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三春物語611番「七草木地神講」


三春郊外、旧七草木村にあった講中に「地神講」がありました。
春と秋の「彼岸の社日」に地域の男衆だけが集まる講でした。
宿に宵から集まってお籠りをします。
宵と朝に水垢離をとって体を清め、地神様の掛け軸をかけて拝みます。
夜、朝、昼の三食とも餅を食します。
食事の時には、参集者一人ひとりが餅と大根漬を地神様にお供えしてから食事をしていました。



講は、生活の全ての互助機能を果たし、教育的機能も果たし、血縁よりも契約兄弟の堅い契りで結ばれていたのですが、権現講の寄り合いに当時の講の存在を垣間見ることができます。
すなわち、講長などの世話役は世襲制であること、席順も家の格式などで決まっていることです。
根底にあるのは、昔ながらの「家意識」でしょう。
寄り合いの会食で使われている食器類も、自分の祖先が使ったものであり、昔のことを確かめ合うと同時に、「家」を思い、祖先を思う役割を果していたと考えられます。


| ryuichi | 04:32 | comments (x) | trackback (x) | 旧御木澤村::七草木 |