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三春物語594番「下枝の六地蔵笠塔婆塔」


下枝の六地蔵笠塔婆塔



三春城下南三里余、旧下枝村は、戦国期には三春田村氏の重臣、福原城主橋本伊予守の与力として、西方与力五十騎衆を引き連れた足柄太郎兵衛が居城下枝城に詰め、田村四十八舘下枝舘西方の要害として重責をなしていました。

下枝六地蔵塔(ろくじぞうとう)は、三春城下から過足、下枝を経て栃山神へ通じる重要な街道にあり、戦国時代に盛んに造られた石塔と考えられています。
側面に6体の地蔵像が彫られています。
別名「下枝の笠塔婆」。


この石仏は、供養塔として街道に面して建てられた例が多い。
仏教では、人生は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六道のいずれかの境遇で悩み苦しみ、その救済を求めるとされている。そこでこの六道のそれぞれに救済の手を伸ばしてくれる仏として、六体の地蔵を祀る風習が中世からはじまった。これが六地蔵塔のおこりである。



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| ryuichi | 04:57 | comments (x) | trackback (x) | 🌸田村庄六十六郷 |