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日暮硯 「十三夜 月待供養」 十三夜月見団子



十三夜 月待供養

お月見というと旧暦八月十五日の十五夜がもっとも有名ですが、日本では古来もうひとつ旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。

古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習と月待ち行事があり、江戸時代の文化・文政のころ全国的に流行したとされています。






月待供養とは、十三夜(虚空蔵菩薩)、十五夜(大日如来、聖観音)、十六夜(大日如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩、如意輪観音)、十九夜(如意輪観音)、二十三夜(如意輪観音)、などの特定の月齢の夜、「講中」と称する仲間が集まり、飲食を共にしたあと、経などを唱えて月を拝み、悪霊を追い払うという行事です。




特に、信仰が厚かったのは二十三夜に集まる二十三夜行事で、二十三夜講に集まった人々の建てた二十三夜塔は三春城外の在方の村はずれや寺社の境内などに広くみられます。




二十三夜は「三夜待ち」「産夜」とも呼ばれて、男の日待供養に対比するかのように、月待は女性の講だとも云われます。

月待講を口実に、農家の女性たちが食べ物や飲み物を持ち寄り、わずかな時間ですが、月を愛ながらおしゃべりや飲食をしながら、楽しいひと時を過ごしていたのではないかと思います。





今年平成29年の十三夜は旧暦の9月13日 平成29年11月1日(水)となります。

十三夜月見団子 十三個入り 650円税別

おしゃべりのお供にいかがでしょうか・・・


 蒼龍謹白   合掌


| ryuichi | 05:30 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春城下歳時・風土記::歳時記 |
KFB福島放送の夕方の人気情報番組”Jチャンネル・ヨジデス」の取材




KFB福島放送の夕方の人気情報番組”Jチャンネル・ヨジデス」の取材を受けました。


エスコートは、KFBの期待の新人、バリバリ体育会系のさわやかアナウンサー!坂寄直季(さかよりなおき)くんです!


坂寄アナウンサーは、野球部出身で高校野球の中継が楽しみと話すKFBアナウンス部を背負って大型アナウンサーです。


出身は、お隣の茨城県土浦出身、そして、息子が通う同じ日本大学の日大法学部卒ということで、グッと身近に感じます。






福島県内にある話題の包装紙というのがテーマらしんです。

この日のロケは、福島市、三春町(三春昭進堂)、そして柳津と県内全域を取材するそうです。





放送は、平成29年10月31日火曜日 午後3時50分からの番組内です。

お楽しみに!


尚、三春昭進堂の三春物見遊山包装紙と一緒に、三春名物おたりまんじゅうも取り上げていただきました。





歯の治療中で歯が一本抜けているものでそうでなくても悪い活舌が余計に聞こえづらくなっていたかもしれません。







当店のような小さな饅頭屋がテレビ局が取材に来ていただけるのも、三春、そして滝桜という全国ブランドの名前の賜物だと思います。







この三春を、そしてその歴史を造り、支えてきてくれた先人には心より感謝を申し上げたいと思います。

取材中にも話しましたが、三春で商売をさせていただいていることへの感謝を忘れずに、三春昭進堂を売る前に「三春」を売る。







商売戦術として、全国ブランドの三春滝桜、そして三春城下を前面に押し出して、三春へのお客様を増やせば、おのずと三春昭進堂へご来店いただける。

そして、当店のみならず三春の商売屋にご来店いただける!といった寸法です。






これは、このホームページ然り、塵壺然り、そして平成版三春絵図三春物見遊山然り、そして名刺然りです。

和菓子の説明が5~10%、あとは全て三春の紹介をしています。

しかも、ちゃんと経費ですよー!







