2016-07-20 Wed
方丈庭園の整備が進む、旧三春藩主秋田家祈願所である三春城下新町にある東門院日乗山真照寺の山百合が咲き始めました。
凛と咲く姿がとても美しく、甘く妖艶な大人の華香りが境内を埋め尽くしています。
池泉回遊式庭園として作庭が進む方丈の池では、一時は枯れたかとおもわれた井戸が復活して、池に注ぐ水量が増えました。
これにより水質の改善が図れそうです。
親方に指さされた先には、石のテーブルと椅子が・・・・
住職からの提案とのことですが、以前の山門前にあった一枚岩の石橋をテーブルにしては?とのことでしたが、アーチのついた石橋岩ではコップが置けません。
ということで、急遽フラットな一枚岩を持ち込んでテーブルを設えたという次第です。
本堂の階段の補修です。
以前より雨だれが当たりタイルが痛んでいました。
ここを、御影石張りに補修です。
ここは左官屋の哲っつあんの腕の見せ所です。
哲っつあんから「左官」のいわれを拝聴することが出来ました。
もともとは盛んというのは「沙官(しゃかん)」と呼ばれたお坊さんで、緋の衣をまとって仕事をしていたそうです。
左官を“しゃかん”と発音する職人さんがいますが、訛っていたわけではないんですね。
初夏、梅雨明け前のこの時期、新町は田村大元神社祭礼が終わりいつもの静寂が戻ってきました。
夕方になると、山百合の妖艶な香りが境内に立ち込めて幻想的な雰囲気に包まれ、蜩の蝉しぐれの中、カッコーや夏鶯、山鳩など野鳥もお出迎えいたします。
真夏の夕刻、真照寺方丈池泉回遊式庭園を眺めながら、蝉しぐれの中で冷えたビールで一献!
ヤマユリの妖艶な香りが華を添えてくれそうです・・・・乾杯!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-07-19 Tue
先週から、三春町と友好関係にあるブータン王国より、ブータン国農業省デチェンチョリン花卉造園センター・主任のTsheringさんと、農林省 花卉園芸課 職員Singye Demさん が来町されています。
先日は、三春ブータン協働委員会の小野様、そして弓削様、そして海外青年協力隊としてブータン国に2年間勤務した郡山市役所の女性職員の方2名を伴って、三春昭進堂にご来店いただき、その足で、旧三春藩五万石藩主秋田候祈願所真照寺と現在作庭・整備が進む方丈庭園の見学をされていきました。
真照寺の住職には、お寺の由来や仏教のお話しなどしていただきました。
また、磐梯造園の親方には方丈庭園の事を丁寧にお話しいただきました。
丁度ご住職や作庭師磐梯造園の親方もお見えでしたので、それぞれご説明をいただきました。
丁度雨が降ってきましたが、ブータン国ではお寺でも雨は縁起がいいそうです。
因みに、ドゥルック・エアー(ロイヤルブータン航空)と言いますが、ドゥルックとはブータン国を指し、“龍”という意味だそうで、龍の文字が付く私にとっては他人の国とは思えません。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-07-18 Mon
旧三春藩領内総鎮守「大元帥明王社」で、現田村大元神社の夏季例大祭が斎行されました。
今回も、日本大学工学部に通う長男の友人とその友達4名を助っ人として参加してもらいました。
ん!長男は?実はちょうどこの頃は夏休み前に試験日が重なっています。
おまけに、チーム共同で作成のレポート提出などが多数あり、今回のお祭りは急きょキャンセルとなった次第です。
しかし、息子のような息子の友達S君がいます。
そのS君が友人3名を引き連れて長獅子の参加してくれました。
宵祭りから、翌本祭りまで一泊二日の獅子舞三昧です。
初めてなのに、翌日にはもう頭を振っていました。
しかも、御輿掛けまで、バクバクと・・・・
大したものです。
どこの町内でも同じだと思いますが、私たちのころと違って、人不足は深刻です。
こうした若い力が必要になってきています。
すっかり、別火講中の皆さんとは打ち解けて仲良くなっていたみたいです。
祭礼終了後、家まで送っていきましたが、疲れた様子ながら楽しんでくれたようです。
御神体神輿渡御は、触れ太鼓を先頭に、青天狗・白天狗を前備えにした長獅子の先払い、五色旗・神社旗・錦旗、御神体神輿、神官に続き三匹獅子舞の奉納が続き、新町町内を巡幸します。
