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司馬遼太郎著小説「峠」 幕末越後長岡藩牧野家 家老河井継之助



このところの大雪と寒波の。
寒いのなんのって・・

その分、春を迎えた時の”ワクワク感”は格別なもので、桜の花がより綺麗に見えますよね。







毎年のことですが、雪の片づけをしていると司馬遼太郎の小説「峠」の一節を思い出します。

幕末の越後長岡藩牧野家の家老河井継之助を描いたその「峠」の中に,

「雪が来る」そして「北国は損だ」という言葉が出てきます。

私も、北国に住む者として、司馬作品の中でも最高の文章表現だと思っている箇所の一つです。

さらに続きます。
・・・・北国では町中こうまで働いても、たかが雪をよけるだけのことであり、それによって一文の得にもならない。
が、この城下のひとびとは、深海の魚がことさらに水圧を感じないように、その自然の圧力のなかでにぎにぎしく生きている。

・・・・(北国の人々は)鈍重で、折れ釘や石ころを呑めといわれればのんでしまう連中だ。のむ前はさすがにつらい。
つい大酒をくらう。大酒で勢いをつけ、唄でもうたって騒ぎ、いざのみこんでしまっては、ぼろぼろ涙をながしている。








これは、長岡だけではなく、北国の城下町に住む方々の独特な感覚でしょう。
正に的を得た表現だと思っています。






兎にも角にも、“雪”とのお付き合いは、北国に住む者の宿命です。
あまり気張らず、気長に付き合いたいと思います。

それにしても、雪の片付けでは、その家固有の性格が出てきますよね・・・

道路に出すのだけはやめてくださいね。



春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:25 | comments (x) | trackback (x) | 🌸蒼龍窟 河井継之助 |
起き上がり小法師 2018 磐梯造園専務夫妻より




起き上がり小法師 2018

猪苗代の磐梯造園専務夫妻より、13日に開かれた猪苗代十三市で買い求めた会津の縁起物「起き上がり小法師」をいただきました。

商売繁盛、家内安全、息子の学業成就・合格祈願等々の祈願としての縁起物です。





家族の人数より一つ多めに買う習わしだそうです。


今年は、私たち夫婦は少しおきめの小法師様です。


磐梯造園専務の元へ船引より嫁いだ嫁も、すっかり猪苗代人です。

丁寧に説明してくれました。

家族みんなで、楽し気に何やら語らっているように見えて、愛くるしいですよね。






早速、店内のメインの場所に飾らさせていただきました。




真照寺と磐梯造園、そして三春昭進堂・・・点を線で結ぶ天狗谷一家。

平らで穏やかな面が出来上がりました。






ありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。



| ryuichi | 04:59 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
「山彦第39号」  最上三悦(三男)さまより




先日、西田町大田・李田の最上三男さまより、福島県児童文学研究会・日本児童文学者協会福島支部発行の「山彦第39号」をいただきました。







中を見ますと。以前当ホームページにてご案内させていただいた三春在李田(現郡山市西田町大田地区)に最上三悦(三男)様の著された画僧雪村と李田の子供たちの交流を画いた小説「李田村の雪村さんと子供たち」





そして、平成30年4月に、小学校が統合し新たに小中一貫校「西田学園」開校へ向けた閉校が決定している西田町の郡山市立鬼生田小学校、大田小学校、根木屋小学校、高野小学校 三町目小学校への思いをつづった・・・
「万感胸に迫る~消えゆく小学校(あなた)へ惜別の歌」が、福島県児童文学研究会・日本児童文学者協会福島支部発行の「山彦第39号」に掲載されています。




店内に配しておきます。

ご自由にご覧ください。



春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:15 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
「一陽来復(いちようらいふく)」商売繁盛、金銀融通、商売繁盛祈願~高田穴八幡宮2018




