2018-11-27 Tue
三春町消防むらさき会の平成30年度定例会が、三春馬場の湯温泉「三ツ美屋旅館」にて開催されました。
私も三春分団の元分団長として案内が届きましたので、喜んで出席させていただいた次第です。
来賓として三春町長、町議会議長、郡山消防行政組合田村消防署三春分署長のご臨席のもと開催です。
このむらさき会は、三春町消防団分団長経験者及び総務課長経験者で構成された会員同士の親睦と無火災を祈念する会です。
この日も、約40名の会員の方々が出席されていました。
三春分団のむらさき会会員も、山三商店の渡辺正恆さまを筆頭に8名の参加です。
また、私の同期の方々も3名出席されており、交友を深めたところです。
火の用心をお願いいたします!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2018-11-25 Sun
「ボジョレーヌーボーを味わう会 2018」~於船引「寿し割烹 江戸光」
先日、旧船引町役場前にある「寿し割烹 江戸光」さんで開催されました「ボジョレーヌーボーを味わう会」
「お酒を楽しむ」というだけの会ということでしたが、会場を見渡しますと船引のお歴々の方々三十数名が一堂に会しています。
私は、その顔ぶれを拝見して恐縮しながら会場入りさせていただきました。
しかし、着座するなり朝自修の生ビールが配られますと、三皆様と小さな乾杯をしながら挨拶が始まります。
皆様、当店のチラシ「塵壺」をご覧になっていただいているようで、皆様からその話を頂き、話題には事欠きませんでした。
「お酒を楽しむ・・・」正に、その通り全く煩わしい塵芥の騒がしさなどなく、ボジョレーヌーボーと、光寿司さんの美味しい肴を堪能しながら、会員の皆様と唯々楽しい時間を過ごさせてまいりました。
船引ライオンズクラブや船引観光協会、大鏑矢神社氏子青年会の方々が主として顔をそろえているそうです。
同席した方から案内を受けた
絵おと芝居 おおくま恩返しプロジェクト
絵おと芝居 大熊・会津若松まち物語コンサート 会津公演
日時・場所 平成 30 年 12 月 23 日(日)
会津若松市駅前「迎賓館」
内 容
会津若松市に避難している大熊町の方々と避難でお世話になった会津若松市の方々との交流を深め、感謝の想いを伝えたい。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2018-11-24 Sat
「えびす講」~商売繁盛
平成30年の 「えびす講祭」
三春昭進堂では、恵比須様への商売繁盛 祈願、そして、お客様への感謝の記として、11月24日(土)、25日(日)にえびす講祭を行います。
本来の旧暦の十月二十日は11月27日(火)ですが、定休日・平日ですので、その前の土日に設定させていただきました。
この二日間ご来店のお客様には、日ごろの感謝を込めて「一口すあま」をプレゼントいたします。
両日とも、末広がりの八十八名様分を予定しています。
店内にえびす様の掛け軸を飾り、家にあるお金を一升枡に入れて供え、落雁用の魚の木型や旬の野菜なども供え、「えびす様大黒様」に対して、商売繁盛、財運に恵まれ、また子孫繁栄が叶う事を祈願します。
旧暦10月は晩秋ではなく初冬の時期なのであって、この月の行事には1年も、いよいよ終わりに近いという気分が込められている用に思います。
昭和8年生まれの父親は、この日に必ず、商家の小僧や丁稚が足袋を履けるのは、恵比須講の日からといっていました。
恵比須講は商人にとって非常に大事な行事であり、商家の正月のようなものであったようです。
業種によっても異なりますが、多くの商家では春から秋にかけての繁忙期、いわゆる「掻き入れ時」がほぼ済んで一年間の取引状況を総括して次年度への見通しと計画とを立てるべき時期にあたっており、この日に商売の神である恵比須神を祀って繁昌を祈願し、盛大な祝宴を催すことになっていたと伝えられています。
三春商人の先人から、商いとは「天平道」が大事であると教えられました。
「天平道」とは商人から学ぶ商いの道で“商道は人道である”ということです。
商いの道は、そのまま人の道、人間性に通じる道となっていました。
そのことをふまえて、ひたすら人間性を磨くことを通じてお菓子をつくりあげ、お客様にお届けするというのが「天平道」です。
商いは、秋に実った果実を交換することに始まったといわれています。
このことから私どもは“手塩にかける”ことを学んでいます。
これこそが商いの原点であると思います。
蒼龍謹白 合掌
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2018-11-23 Fri
塵壺328号 11月 「三春を学ぶ」三春シンポジウム 三春中学校一年生 平成30年11月23日発行
三春中学校一年生の特別授業「三春に学ぶ」三春シンポジウムがこの秋開催され、三春町役場から1名、三春町内の会社社長と私を入れた計3名が外部講師として招待を受けました。
会場となる三春中学校エントランスホールに着席している生徒たちは、日頃より見知っている生徒さんも多く「見たことのあるおじさんが何を話すのか?」と興味津々といった顔つきです。
講師はそれぞれの立場で三春の魅力を、産業、外から見た三春、歴史的な事柄等々を踏まえて話してきました。
私は、三春城下の和菓子屋という立場から“三春の良さ”と共に“三春の強さ(利点)”を伝えました。
東北は福島県の小さな三春という町。
東京や大阪、仙台などの大きな都市みたいに誰もが知っているところとは違い「遠方の人は誰も知らねえべぇ~」、「田舎の小さな町の名前なんか判るのかよぉ~」と思っているかもしれません。
しかし、滝桜を筆頭とする町内の桜たち。
日本人が一番心待ちにする季節である「春」には、三春が日本・世界で一番脚光を浴びる町となります。
テレビや新聞などのマスコミが「三春」という名前を日本国内はもとより世 界各国に向けてもドンドン宣伝してくれるのです。
桜の発信力が経済効果を生み「三春」と聞けば“枝垂れ桜の綺麗な処”と全国の人が知っている場所になるのです。