春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍





| ryuichi | 05:33 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::メディアで紹介されました |
月光菩薩さんのお顔のリレーフ 十三夜月見団子ご予約承り中



三春昭進堂の店内装飾品に新しい仲間が加わりました。

砲金製の月光菩薩さんのお顔のリレーフです。

ご縁があり、当店のお越しいただき正面の壁に飾らさせていただきました。


日光菩薩と月光菩薩は鏡を見ているようにそれぞれ左右対照的に造られることが多く、見分け方はといいますと・・・

手にはそれぞれ月輪と日輪を持っているとされています。

左手が上がっている造形が日光菩薩であるということですが、お顔だけでは区別がつきません・・・







 日光菩薩さん、月光菩薩さんは、『薬師経(薬師本願経)』に、薬師如来さんの浄土である東方瑠璃光世界の主要な菩薩であるされ、薬師如来さんの脇侍として一対で造像されます。
このために、日光菩薩さん、月光菩薩さんが単独での信仰されたり、造像はないと云われています。






日光菩薩さんは、日光遍照菩薩とも呼ばれ、太陽の如く光を照らして苦しみの闇を消すといわれています。


一方の月光菩薩さんは、月光遍照菩薩とも呼ばれ、月の光のようなやさしい慈しみの心で煩悩を消すといわれています。







美術品として店内に配させていただきます。


砲金(真鍮?)製ということですので、時間を見つけては軽く磨きをかけて、ピカピカに仕上げていこうと思っています。








今年平成29年の十三夜は旧暦の9月13日 平成29年11月1日(水)となります。


十三夜月見団子 十三個入り 650円税別


お月見さまを愛でながらの楽しいおしゃべりのお供にいかがでしょうか・・・


春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:26 | comments (x) | trackback (x) | 🌸菓匠蒼龍 心洗洞刹記::三春昭進堂雑記 |
岩見浜田の家の補修! 2泊3日の山陰浜田弾丸出張ツアー!



島根県は石見浜田市にある女房殿の父方の実家へ、2泊3日の弾丸帰省してまいりました。

片道1200キロ、本来なら約12時間の車の旅です。


この度は、台風21号が三春通過という最悪のコンデションの中です。


大雨の中、高速道路も”親知らず”付近で通行止めのため海沿いの一般道を経由、さらに、若狭道通行止めで渋滞の名神道へ、そして極めつけは真夜中の浜田道広島と島根の県境の通行止です。


三森峠の旧道のような山中の道をひた走りで、14時間かけてやっとさ浜田帰還となりました。





以前よりの懸案だった実家の雨漏り対策・屋根の修理と外装木部補修の為なんです。


今回なんとか時間を調整して、三春城下新町の根本看板の専務と、中町のポリシス社長に出張を依頼しての今回の帰省となりました。






築100年は経つであろう商家造りの古民家です。


私も、この家の娘婿としては、少しでも長持ちをさせて次世代へ伝えたいという思い、そして、留守にしている家なので港町浜田市真光町のご近所さんのご迷惑にだけはしたくないという思いがありました。







持つべきものは・・・やはり気心の知れた仲間は頼もしいです。


私が思い描いたよように中一日半という短時間で出来る限りの修繕を施していきます。





腐食に強いトタンを張って石州瓦の下地にして屋根の補修。


約30年前に、構造上無理して拵えた雨どいの補修も、トタンで箱を造りコーキング補修しながら水路の確保!





外装にある木部のペンキ塗り。

古い台所の棚の補修。

そして、古くなった屋根雪止めの撤去等々・・・・・





朝から晩まで、そして翌日の午前中をかけて施工していただきました。


お陰様で、見違えるような仕上がりです。


翌朝、雨が降ってきましたが補修箇所は、ばっちり機能していました。





この家の守り神である、鬼瓦も大満足の様子です。






北国奥州磐城国の小さな城下町”三春”から、山陰は石見国浜田に出張していただいたからには、日本海の海の幸を堪能していただかないと、日本海に申し訳が立ちません。


早速、昼には浜田で一番人気のすし屋「すし蔵」で”山陰の海の幸”を堪能してもらいました。


のどぐろ・鯖・烏賊・ほうぼう・・・・・






そして、作業の関係で遅くなった夕食は、やはり浜田で一番人気の和食の店「植本本店」で”海の幸”と山陰名物”石見おでん”を堪能してもらいました。





秋の山陰。


海の幸も旬を迎えた白見魚が沢山上がっていました。






浜田帰省といえば目の前にある禅寺観音寺様方丈花吉和尚の下での参禅が一番の目的なんです。


浜田へ到着したのが深夜2時近くでしたので、翌朝にご挨拶に伺い先に頂戴した「おたり饅頭の願い」の扁額の御礼と帰省した挨拶をさせていただきました。


そして、参禅の許可をお願いしたところでした。

その翌朝は参禅の予定でしたが・・・・・時間調整不足で朝起きれませんでした・・・・残念!