「一陽来復(いちようらいふく)」商売繁盛、金銀融通、商売繁盛祈願~高田穴八幡宮





先日、所用があって上京しました。
節分前のこの時期ですので、金銀融通、商売繁盛の神様である早稲田の牛込”高田穴八幡宮”へ「一陽来復」のお札を頂きに参詣しました。








そして『一陽来復御守り』は、金銀融通の御守りとして「お金のやり繰りが良くなる」ご利益があるとされています。






この穴八幡宮で承けられる「一陽来復」のお札は「金運上昇・商売繁盛」にご利益があるとのことで、一年のうち、冬至~節分の約1か月半しか授与していなとあって、ご覧のように全国の商人がそのご利益にあやかろうとこぞって参拝していました。







穴八幡宮から授かった一陽来福の御守り・お札をその年の定められた恵方に向けて、冬至(12月22日)、大晦日(12月31日)、節分(2月3日)のいずれかの深夜0時に高い場所にお祀りするとお金繰り(金銀融通)が良くなるといわれていて、商売繁盛・金運上昇のお守りとされています。




尚、「一陽来復」とは、冬が終わりを告げ、春が来ること。
つまり、新年が来ることとされています。

これを転じて解釈すれば、冬にような低迷いが続いた後でも、幸運に向かうこととなります。





穴八幡様の案内板によれば、陰の気がきわまって陽の気にかえる意があるそうで、「陰が極まって陽に転じること」すなわち、「凶事が去って吉事がめぐってくること」という意味があるそうです。








春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:55 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
”ご縁・夢なら醒めないで~” 一世一代の誕生日プレゼント!54th





”ご縁” 一世一代の誕生日プレゼント!2018



本日、54回目の誕生日を迎えています。

毎年になりますが、どういう訳だか自分の誕生日にはウキウキ・ワクワクという感覚で楽しい気分に浸っています。


ある時は、テレビの取材の申し込み。
また、ある年は、雑誌の取材申し込み等々、瀧桜を抱える三春の饅頭屋にはこの時期何かとマスメディアの方々からの引き合いが多いんです。






本当に有り難いことです。


しかし、今年は一味も二味も違います。

WHY? 何故かって?


それは年末のことです。

私のところにサンタクロースと神様と仏さまが三人そろって舞い降りて来たような吉報が入りました!
もう~「青天霹靂」!お正月とお盆が一緒に来たような!という例えがピッタリな感覚です。

正に、一世一代の誕生日プレゼントです!



ナ、何となんと餓鬼の頃より約40年、いつも傍らに置いて聴いていた・・・・。
そして、歌のそうですが、その本人の男としての生き方にも憧れていたあのBOSSの事務所から飲み会の御誘いが届きました~今回のお話と相成った次第です。

場所も、あえて飲み会というスタイルでセッティング。

そして、 同じ店という空間の同じテーブルで…Bossと・・・・


おみやげは、もちろん“おたりまんじゅう”と地酒“三春駒の滝桜”!






思えば、今から40年くらい前、郡山市民会館にコンサートがあり、私は親衛隊気取りでお手伝いをしたことがあります。

公演終了後、撤収作業をしていると、ご本人様がフッと表れて「ありがとうね〜」の一言!着替えもまだ済んでいないのに、手伝いを自分たちの事を機にかけていただいて言葉をかけていただきました。それから40年!
その時以来の再会っス(๑˃̵ᴗ˂̵)


これは神様のイタズラか?ご褒美か?一生モノの出来事・思い出だと思います。
これはいくら銭を積んでかなえられる夢ではありません。

やっぱり地に足をつけて真っ当に生きる人間だけに巡って来る、御縁と幸運って云うご褒美なんだろうと思います(^_-)





この世に生きていてレッドツェッペリンのギタリスト“ジミー・ペイジ”、歌舞伎界の花形千両役者“坂東玉三郎”、そして、この方・・・・・。
〜同世代を生きているだけで幸せだと思っていました。






その一角、ガキの頃よりあこがれていたBOSSと一緒に呑めるなんて・・・・夢なら醒めないで~!

髙橋龍一、一世一代の晴れ舞台となりそうです! 
ヨ、三春昭進堂!






