2016-08-31 Wed
台風10号が福島県に接近するという最中に新潟出張があり、定宿としているの下田村越後長野温泉「嵐渓荘」さんに宿泊となりました。
不思議と、嵐渓荘さんの宿泊には、大雨や大雪などの悪天候に出会います。
時期的なものだと思いますが、この悪天候の中の情景が、艶っぽく、しっぽりと湯浴みと洒落込めます。
今回の宿泊は、(株)朝日旅行・一般社団法人が運営する「日本秘湯を守る会」のスタンプが3年間で会員の宿に一泊で一箇所捺印を10個たまりますと、捺印された旅館の中から好きな旅館に一泊ご招待という特典での宿泊です。
何回もチャレンジしていますが、いつも流していましたが今回は見事ゲットです!
嵐渓荘さんでは、一番いい部屋と食事を提供していまして、いつもの山側の旧館の部屋ではなく新館の五十嵐川を望む部屋でした。
尚、夏の天敵「刺しバエ」は、3年前に目の前を流れる五十嵐川の改修工事が済んで以来、住処が減ったんでしょうか?すっかり数が減り、露天風呂でも快適に過ごすことが出来ます。
凄く得した気分です。
ありがとうございました。
今回は台風接近の報道の中での出張でしたので、皆さん気を使っていただいて時間が随分短縮していただきました。
折角なので、三条や加茂を探索しようと車を走らせていると、聞いたことのある神社の名前が飛び込んできました。
それは、私の名前に龍が付いており、辰年生まれとしっているお客様から、以前伺っていた、加茂市の“龍の首の無い彫刻”がある長瀬神社でした。
探した訳ではなかったのですが、偶然にも目の前についてしまいました・・・・
ひょっとしてこれは、不吉な事象の前触れか?と思いましたが、違います。
これは、なにかのご縁そのものだと思います。
首がないんじゃなくて、龍の頭がないんです。
早速参拝してみました。
大きな鳥居をくぐり、鎮守の森と呼ぶにふさわしい木立の中にある参道を進むと神々しい綺麗な社がありました。
その両側にある破風の彫刻には龍らしきものの体が彫られていますが、頭は見当たりません。
丁度彫刻の中心部分にあったと思われる個所はありますが、折れたような形跡があります。
頭の無い龍・・・・縁起でも無いと思われがちですが、「控えめで、謙虚でいなさい!、余りでしゃばってはいけないよ!」という神さんのお導きだったような気がします。
そのように思わせてくれたのは、その鎮守の森に一歩足を踏み入れると、爽やかなそよ風が涼をもたらしてくれます。
また、道案内のように揚羽蝶が舞っていました。
これは何かありますよ、きっと!
神社自体の歴史は古いらしく、末社や摂社が山内・境内に点在していて由緒正しき神社と思われますが、首なし龍の彫刻・・・・何か意味があるんでしょう。
いつもよりお賽銭を多く入れて商売繁盛、家内安全、子供たちの学業成就を祈願してまいりました。
宿に入る前に、その土地の鎮守庭月事代社にも詣で、出張ぼ無事終了を祈願をしてきたという次第です。
しかし、いわゆる地場の気が合うとでも申しましょうか、この嵐渓荘さんに来る度に思うんですが、本当に落ち着きます。
本宮太郎丸の小山家出身の母方にそっくりな私です。
もともと、小山(こやま)家は、新潟から明治期に本宮に移ってきた家です。
新潟各地に小山姓は多く分布しています。
その元をたどれば、平安末期からの名門の武蔵国小山(現栃木県小山市付近)で、下野国守護職兼国司小山(おやま)氏一族の一部が室町時代末期の南北朝の騒乱で敗れ越後に流れてきたという経緯もあり、DNAの中に越後の血が流れているんではないかと思っています。
お気に入りの山の湯にあるロッジ風のラウンジ
強塩泉というんでしょうか、ショッパイ温泉と、山菜や新鮮な刺身、そして下田の最高ランクの牛肉、と山海のご馳走が並ぶお膳。
そして、下田のコシヒカリ・・・・
朝も夜も、美味しいもので腹いっぱいになり、大満足して宿をあとにします。
この山側にある山の湯は石の湯と深い湯と2か所あり、基本的には貸し切りです。
夕方4時から午後10時までは、一部屋一回の完全貸し切り。
それ以降~朝の十時までは、入り口のカギが目印になりますが、空いていれば自由に貸し切りとして入ることが出来ます。
現地に赴く行き帰りには、磐越道安田ICで降りて、五泉経由旧村松藩3万石の村松城下を通って行きます。
もう15年近く通っていますが、”雁木のある雪国の城下町の風情”に見とれてしまい、気になるお店を見つけても買い物に泊まったことがありませんでした。
今回は、やっと以前より気になっていた木曽屋酒店さんによって地酒「金鵄盃(きんしはい)」を買い求めることが出来ました。
越後杜氏という名前の方が知られているのかもしれません。
店内も、趣のある装飾と品ぞろえがなされており、城下町の酒屋さんといった感があります。
村松の地酒金鵄盃酒造株式会社の看板商品であるこの「金鵄盃」。
由来が素晴らしいんです。
戦中の昭和17年、村松に置かれていた陸軍歩兵第三十連隊の司令官から頂いた「金鵄盃」から名づけられた「金鵄盃」。
由来は、神武天皇がその光で戦わずして敵を倒した伝説から平和の象徴を意味するものだそうです。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-08-30 Tue
三春出身で現在関西にお住いのアマチュア写真家松下修さまより写真集「三春の四季」をいただきました。
現在は桜丘に移転されましたが、おじいさんの実家が新町だったということで、とても親しみがわいています。
三春城下を中心に春夏秋冬という三春の四季を写し出しています。
関西から三春へ帰省の折に、撮影したということです。
櫻の季節、寺社、街並みを彩る春爛漫の情景、そして八幡様の祭礼の春。
盆踊りと真夏の三春城下の夏。
寺社と銀杏の秋。
静かな雪化粧をした三春城下の冬。
神々しいほど三春が輝いています!