帰り間際、改めてご挨拶に伺いました。

美味しいお茶を頂きながら、少しの時間でしたが近況を報告などのお話をさせていただきました。

いつも思いますが、方丈様のご尊顔を拝する、お話を伺う、そして、同じ時間を共有するというだげで心が洗われる気持ちになります。

まさに、”尊く、ありがたい”という言葉が頭をよぎります。



さあ、帰りの時間が迫ってまいりました。

方丈様は、いつもの通り優しい笑顔で見送っていただきました。







今月号の「禅の心」の”開山”と題された特集記事に使用されている写真が三隅の龍雲寺野原眞承和尚晋山式の模様が使われているということで拝聴してまいりました。

写真には、観音寺雲水定岡蔵心和尚、観音寺花吉和尚、そして龍雲寺眞承和尚がばっちりアップされています。









帰りの車中で、禅語「喫茶去」を考えていました。

帰り際、出発前のあわただしさの中、方丈様の下へご挨拶に行った際、あえてお茶を勧めていただきご馳走になってきました。

私が、疲れのせいで朝の参禅に来れなかったことを悔やんでいるだろうと、強いてお茶を勧めてくれたんだろうと解しました。





喫茶去(きっさこ)はと“まあ、茶を飲みなさい”ということですが、方丈様は、お茶を飲む、家の修繕をするこれらすべての日常生活の中に仏道修行があるということを教えようとするものです。

正に禅でいう「修行こそが悟りであり、悟りこそが日々の修行」ということを教えていただきました。


また一つ、心が洗われました。


ありがとうございます。






浜田で、いつもお世話になている床屋の土田さんの女将さんはじめ、真光町のご近所の皆々様にご挨拶と感謝を申し上げて帰路につきました。


今回も、様々な方々のお陰で、こうして幸せに暮らしているということを学ばさせていただいた旅となりました。


心より感謝申し上げます。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 06:19 | comments (x) | trackback (x) | 🌸島根石見國浜田 曹洞宗紅蓮山観音寺記::門前小僧の参禅記 |
「おたりまんじゅう 売り切れ御礼!」第68回福島県女性大会 田村大会 売店



第68回福島県女性大会 田村大会   於田村市文化センター


福島県内にある婦人会の連絡会の県大会です。


小野町出身で田村高校卒の農学博士小泉武夫先生による「心と体のための食事学」と題された記念講演がありました。





当日、三春昭進堂も販売ブースに出店いたしました。





冷たい雨の中でしたが、年内より1000名を超す来場者があり、当初の予定をはるかに上回る売れ行きで、追加追加の嬉しい悲鳴です。





当店名物の「おたりまんじゅう」だけでも2000個は売上ました。


ありがとうございました。





この田村大会は小野町婦人会と三春町婦人会の共同開催ということで、当店をご贔屓にしてくださるご婦人の方々、特に”天狗谷の母”の強い要請もあっての出店でした。






お陰様で、大商いをさせていただきました事、この場をお借りいたしまして御礼を申しあげます。







今後ますますの婦人会様のご盛況を祈念して、御礼とさせていただきます。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:38 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
10月のちょっくら市



10月のちょっくら市

三春城下中町にある本陣本店さんの店先をちょっとお借りして、毎月第3の金曜日と土曜日に開店する手仕事人による、月に二日間だけの小さな小さなお店です。







濱津農場です🍀
20日(金)のみの参加。
☆中玉トマト(フルティカ)
☆きゅうり
☆キャベツ
☆カリフラワー(オレンジブーケ)
☆ブロッコリー
☆里芋
☆玉ねぎ(万吉どん)
☆茄子ビール漬け(冷凍)
☆茄子辛子漬け(冷凍)
☆福神漬け
☆新宮 百香さんのバック入り
新米(コシヒカリ)
お天気心配ですが、皆様のお越しをお待ちしてます🍀🍀🍀