今回の事や、映画「鎌倉ものがたり」の件、そして、今までの人生での事柄全てにしても、御縁の成せる業なんだろうと心からそう思います。

正に「袖ふれ合うも他生の縁」です。
この語は古より言い伝えられている言葉でが、人と人とのつながりにはこの“縁”“ご縁”というものが必要なんだろうと思います。

人が生きている間、夫婦・家族の出会いはもちろん、友人にも、また会社の上司や同僚、隣人との間にも、このご縁の作用が働いていて、その力によってお互いが結びつけられて生かされている、援けてもらっていると考えられるのではないでしょうか。






かつて武田信玄も「人は城、人は石垣・・」といったように、最終的には人と人の繋がりによって生かされている自分に気が付きなさいということなんだろうと思います。

今までを振り返ってみますと全ての事象に当てはまります。

友人とは・・・・私にとって、いや当家族、そして三春昭進堂にとっての地からず良い仲間であり、大切な財産です!


今年も春から縁起がいいねぇ~

誰かって?…  それはまだ内緒っす!




春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 05:37 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「前向きな自惚れ」永ちゃん、最高❣️ |
2018年新春 1月のちょっくら市



2018年新春 1月のちょっくら市


2018年1月19日(金)、20日(土)






三春城下中町にある本陣本店さんの店先をちょっとお借りして、毎月第3の金曜日と土曜日に開店する手仕事人による、月に二日間だけの小さな小さなお店です。





濱津農場です。

☆玉ねぎ(万吉どん)
☆御前人参
☆ほうれん草(緑の王子)
☆キャベツ(冬甘菜)
☆ブロッコリー





☆たくあん
☆いか人参
☆白菜キムチ
☆大根の醤油漬け

☆白餅
☆豆餅

よろしくお願いします🍀






蛙文字で有名な三春在住クリエイター渡辺弥七さん(蛙文字)の娘さんである、陶芸家の渡辺安里さんや、イラスト、人形、陶芸作家で妹の渡辺あずささんを中心に、さまざまな種類の手仕事人、クリエーター、アーティストが出店しています。




個個色+kyouhazuki 川名京子





1月19日・20日 出展します。
スエードのbagと多色使いのporch





新宮百香
1月19日(金)・20日(土)出展品👚👖👕






新宮百香
布bagも出展します♡




見ているだけでも楽しいですよ^






毎回人気の☕️ちょっくらブレンド(中煎り)
数を増やしてお待ちしております❣️



食品は金曜日だけです。





犬石千草
バックをたくさん作ったので、雪が降らなかったら、参加します🙌






パクちゃんも並びます!





本陣本店さんのお店の雰囲気がいい感じです。

三春城下のお洒落空間です。





「三春で”ちょっくら市”ってやってっぱい!さすが城下町だね・・・あれ自体が三春の文化ですよ。民度の高さの現れですね」と評判も上々です!





三春昭進堂の今月の特選和菓子も販売中 ~ 





毎月第三の金曜日と土曜日にオープンします。






春陽郷三春城下御菓子 三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:42 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春ちょっくら市 |
「吉田家の本」、 「舟形墓標の魅力」、「ゼロからわかる近世墓入門」吉田幸弘




八王子で法律事務所を経営されている吉田幸弘様より「吉田家の本」、 「舟形墓標の魅力」、そして、「ゼロからわかる近世墓入門」と題された3冊の小冊子が届けられました。



吉田さまは、父方の祖先が常葉吉田氏、そして三春城下大町の影山氏ということで三春に題材を求めた小説「影山一族」とその派生小説を出品してこられました。





今回は、法律事務所・行政書士という仕事内容にもある先祖探しということで、自分のご先祖様を探求ということ田村市常葉の墓所へたびたび出かけられ資料集めに奔走してまとめられた同小冊子「吉田家の本」をまとめられました。


