波羅蜜多理趣品」とも呼ばれる。

医薬の発達していなかった時代は、理趣分によるご祈祷が盛んに行われていました。




仏教には「六趣」という言葉があります。
迷いの6つの世界である「六道」と同じ意味で、特に地獄や餓鬼などの苦しみの世界を「悪趣」といいます。
それに対して「理趣」とは仏の智慧の世界、また、その境地に至る道を意味しますが、『理趣経』はまさにそれを説いているといえます。



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| ryuichi | 04:20 | comments (x) | trackback (x) | 旧要田村::笹山・荒和田 |