CALENDAR
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
<<  2017 - 08  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
    k1
OTHERS




「避暑地の出来事~」女房殿に感謝 越後紀行2017夏



「避暑地の出来事~夏の思い出」~善作茶屋2017夏

新潟まで出張があり、例のごとく越後長野温泉嵐渓荘に宿をとりました。


さぁ、所用を今日の分はさっさと済ませ温泉に浸かり、冷たいビールを一杯!と行きたいところですが、途中どうしても寄りたい場所があります。



そうです、加茂市黒水にある「善作茶屋」です。

この茶屋の絶品“ところてん”が食べたくて、グルっと遠回りをして茶屋で一休み!


これが美味しいの何のって!一回食べればわかります。





また、茶屋のロケーションが最高なんです。

時代劇に出てきそうなロケーションの中、素敵な奥様の笑顔に迎えられて、旅人気取りで茶店の軒先ですっかりで寛がさせていただきます。






先の大雨では、この善作茶屋の浸水を心配していました。

話を伺うと、目の前の川の氾濫は無かったものの、裏山からの水路を流れている沢の水が溢れて床下したまでの浸水はあったようです。

こ伺った日は蒸し暑い日でしたが、夏は“ところてん”を看板商品とするこの茶屋の稼ぎ時、デイサービスの団体様方など大勢のお客様で大繁盛です!

旦那さんも大活躍です!

ロードサイドの店舗なのでお客様の車の出入りを警棒を持ってエスコートされています。





善作茶屋
●住所:新潟県加茂市黒水
●営業時間:8:30~17:30(天候により変更)
●定休日:荒天の場合は臨時休業
●値段:ところてん 250円(税込)
    玉こんにゃく100円(税込)
※11月~4月下旬は休業







この時期は、1959年アメリカ映画 「避暑地の出来事」の主題曲「夏の日の恋」を思い出します。

懐かしい夏の思い出とともに・・・イントロを聞いただけで「夏」の訪れが感じられますね。


何やら訳アリか~~?

ん?・・・そんなわけありません!

夏になると素敵な出会いがあるんじゃないか!と浮かれる年頃には程遠い、いいおじさんさんになってしまいました。





この宿に来る度に当店女将である女房殿のありがたさを肝に銘じています。





それは~、この写真をご覧ください。




ここに来ると嵐渓荘玄関ロービー・ホールの壁に掛けてあるこの写真を必ず拝みます。

最初にこの写真を観たときには涙が止まりませんでした。
写真は、平成15年12月放映ですから、約15年位前になりますので、若かりし頃の渡部謙さん、小林聡美さん、西田敏行さん、そして監督の矢島忠さんと一緒に旦那さんや女将さん、そして現社長などご家族と従業員が笑顔で写っています。
三谷幸喜が担当した第2話(平成15年12月22日放映)にこの嵐渓荘がロケ地となり、渡辺謙と小林聡美が旅館のダメ経営者夫婦を演じ、そこに西田敏行演じる謎の宿泊客が絡んで抱腹絶倒のコメディーを繰り広げるというドラマでした。

すぐに、当時全国旅館組合青年部長だった馬場の湯若松屋の専務にこの宿を調べていただき、翌5月に初めて逗留してからの付き合いです。
ここ嵐渓荘に来るようになったのは、このドラマがきっかけです。

この写真の中で、小さな男の子を抱いたお母さんの姿が見えますか?
このお母さんは当旅館の若女将でした。





この写真の後に病を患って、体調を崩し幼い子供を残して帰らぬに人になってしまいます。
結婚して、子供も授かり、若女将として夫婦で力を合わせて宿を切り盛りしていく・・・・これからという矢先の病でした。

最愛の夫、そして幼子を残しての早すぎる旅立ちです。


さぞ心残りで悔しかったことでしょう、心よりお悔やみ申し上げます。




私も、こうして商売、仕事、遊びに、趣味・・・と何の憂いもなく思う存分できるのも、当家女将である女房殿のお陰です。
そして、子供たちの成長をが生きる張り合いでもあります。

この写真を見るたびに、家族そして女房殿のありがたさを教授されているようで、そっと手を合わさせていただいています。


NHKテレビ放送開始50周年記念ドラマ「 川、いつか海へ」
平成15年12月末の6夜連続放送

山の男と海の女が出会い、ガラスの浮き玉を作りました。
その球は川を流れ下りながら、人の心に愛を目覚めさせてゆきます…。
というストーリーで人生を川になぞらえた6つの物語からなるオムニバス・シリーズ。
脚本は、野沢尚、三谷幸喜、倉本聰という日本を代表する脚本家三人がそれぞれ担当しています。





尚、社長は元アナウンサーの方と再婚され、夫婦共々旅館を切り盛りされて日本を代表する繁昌する温泉旅館として国内外から高い評価を得ています。





先ごろ、第30期竜王戦七番勝負の日程と開催地が発表され、第4局が本年11月23日(祝・木)、24日(金)に三条市越後長野温泉「嵐渓荘」で行われることが発表されました。

これは楽しみです。





また、ご覧になった方もあると思いますが、8月初旬に放送されたNHKの人気番組美の壺・選「宿の朝食」では、嵐渓荘自慢の朝食逸品”温泉粥”が取り上げられています。


この竜王戦、美の壺他、沢山のメディアに取り上げられていて、宿泊の度にそのパワーを分けていただいています!