新町縦町の当店までくれば渡御は、もうすぐひと段落です。
そして、夕食後の還御・宮入です。
夕食後、旧化粧坂城下境を出立した還御の行列は、夕やみ迫る新町縦町を神社に帰還します。
これは、「獅子が、また一年神社で眠るのを嫌がって、御神体宮入の時間ぎりぎりまで、現世に居たいと哀願し、さらに決まりを解っていながら抵抗して荒々しく先払いをしながら進んで行くんだ」と古老から教わっていました。
この祭礼を司どる別火講中の現役の頃は判りませんせんでしたが、退講して10年も経ちますと、自分で力説していた”祭礼とは、斎行者がいて、準備する者がいて、見る者がいて初めて存在する”という意味を、己自身が噛み砕入れ呑込めるようになった気がします。
獅子の外でガードする役を”警護”と呼んでいますが、ガードレルを支えに踏ん張って獅子を止めています。
祭礼の夏の一日。
猛暑の中を還御に随行し、別火講中の仲間や、神社総代・宮司や神職、さらには三匹獅子や旗・楽人の楽器持ちの子供たちと艱難を共にするということで、夕方には連帯感を持ち始めるような気がします。
これが、一年続きこの新町と云う町内の固い絆を構築しているんだろうなぁと思います。
三匹獅子の舞う子供たちもなおさらです。
兄妹でもない。
親でもない。
危ないお兄さんや、怖いおじさん、そして幼い子供たち・・・
世代も、住む環境もまったく違う異なる、様々な人々と仲良くなるという不思議な人間関係が、気が付いたら出来上がっています。
人の成長には、親の庇護を離れ”世間の荒波”と云えば大袈裟ですが、綺麗なものや汚いもの、時には危険なことなどに触れ、そこで感じたものを人生の糧として将来に役立てるということも必要な事ですよね。
これが今後の人生に、どれだけ役に立つか計り知れませんよね。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-07-17 Sun
ふくしまを楽しむ大人の情報誌「Mom moモンモ」
以前当三春昭進堂も、2回ほど取り上げていただきました。
滝桜とおたりまんじゅう
三春の職人です。
今回発売の2016年 盛夏号 No.63内の特集記事「おいしい料理とオトナな雰囲気を味わえるカウンターの愉しみ」特集に於いて、須賀川の人気焼き鳥店「とりや 芋蔵」が紹介されています。
小さな写真からですが、おいしい料理と旨いお酒、そしてお洒落な店内。
人気店なのが伝わってきます。
ここはどうしても一度は行きたい焼き鳥屋です。
芋蔵さんの店内を撮影した画像の左側、笑顔の大将の奥です。
その焼き場にちらっと映り込んでいる店員がいます。
この店員さんは、当三春昭進堂の元アルバイトというか、幼馴染?というか、後輩?違うな~、何と表現していいかわかりませんが、20年位前の中学生の時から同級生5、6人と一緒に当家へ出入りしているT君なんです。
実家のある矢吹に引っ越したり、結婚したりと、さすがに最近は会う機会はめっきり減りましたが、頑張っているとその当時のメンバーからは聞き及んでいました。
自分の店を持ちたくて現在修行中です。
三春から須賀川へ呑みにというと、アクセスの関係でどおしても疎遠になってしまいます。しかし、そのメンバーからは「いつでも連れていくよ!」と誘っていただいているので、何かと都合をつけて行ってみたいと思います。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-07-16 Sat
今週末、蓮祭り「観蓮会」が開かれる三春城下荒町の時宗法蔵寺の副住職から「法蔵寺Tシャツ」を頂きました。
先日、KFBふくしま放送の情報番組「ドミソラ」の収録であばれる君が来山した折にプレゼントしたTシャツと同じものです。
法蔵寺Tシャツの後ろには「無量寿」とバックプリントされています。
同封された説明書によると意味は、
「阿弥陀仏」を言い換えた表現です。
「無量」というのは、「計り知れない位の量」で、「寿」は「寿命、生命」ですから「計り知れない位の長い生命」ということを意味しています。
とありました。
ケースを変えて、ありがたく着させていただきます。