三春昭進堂の名前を個人で全国区にするのは途方もないお金と労力がかかります。しかし、滝桜のある小さな城下町「三春」という名前は全国どこでも通じます。
この三春をメインに宣伝すれば「三春の饅頭屋」で充分に全国区になりえるということをお話しました。
当店独自のホームページや、チラシ「塵壺」、そして、「平成版三春城下絵図三春物見遊山」を発行し、桜のセールスポイントにプラスして「小さな城下町三春」をアピールすることにより三春昭進堂を大きく宣伝していることになるということを説明しました。
これらの事柄を念頭に「三春」生まれということが、自分に自信を持つ根源の一つとなってほしいと思います。
“自分を好きになる”ということは“自分自身を顧みる”ということ、つまり、禅寺に掲げてある「照顧却下」足元を顧みることが大事ということを話しました。
足元とは生まれ故郷である“三春(地元)”を顧みることです。
そこで、大好きなキング・オブ・ロックンロール矢沢永吉さんの語録から自信を得る方法として「前向きな己惚れ(うぬぼれ)」を話しました。
「己惚れと言うといやらしく聞こえるけど
考え方一つ変えていい取り方すれば
己惚れ屋ほど自分の主張を大切にしているんですよ。
前向きな己惚れなら いくら己惚れてもかまわないんです。
それは言い換えれば自信だから。
自信ということは何かといえば責任なんですよ」
矢沢永吉
大人って(人生)長いよ〜〜
そんでもって、何回でもやり直しや修正が効く。
しかし、自分に嘘をついたり、ごまかしたり、自分の芯がブレちゃダメ!
前途ある有望な中学一年生、これからの三春を、そして、日本を背負って立つ人材です。
未来がどうなるか?与えられる未来ではなく、未来は自分自身で切り開くもんです。今の勉強がその基礎となることでしょう。
希望を胸に自信をもって自分で未来を創り上げていってください!
大人って案外楽しいヨ! 頑張れ三春健児
「ドアの向こうに夢があるなら、ドアがあくまで叩き続けるんだ」
矢沢永吉
蒼龍謹白 さすけねぇぞい三春! 拝
平成30年「三春昭進堂えびす講祭」
三春昭進堂では、恵比須様への商売繁盛 祈願、そして、お客様への感謝の記として、11月24日(土)、25日(日)にえびす講祭を行います。両日ご来店のお客様先着88名様に「鶴の子すあま」を進呈いたします。
本来の旧暦の十月二十日は11月27日(火)ですが、定休日・平日ですので、その前の土日に設定させていただきました。
「平成30年歳末托鉢」三春町各宗派仏教和合会
12月5日(水)の午前9時より
三春城下各寺院より町内托鉢布施行
「Yammy* CHRISTMAS Live 2018」in若松屋旅館
2018年12月24日(祝) 開場:午後6時 開演:午後7時
三春城下馬場の湯温泉「若松屋旅館」
お一人様¥5,000.(プレート料理+1ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせは若松屋旅館 0247-62-2027まで!
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:26 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「塵壺」 三春昭進堂 |
2018-11-22 Thu
「三春を学ぶ 2018」 三春中学校1学年“総合的な学習の時間”
先に開かれた、三春中学校1学年“総合的な学習の時間”「三春シンポジウム」の関連授業で多数の生徒さんにご来店いただきました。
それぞれの7グループに分かれて郷土三春の特質を【自然】【歴史】【産業】【環境】など、様々な視点からとらえて自分自身との関わりを見つけ、自らの生き方を考えていく郷土「三春」について考えていくといった授業となっているようです。
当店には、おたりまんじじゅうの事や三春の歴史、そして伝説、三春城下の街並みといった質問内容でした。
午前10時から、午後2時過ぎまで、代わる代わる6名の小グループに分かれた生徒さんが列をなして訪れていただきました。
約4時間強しゃべりっぱなしです・・・・
これからん三春を支えてもらう可愛い後輩の為です。
こうした活動・授業を通じて「三春大好き人間」の育成がなされるんでしょう!
三春昭進堂では、上記のような事柄を踏まえて、三春の子どもは三春・日本の将来を担い支える人材であり、「郷土三春の宝」として、地域ぐるみで育てるものと考えています。
私たち、地元の商店企業も積極的に協力店としてその力になれればいいなあと考えています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂
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2018-11-19 Mon
三春城下中町の旧桑原紋治商店さんで珍しい写真を拝見させていただきました。
金かぶ宣伝隊と題された写真には昭和34年式のトヨタ自動車の2代目 RS20系トヨペット・マスターラインバンが写っていました。
話を伺うと、当時の桑原商店では足袋と学生服をもって県内はもちろん関東から東北一円にかけて手広く商いをしており、トンボ学生服でおなじみの株式会社トンボさんから提供を受けた車ということでした。
観音クラウンと称される初代クラウンのフロントマスクでかっこいいですよね!
三春城下酒造会社「金かぶ酒造」とは同じ中町ということでバイク隊と金かぶ宣伝隊を組織して県内を廻ったということでした。
こちらは、中町太鼓台と子供神輿の購入を記念しての御祓いの時の一枚。
中町鎮守の愛宕神社鳥居前での記念写真です。
そして、中町消防団の屯所の前身である中町消防会館。
当時は、リヤカー式のポンプです。
車庫が独立してあり、その横に会館があって屯所として機能していました。
これらの写真は、昭和30年代中頃と思われます。
私たち(昭和39年生まれ)の親が20代前半といった頃でしょうか?
一回まわって息子たちに似た顔を見つけられます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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