中を拝見いたしますと、どの構図も素晴らしくテーマをストレートに表現されているように心に響いてきます。
郷土三春の、いつもの風景、日常のはずなんですが、とても芸術的に切り取られています。
三春出身、そして三春を外から見る写真家のファインダーの先には・・・・・
三春がアートになっていました。
カッコいいですね!
店内に配していますのでご自由にご覧ください。
尚、早速近所の方々が集まって「宗一ちゃんとこの孫さんかい!」「〜ちゃんの息子だべか?」「これはどこだべ」」などと井戸端会議がはじまりました。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-08-29 Mon
次男坊が通う福島県立安積黎明高校文化祭「花かつみ祭」に家内と義母を連れて出かけました。
次男坊のクラスは文化祭定番の「お化け屋敷」です。
同高校演劇部の自分がプロデュースするお化け屋敷でので、気合が入っていました。
事前に三春の真照寺にて、お化け屋敷企画委員の数名で、同企画使用する写真を撮りと打ち合わせを兼ねて成功祈願をしていました。
昼頃学校に付いた時には、とても人気があったらしく整理券が配布終了していまして残念ながら見ることはできませんでした。
しかし、今日の一番の目的は・・・当文化祭の目玉!花形ともいうべき体育館での軽音楽ステージには、次男坊単独で「“ふくろう”ポイスパーカッション単独ライブ」があるというので、見に行ったという次第です。
数組のバンド演奏の後にいよいよ“ふくろう”の登場です。
実は、郡山市内や仙台、そして福島市のライブハウスなどで開催されているボイスパーカッションの東北大会に出ている彼です。
実力は折り紙付きですが、高校生に理解してもらえるか?がテーマだったみたいです。
前ふりとしてボイパーの説明をしながらのスタートです。
休憩なしの約20分間の演奏でした。
途中観客を見ながら「乗っていますか?」「盛り上がっていますかー?」など余裕のあるステージ進行で、自分でも楽しんでいるパフォーマンスを繰り広げていました。
こちらにも、楽しんでいる様子が伝わってきました。
会場には、現在受験のため活動停止中のボイパーグループのもう一人のメンバーが駆けつけていて、大盛り上がりでした。
文化祭の雰囲気を十分味わって楽しんできました。
何事にも一所懸命に取り組む次男坊です。
さあ!れから受験モード突入です。
あ!来週は仙台で稲川淳二さんの公演だった・・
がんばれ受験生!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-08-28 Sun
先日、郡山の夏の恒例ライブ「浅草おかみさんの会」プロデュース
真夏の夜のジャズライブ
「ニューオリンズジャズ ふくしま応援ライブ in 郡山 2016」が開催されました。
会場の郡山ビューホテルアネックス4Fには、10000人以上のジャズファンが詰めかけ大盛況でした。
出演は、ジャズの本場ニューオリンズから、トーマス・フェッシャーと、陽気なニューオリンズジャズオールスターです。
ライブに先立って、ご案内頂いた福島県医薬品配置協会会長、福島県中小企業家同友会郡山地区 献血委員長の(株)サンサン社長佐久間 喜重さんより、週刊ウィークリーの三田さん、そして、協同組合浅草おかみさん会会長、NPO法人全国商店街おかみさん会理事長の冨永照子さんをご紹介いただきご挨拶をさせていただきました。
以前当ホームページにてこのライブをご案内したとこと、常葉の渡辺篤太郎さんから富永様とのご縁のお話を伺っていましたので、篤太郎さまの名刺も持参しまして、富永さんにお渡ししてお話をさせていただきました。
富永さんも覚えていまして、「昔、一緒に町おこしをした仲間だ」とおっしゃって、篤太郎さんへのお土産を託ってきました。
富永様は、浅草すしや通りの手打ち蕎麦の名店「十和田」の4代女将、そして仲見世あげまんじゅう本舗菊水堂、中富商店の女将です。
また、浅草の地域活性に貢献している浅草おかみさん会の理事長で、サンバのパレードで有名な浅草サンバカーニバルの仕掛け人でもあります。
また、さすが郡山市内毎週12万部発行の週刊郡山ザ・ウィークリーが主催の地元郡山でのJAZZコンサートです。
経済界や、同級生、友人等々・・・各方面でご活躍している顔見知りの著名な方々がたくさんお見えになっていまして、挨拶だけでも楽しいものです。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-08-27 Sat
金水晶 無濾過 純米酒
いつもお世話になっている、松川の鈴木最中さんからお中元としてこのお酒を頂きました。
さすが、金水晶さんの純米酒です。
すっきりとしたのど越しで大変呑みやすいお酒です。
地蔵盆の晩に、献杯で一献!