今年は春から花が咲くのが10日くらい早いので、それに合わせ観蓮会も例年より早く開催することになりました。
また、今年も郡山手打ち蕎麦同好会の皆様を講師にお招きし、手打ち蕎麦教室(申込制)を行いますのでご参加お待ちしております。その後、打ちたて蕎麦の試食会(参加自由)もありますのでどうぞご参加ください。
蓮まつり 七月中開催
観蓮会
7月18日(月) 早朝6時から
早朝大茶会
花架拳の舞
象鼻杯
蓮茶、蓮おにぎり、蓮まんじゅう
ソバ打ち教室
7月24日(日)午前10時
参加費1000円(申込締切20日まで)
ソバ試食会(無料)午前11時
参加自由
三春城下荒町 時宗法蔵寺ホームページより転載
法蔵寺「心のカレンダー」 7月は「なまけない」です。
人生は、とても不思議なもので、よい行いをすればよい報いがあり悪い行いをすれば悪い報いがあります。
その時怠けられても、いつかきっとしっぺ返しとなってめぐってくるもんですよね?
肝に銘じます・・・・合掌
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:08 | comments (x) | trackback (x) | 🌸城下荒町時宗法蔵寺 |
2016-07-15 Fri
三春城下新町の鎮守田村大元神社(旧三春藩五万石領内総鎮守「大元帥明王」)の祭礼を、今週末に控えて、その祭礼に奉納する「長獅子」と「三匹獅子」の練習にも熱がこもってきました。
梅雨の時期独特の湿った気候、夕方の蜩、楽内のホタル、真照寺下セリ場の旗や大元神社山内の提灯、そして、この三匹獅子や長獅子の太鼓や笛の音を聞こえると「夏が来るんだなあ~」と思います。
300年は続いてきたんであろう、正に初夏の三春城下を彩る風物詩です。
三匹獅子掛では、年長者が後輩に教えるという新町では当たり前の光景ですが、他では中々見られなくなった光景です。
長獅子舞の練習風景です。
田村大元神社の祭礼には、別火講中の一番組と二番組が各年交替で、獅子掛と祭典掛に分かれて奉仕しています.
今年の獅子掛は、二番組が担当します。
祭典掛は、一番組担当となります。
やはり、先輩が後輩に口伝にて教授しています。
私が現役の頃と同じ風景です。
自分の子供のような年代の者たちが主力となり、この伝統芸能である長獅子舞や三匹獅子舞を引率している光景は力強いものを感じます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:15 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩総鎮守 大元帥明王(現・田村大元神社)::明王様御祭礼 |
2016-07-14 Thu
「スイーツパスポート ふくしま・県中版」の取材
この秋発売予定の「スイーツパスポート ふくしま・県中版」の取材がありました。
この本を加盟店で提示すると、通常700円以上(税込)のお菓子・スイーツが500円(税込)で味わえる夢のパスポート本です。
全国的に500円ランチで何かと話題の「ランチパスポート」の姉妹誌となります。
当三春昭進堂は、看板商品である「おたりまんじゅう」の10個入れ1パックをチョイスしました。
通常店頭販売が、864円のところを、なんと税込み500円でのご提供です。
やはりここは看板商品でしょう!
ちゃっかり、おたりパンやおたりやき、そして塩豆大福も宣伝させていただきました。
ランチパスポートは掲載されている、通常700円以上のランチメニューが500円(税込、税別あり)で食べられる、とってもお得なランチブックです。
日本全国80エリア以上で発売されていて、テレビ、新聞、雑誌などでも数多く紹介されていて、大人気のベストセラーとなっています。
県北では昨年秋からスタートしていましたが、今回初となる「スイーツパスポート福島・県中版」が平成28年9月15日(木)に発売!
お求めは福島県北の書店・スーパー・コンビニなどで(定価1,000円)。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::メディアで紹介されました |
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