また、お墓探索から 「舟形墓標の魅力」、そして、「ゼロからわかる近世墓入門」もまとめられました。




吉田様からは以前より天正年間戦国期の常葉城主には三春城主平姓田村氏の親族である播磨赤松円心の孫·赤松越前守顕則から後に常盤氏に改名した5代常盤甲斐守貞久まで居城して常葉地方を治めていたことは伺っていました。





「甲斐守公御家中」の中に常葉城主配下に知行170石を有した知行百七十石吉田隼人御用人の名前があり、この吉田氏が先祖ということになるそうです。

尚、この吉田隼人は、71歳の年(1622年) )に「元和老人物語」(常葉町史(27ページ)」)にて、蒲生氏松平下野守忠郷の命により、天正時代の戦争状況を述べている人物でもある。








また、吉田さんは多彩な方で・・・・






「三春へ行きたい プロジェクト」~三春の観光パンフレットを小説で!・・・


三春城下大町、常葉荒町に祖を持つ八王子在住の法律家吉田幸弘さんこと、小説家の影山ゆきひろさんが、壮大なプロジェクトを構想されています。

「三春へ行きたい プロジェクト」~三春の観光パンフレットを小説で!というもので、読んだら是非三春へ行きたいと思わせるような小説を書き上げていただきました。
ストーリーは小説と旅行パンフレットの融合のようなものです。






ベースとなる小説「影山一族」は、“滝桜”にまつわる言い伝えに端を発する因縁と、三春という神の郷に翻弄される影山家の何代にもわたる宿命のフィクションで、”滝桜”を神格化し、そこで懸命に生きる男女が地域の風習などに揺さぶられながら、人生とは何かを考えるという作品になっています。





以前紹介した「影山一族」のスピンオフ版である小説「39年前」でもそうでしたが、
な、なんと!私らしき三春昭進堂の主人がキーマンとして登場し大活躍するというストーリー展開です。









吉田さん曰く
「三春へ行きたいと思わせる動機付けの短編小説で、三春へ行った後は小説の追体験をしてもらうことによって旅行パンフレットという意味になる」とのことです。







また、吉田さんは元行政マンで、長く行政の中枢にいた経験をもとに、外部という他所の、特に都会の人は地方に、旅行に求めるものは何かを改めて考えていただきました。

町全体を潤うようにするにはどうするか?
他の観光地との差別化はどうするか?
現地の方が当たり前だと思っていても、外部の人が驚くようなものは何か?

運命や食に関心が高い女性をターゲットに、それをより具体化した小説型観光パンフレットに仕上がりました。

今後これらをもとに、漫画化や毎年作成し当店でも配布している「影山一族」かんれんのポストカードの配布、および東急ハンズでの販売、そして映画会社やテレビ局へアプローチからドラマ化や映像化・・・

これからの展開が楽しみです。






観光案内も人の心をどう打つかだと思います。
綺麗な場所、豪華な場所、美味しい料理、それはどこにでもあります。
しかしそこで感じる人の心は、今はなかなか出会えません。

そしてその心の感動は、自分の中にあるものが再現されるからだと思います。
ここが難しいのですが、人は所詮自分勝手ですから(笑)、自分が求めるサービス、愛情、こだわり、それを追体験して初めて感動するのです。
すると自分の目論見とは違う所に、それらの答えがしばしばあるものです。

三春という古より北国の続く小さな城下町
神が棲むからこそ神社仏閣の存在、古からの町が生きて来るのです。
しかしそこが京都などとは違うのは、そこに流れる人情です。
変に気高いというかつての京とは違って、愛に溢れています。






それで滝桜が生きて来るのです。
「うわ、きれい!」だけの花見ではないのです。

あの木には運命を感じさせる神がかり的なものがあります。
するとそこに人の縁なり宿命が出て来るのです。




三春へ行きたい!というツールとして
「影山一族」をどんどん拡散して行きたいのです。
それがその人の求める「旅」の価値観を確立する作業だと思うからです。


吉田幸弘

春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 05:24 | comments (x) | trackback (x) | 🌸小説「影山一族」~滝桜 |