蛙文字で有名な三春在住クリエイター渡辺弥七さん(蛙文字)の娘さんである、陶芸家の渡辺安里さんや、イラスト、人形、陶芸作家で妹の渡辺あずささんを中心に、さまざまな種類の手仕事人、クリエーター、アーティストが出店しています。






明日の出展品です。
ウールのスカート・前掛・ベスト・チュニック・どんどん重ね着できるゆったりめです。
この他にかっぽう着ワンピースも持って行きます🤗
ひどい雨にならないと良いですね☔️
お待ちしております🙇‍♀️



見ているだけでも楽しいですよ^





本陣本店さんのお店の雰囲気がいい感じです。





三春城下のお洒落空間です。






「三春で”ちょっくら市”ってやってっぱい!さすが城下町だね・・・あれ自体が三春の文化ですよ。民度の高さの現れですね」と評判も上々です!





三春昭進堂の今月の特選和菓子も販売中 ~ お菓子お月見バージョン




毎月第三の金曜日と土曜日にオープンします。






食品は金曜日だけです。





春陽郷三春城下御菓子 三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:06 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春ちょっくら市 |
「柳橋歌舞伎」平成29年度定期公演




「柳橋歌舞伎」平成29年度定期公演


先の柳橋歌舞伎伝承館(黒石荘)に於いて開催された、「柳橋歌舞伎」平成29年度定期公演に行ってきました。

会場となる黒石荘には、小雨の中大勢の観客が詰めかけ盛んに声援を送っていました。






柳橋は、当三春昭進堂先先代の女将の実家(長岡氏)があり、そこの当主も昨年は歌舞伎に出演しています。

そういってご縁があり、今回も案内をいただいていたので花を持って顔を出しに行ってきました。





演目

一、白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場 (御舘中学校生徒)
二、義経千本桜 伏見稲荷鳥居前の場 (御舘中学校生徒)
三、神霊矢口渡 頓兵衛住家の之場 (柳橋歌舞伎保存会研究部)






普段なら、秋彼岸と重なり、繁忙期ということでとても行ける状態ではありませんが、今年は雨、そして彼岸の入りの前ということでなんとか時間を調整して臨場することが出来ました。



受付で差し入れの饅頭と御祝を納め、早速会場に入り観劇です。



雨の中にも関わらず、会場を埋め尽くす、入りきれないお客さんが来場され、丁度中学生の歌舞伎上演の真っ最中で、白熱した演技で、会場内は熱気に包まれていました。

また、会場内には売店が多数出展されていて、大盛り上がりです。






観光協会の資料によると、

柳橋歌舞伎は、柳橋は江戸時代、天領(徳川幕府が、直轄領地として直接支配していた地域)であったために芸能が自由に行われ、菅布禰神社の祭りに村人が芝居や歌などを楽しんでいたことが歌舞伎の始まりになったといわれています。





柳橋歌舞伎の特長は、舞台のセットから台本まですべて柳橋の農民の手で作られたものであること。

また、江戸の歌舞伎と同じく男性のみで演じられることです。 

明治時代、興行の取り締まりや規制が多くなり一時中断しましたが、昭和55年柳橋地区全戸で「柳橋歌舞伎保存会」結成して、の支援を得て復活しています。
現在では、演じる演目は「一ノ谷嫩軍記」など15を数えます。

この秋彼岸の前。

稲刈りの少し前になりますが、この時期に秋の収穫を願って、柳橋の村人が、見様見真似で芝居や歌を楽しんだと伝えられています。






平成の世になっても、目の前で繰り広げられているのかと思っただけで、是には、正直、感動しました!

かつて天領だった柳橋村の生活手ベルの高さがうかがえます。





尚、御舘小学校や御舘中学校生とも出演し伝統文化の継承に力をいれています。





御舘小・中学校は、平成18年から文部科学省伝統文化補助事業実践モデル校に指定され、御舘小・中では連携して柳橋歌舞伎の授業を行っています。

来週10月22日(日)の御舘中学校文化祭でも柳橋歌舞伎が上演されます。




この日も、会場内には、子どもたちから年配者までが、柳橋のほとんどの方々が来場され、一般公開当日の”柳橋の文化祭”的な雰囲気の中で、歴史ある伝統芸能を楽しんでいました。






春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂


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