いつもありがとうございます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2016-08-26 Fri
三春城下新町の天翁山州伝寺の「子育一時地蔵尊」 御霊まつり
子育て地蔵として、我が子を健やかに育てと願う親御さんたちの信仰を集め、八月二十四日には“御霊まつり“が開かれます。
わが子が、災いを被るようなとき一時お地蔵さんに、親代わりとなってわが子を守ってくださいとの願いを込めて参詣するといわれています。
やはり、戦前には出征するわが子を間もてくれることを願う、親御さんたち家族の参拝が絶えなかったといいます。
一時地蔵さんの由来には、いくつかの説があります。
親に先立って亡くなった子供達が、三途の川の”賽(さい)の河原”で、両親や兄弟たちを恋しがり、小石を積み上げ石の塔を築いてきます。
しかし、日が暮れると鬼達がやってきてそれを壊してしまいます。
それを哀れんだ地蔵菩薩が、子供たちを抱いて錫杖(しゃくじょう)の柄に取り付かせ、自分が子供たちの一時の親となって救ってくれると云れています。
私たちが子供のころの夏休みには、州伝寺の山内はラジオ体操の会場となっていました。
その頃は、一旦家に帰って朝食を食べ、その後に州伝寺の本堂に再度集まり、夏休みの宿題をみんなでしていた記憶があります。
そして、この一時地蔵尊祭典の時には、新町の盆踊りがあり、州伝寺の山内で盆踊りをしていたこともありました。
後に、盆踊りは弓町遊郭跡でも開催したこともありますが、本来のせり市場での盆踊りなります。
その頃になると、せり市場での盆踊りも、同24日でしたので、一時地蔵尊祭典に参拝し、綿あめと花火をもらったりしていました。
地蔵菩薩の縁日である8月24日に、死後に餓鬼道に堕ちた衆生のために食物を布施しその霊を供養する法要です。
お盆の施餓鬼とは、釈尊の弟子である阿難尊者が、一切の餓鬼に食物を布施し供養して、死を逃れ長寿を得たことに由来しています。
「賽の河原和讃」にうたわれるように、この世とあの世との境にあって、特に哀れな幼児を助けてくださるので、賽神(サエノカミ)や道祖神信仰と結びついているんでしょう。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2016-08-24 Wed
尊敬する先輩から、小玉スイカと旬の夏野菜が届きました。
趣味の一環で育てている家庭菜園とおっしゃっていますが、本格的な農園での無農薬栽培です。
今回の小玉スイカは、空中栽培?です。
空中?と思われるかと思いますが、棚を作りネットを張って地面につけずに栽培しています。
雑草取り軽減と動物による被害防止のために編み出した必殺技です。
試行錯誤の末に「ネット空中栽培」をあみだしての栽培です。
先にはその詳細レポート(なぜ空中栽培なのか?そしてそのメリットとデメリットと題されています)をいただきました。
その他、プチトマトやシシトウ、肉厚ピーマンときゅうり・・・その旨さの源である甘さと言ったら食べた人でなければ分かりません。
実は、先週夏休みで私たちが島根に帰省の折に頂戴していました。
一つはスタッフたちが分けていただき、もう一つは帰ってくるまで冷蔵庫に保管してたものを、三春帰還の夜にいただくと・・・
正に完熟スイカ!
疲れがすっかりと癒される美味しさでした。
ごちそうさまでした。
そして、画像中央にある小瓶は、先輩特製の逸品!「紫蘇味噌」です。
これが旨い!
早速、お昼にいただいたキュウリと一口、ご飯に乗せてまた一口・・・・
玄人はだのプロの料理人の味です。
いま1歳7か月のスタッフの赤ちゃんも、これらの野菜を喜んで食べています。
おいしいのが分かるんですね!
また、お待ちしています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
| ryuichi | 05:10 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記 |
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