春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 05:33 | comments (x) | trackback (x) | 🌸物見遊山諸国見聞録::男の隠れ家 |
萬年山天澤寺山門修復



三春城下清水にある曹洞宗萬年山天澤寺の山門の修復が無事終了し、その落慶式が地蔵盆「身代わり地蔵尊祭典」の日に合わせて執り行われました。





永年風雨に寄よって、屋根や柱が朽ちてきていました。



(修復前の写真)


その修復が檀家の願いでした。





使える部材はそのまま使用し新しく生まれ変わりました。






修復落慶記念に配られた手拭です。





これは洒落てますよね!


早速店内に配させていただきました。





さあ、お盆も終わり、そろそろ少しずつ秋の気配が来るんでしょうか?





春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍




| ryuichi | 05:23 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下新町::萬年山天澤寺 |
「Yammy’s Summer LIVE Travel 2017 in若松屋」




「Yammy’s Summer LIVE Travel 2017 in若松屋」に行ってまいりました。






夏の終わり♬

Yammyの歌に酔いしれてみました。





素晴らしい歌と、ギターを新調して益々進化したギタープレイ!
今回はベースにラリーさん、そしてパーカッションにもっちゃんというユニットでの素晴らしい演奏、そして、ゲストの仁井田本家の真樹ちゃんのピアノという編成です。






R&Bからオリジナルまで多彩な唄を聴かせてくれました。





残暑厳しい夏の終わりに、楽しいひと時を過ごさせていただきました。






今回のツアーはバンドワゴン!

今回はメンバーと一緒に文字通りワゴン車で楽しくワイワイ・・・・。


ということでした。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 05:35 | comments (x) | trackback (x) | 🌸若松屋コンサート! |
綾小路きみまろさん「金ラメのメダカを作りたい」文藝春秋9月号



先ごろ発売された文藝春秋9月号(平成29年9月)

号の[この人の月間日記]というコラム欄がありますが、今月はなんなんと!





あの綾小路きみまろさんが担当していまして「金ラメのメダカを作りたい」というタイトルがつけられた日記風のコラムが掲載されています。

その中で7月8日の欄をみますと~~~

三春スタンプ会25周年記念事業で行った「綾小路きみまろ笑撃ライブ2017イン三春」のことがふれられています。





全国版ですよ!


これを宣伝料に換算したら一体幾らになるんでしょうか?


早速、この事業をサポートしてくれた青葉企画増田社長に電話を入れてご報告と御礼を申しあげた次第です。


M「はい、矢沢倶楽部です!」

R「あ、増田さん!今月の文芸春秋に綾小路きみまろさんが三春交流館まほらの事を書いているよ~」

M「え~それはすごいじゃん!」

R「だよね~、きみまろさんや東北ショー企画社長の葛城さんによろしく云っといて^」

M「了解!来月福島でプロレスがあるんだけど~タイトル戦が三本!」

R「スケジュー確認してみます!」

M「今なら前から5番目が取れるよ~」

R[スケジュール調整してみます」

R「永ちゃんのライブチケットオッケーだよ~!」

R「アリーナ2枚、A席に2枚は確定なんだけど、どうせならみんなでアリーナ席ジャン!今を全力で手配してるんで、そこんところよろしく!」

M「アリーナだったらベルサーチの白買っちゃおうかなぁ~」

R「武道館も手配済!」



春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 05:46 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
ニューオリンズジャズ ふくしま応援ライブ in 郡山 2017



先日、郡山の夏の恒例ライブ
「ニューオリンズジャズ ふくしま応援ライブ in 郡山 2017」に家内と一緒に出かけてきました。

富永さんが会長を務める「浅草おかみさんの会」プロデュースの陽気な真夏の夜のジャズライブ

昨年同様、会場の郡山ビューホテルアネックス4Fには、600人以上のジャズファンが詰めかけ大盛況です。





出演は、ジャズの本場ニューオリンズから、トーマス・フェッシャーと、陽気なニューオリンズジャズオールスターです。

ライブに先立って、ご案内頂いた福島県医薬品配置協会会長、福島県中小企業家同友会郡山地区 献血委員長の(株)サンサン社長佐久間 喜重さんより、協同組合浅草おかみさん会会長、NPO法人全国商店街おかみさん会理事長の冨永照子さんにご挨拶をさせていただきました。


