2010-08-31 Tue
三春城下南、三里にある旧黒木村にある元松山桂蔵寺です。
戦国大名三春田村氏の御幕下衆の重鎮の黒木信濃守居城、田村四十八舘黒木舘があり、三春城下南の要害として重要な位置を占めていました。
その館跡付近には、黒木太子堂や元松山桂蔵寺がありましたが、太子堂は城下真照寺に移され、現在は新築となった桂蔵寺の道内に太子堂が安置されています。
元松山桂蔵寺は、
城下清水天澤寺の末寺とされ、地蔵菩薩をご本尊とする曹洞宗寺院です。
御本尊の地蔵菩薩は、大地にまいた種が成長し収穫できるように、地中に色々なたからものを蔵し人々の役に立ち繁栄できるように、そして死んでいった後の世までも慈悲の手をたれて下さると言う人々を慈しむ心を無限にもっているとされています。
また、地蔵様は、生まれた子供を護り、寿命をのばし、若死、病難等を除いて下さるという功徳がお経に説かれております。
大きな地図で見る
TOP PAGE △