富永様は、浅草すしや通りの手打ち蕎麦の名店「十和田」の4代女将、そして仲見世あげまんじゅう本舗菊水堂、中富商店の女将です。

また、浅草の地域活性に貢献している浅草おかみさん会の理事長で、サンバのパレードで有名な浅草サンバカーニバルの仕掛け人でもあります。





また、さすが郡山市内毎週12万部発行の週刊郡山ザ・ウィークリーが主催の地元郡山でのJAZZコンサートです。

県中の経済界でお見掛けする方々や、同級生、友人等々・・・各方面でご活躍している顔見知りの著名な方々がたくさんお見えになっていまして、挨拶だけでも楽しいものです。


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:40 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
浜田紅蓮山観音寺参禅記2017 若い先生へのエール



浜田帰省観音寺参禅の御褒美、観音寺方丈様との薬石会食に招かれました。

これが楽しみで毎年参禅していると言ったら怒られるかもしれませんが、方丈様と同じ世代を生き同じ空間にいるということだけで有り難さを感じます。

薬石のお話の中で、様々な事を御教授頂きました。

その中で、先にご挨拶に来られた檀家さんのご子息でこの春より教師になられた方へ送った方丈様の仏詩を紹介させていただきます。





「若い先生の誓願」
みな素晴しい生命一杯の仏性の子
覚めよや どうぞ お手伝いします
互に尊貴なれば、ただ奉仕あるのみ

みな溢れる個性一杯の業生の子
気付けよや どうぞ 手助けします
型に填めざれば、応病与薬自在なり

みな 素直な純粋一杯の法性の子
伸ばせよや どうぞ保護します
時節到来せば、鉄は熱い中に打たん





「教師応援歌」
師資一枚の法門あり。本より虚心坦懐なれ
先生の方からとび込みなされ恩愛一杯
隔てなければ、秋空に片雲なし

師勝資強の禅語あり。眼合せて相い見る
学生の心を受け止めなされ
因縁一杯 尊貴なれば、春陽に若芽立つ

浜田紅蓮山観音寺方丈





春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 10:00 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |
浜田紅蓮山観音寺参禅記2017 座禅



島根の家内の郷浜田では毎年朝三時起床です。

三時半、と言っても真っ暗闇の引き締まった空気の中、冷たい水で顔を洗って、徒歩一分という目の前にある観音禅寺に参禅にむかいます。

気付いたら長男が生まれてからですのでかれこれ20年になります。

洗足をして本堂の奥にある火焔窓前で座禅をします。





暁天(キョウテン)坐禅です。

暁天とは夜明け前の空のことで、須弥壇の蝋燭球の仄かな明かりの中、夜の闇に包まれた本堂。

虫の声や出向する船の音以外は無音で、静かに坐って過ごすことが毎朝の楽しみになっています。

この観音寺での数日間の座禅を快適に出来るよう念頭に置いて、一年間生活しているような気がしています。





座禅では次の3つのことを調えることが基本だと方丈様に教えていただいております。

一、調身:身を調える。

一、調息:息を調える。

一、調心:心を調える

禅寺では朝起きてから顔を洗ってお水を備え線香をあげて坐禅をするまで、毎朝同じことを、まっすぐやることが大切だとされています。

坐る時は何も考えない、とは言っても凡人たる私には出来るはずもありません。

一から20までゆっくりと数を数えて雑念を払拭しようと試みています。

しかし、様々な思いや考えが湧いて来て仕方がないので、それぞれの想いをめいいっぱい巡らせ、足や腰が痺れてまいりますので、時には足を組み替えたり伸びをしたり部屋を見渡したりもします。





一年間待ち望んだ一番有意義な時間です。

そして、ゆっくり自分の身体や心と向き合う大切な時間です。

約一時間半ですが暁天坐禅を心ゆくまで堪能しています。

今年は幾分涼しく感じますが、それでも座っているだけでも全身汗でびっしょりです。





次に朝課です。

朝課とは、朝の読経のことで、曹洞宗日課に則り厳粛な雰囲気の中粛々と執り行われます。

お経に間に全身を使った禮拝があり、これがまたいいスクワット運動になります。

それぞれの読経は、御釈迦様から代々続く歴代和尚の名前を唱え、先祖やまわりの有縁無縁の人々、環境全てに感謝回向し、福壽無量を祈願します。





また一つ、心が洗われました。


楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、さあ、三春、そして娑婆へ帰還の時間が迫って来ました。

夢のようなひと時でした。

また来年浜田紅蓮山観音寺参禅に来れますよう一年間頑張ります。





春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 11:29 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |