2019-07-25 Thu
ギター一本で旅から旅への“現代の吟遊詩人小川ロン”さんから、近況を知られる手紙が届きました。
手紙には、高松 奈良 東京 、宮古、盛岡、岩泉、安家、田野畑、崎山貝塚、そして 北海道滝川市江陵中学校では道徳の時間へのミニミニコンサート
精力的にライブを行うロンさんの姿がありました。
ロンさんの歌を聴くのは久しぶりのような気がいたします。
ロンさんしか表せない素直な感情や切なさ、そして時に諭すような言葉を、温かみのある優しいメロディーにのせて歌ってくれます。
「誰が作詞か、作曲かが判らなくても、みんなが知っている歌。歌い続けられる歌。そんな歌を歌う歌手になりたい・・・」ロンさんから教わった素敵な生き方です。
歌を歌うときには“あなたのために歌っている”と会場に来ているみんなの為ではなく、一人一人のために心を込めて歌っているという小川ロンさん。
お会いできる日を楽しみにしております
尚、真照寺山内方丈庭園にある回遊式の池の周りを蛍が飛びはじめました。
例年より10日ほど遅い飛舞です。
ヤマユリの一凛開花しました。
蝉時雨、蛍、百合の花・・ようやく山内にも夏が訪れようとしています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2019-07-24 Wed
いわき市平にあるDining&BarQUEENプレゼンス(会場:まちポレいわき2F)で開催された「木村充揮 (ex.憂歌団)ひとり旅ツアー」の最終日・ファイナルに参戦してまいりました。
世界一のブルース・バンド「憂歌団」のリードボーカル、浪速が生んだ国宝『天使のダミ声』と称される 木村充揮さんのソロライヴです!
同ツアーの初日福島市時代屋さんライブでお世話になりまして、その御礼とツアー完了祝いを兼ねて饅頭を差し入れてきました。
木村さんの、唯一無二のライブパフォーマンスはもはや名人芸!
演歌、流行歌、ジャズ、民俗音楽、ブルース・・・今回も楽しませていただきました。
オープニングアクトは、はせがわかおりさんです。
この日は誕生日!饅頭のバースデイプレゼントです~
来年は、三春でも~
★木村充揮(kimura atsuki)
1954年生まれ。大阪在住。
1975年、日本が誇るブルース・バンド「憂歌団」のリードボーカルとしてデビュー以来『天使のダミ声』と称される独特の歌声でカリスマ的な人気人気を誇ってきた。
数多のアーティスト達からのリスペクトを集める、日本音楽界の真のレジェンドの一人。
現在も年間100本以上のライブを全国で展開し、その円熟味を重ねた名人芸で未だ多くの聴き手の心を鷲掴みに揺さぶる。
そのライブ音源を収録した2枚組ライブ・アルバムを2019年4月24日にソロ・キャリアの中で初めてリリースする。
★はせがわかおり
1986年7月22日、兵庫県生まれ。
音楽専門学校在学中から地元の関西を中心にライブ活動を開始。
2012年10月、故・石田長生プロデュースによる初の全国リリースアルバム
「はせがわかおりZERO」を発売し、活動の拠点を東京へ移す。
ソロ活動のかたわら、若いながらもオジサンがニヤつく選曲と絶妙なハーモニーを提供するカバーユニット「ヨモギ」(はせがわかおり×本夛マキ)も始動。
2015年11月、「うた〜以心伝音〜」を発売。
2017年からは大西ユカリ&ヨモギによる、笑いあり涙ありのパワフルなエンターティメントショーを目指した新たなユニット「ロックかしまし三人娘」として各地で行うライブが話題を呼ぶ。
2019年5月、三宅伸治プロデュースによる待望のセカンドアルバム「COLOR」を発売する。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2019-07-23 Tue
この時期の三春城下は、暑さのあまり人影もまばらでひっそりとしています。
旧三春藩主秋田家祈願所日乗山東門院真照寺山内の山百合が咲き始めています。
気高く咲き誇るその姿は凛と咲く姿がとても美しく、妖艶で高貴な山百合の華香りが境内にただよいます。
ひるの暑さが幾分和らいだ蜩の蝉しぐれの中、ヒグラシの声に誘われて、夕暮れの真照寺の山内を歩いていますと、この山百合の妖艶な香りが境内に立ち込めて幻想的な雰囲気が楽しめます。
これからの時期、山内は、素晴らしいヤマユリの花の饗宴です。
この山百合の華香りの云うのは、言葉通り甘く危険な大人の香りと感じるのは私だけでしょうか?
可愛い小娘と思えば、艶っぽい大人の色気もあり、あの何とも言えない香りにはオトコ心にグッとくる来ます。
つかみどころのなさそうな雰囲気、しっかりつかまえておかないと、ふわ~っとどこかに行ってしまいそうな感じ。
そして、ちょっぴり儚げななところも・・・ん?話が違うか
自分の意思をはっきり表現するような気概を感じます。
避暑という言葉がぴったりな真照寺山内です。
ひと時の涼を求めて花々たちとアバンチュール的感覚?を求めて真照寺参拝は如何でしょうか?
本堂裏の墓地にも一面山百合が咲き始めています。
そして、ヤゴの抜け殻も・・・・
蜩などのセミの声、そして早朝にはカッコーや夏鶯、山鳩など野鳥もお出迎えいたします。
合掌
春陽郷三春城下御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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2019-07-22 Mon
店内に設置してある道路側のダウンライトをエジソン電球対応のレトロ調のランプと交換してみました。
約20年ぶりの照明交換です。
ショウウインドウも併せて3か所交換してみました。
温かい電球の明かりに癒されます。
信頼する菓子材料問屋さんの営業マンS君は、前職が照明器具屋さんということで以前アドバイスをもらったことがあります。
「ダウンライトは、明るい昼間では外からは見えません。昼間でもランプ自体が見える照明が現在の主流です」
それから照明をもう一度研究しなおして今回のチョイスとなった次第です。
昼間でも光が見えます。
優しい明りが店内を包んでくれています。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:24 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
2019-07-21 Sun
古四王堂の「鰐口」に鈴緒(鰐口の紐)がつきました。
古四王堂復興再建の棟梁である田中建築企画室社長の田中聖輝様による奉納です。
鰐口のに当たる部分には丸い木の棒が付いていますので、良い音が出るかと思います。
参拝の際には、是非鰐口を一、二回鳴らしてお参りください。
鰐口はそのままです。
来月の4日には、古四王堂震災復興再建落慶式が挙行されます。
また、三春城下に新しい歴史のいいページが刻まれます。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 04:47 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::古四王堂平成の大改修 |
2019-07-17 Wed
明王さまのお祭りの翌朝、いつも通り散歩がてら真照寺にお参りに伺いますと、参道階段の袖に白い小さなキノコを一株見つけました。
キノコもそんなには詳しくわありませんので、ググってみました。
色形から「キツネノハナガサ」という名前のキノコで、この梅雨時期に生えてくると記されていました。
日照時間が少なく気温の低い日が続く今年の梅雨だから生えたものなのか?
例年は得ていますが見落としていたものなのか?
先の山内に降り注日差しを遮っていた樹木を伐採した影響なのか?
アジサイも見頃です。
金魚も元気です!
山野草も小さな花を咲かせています。
あとは、蛍の飛舞と百合の開花を待つばかり~
新しい発見があり、毎朝の運動?散歩?が楽しみな真照寺です。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
| ryuichi | 05:27 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |
2019-07-16 Tue
三春城下新町鎮守 田村大元神社 夏季例大祭
御神輿渡御の際に、家の前で頂戴する災除けお守り切り札と先払い長獅子の髭(ひげ)です。
旧秋田氏三春藩領内総鎮守であった大元帥明王社7は、田村大元神社の名称が変わり、御神体は「国常立命(くにとこだちのみこと)」となっていますが、旧神号大元帥明王の時代から例大祭時の御神輿渡御では長獅子が先払いとして先頭を練り歩きます。
「大元帥明王」は、敵や悪霊の降伏に絶大な功徳を発揮すると言われています。
その名残で長獅子の髭が災難除けとして町内に配られています。
明治維新後の三春藩解体に伴い、旧三春藩の総鎮守として三春領田村郡内全域と郡山の一部で運営されてきた「田村大元師明王社」を、紆余曲折はあったものの、混沌とした時代が過ぎた、昭和に成って、新町の大先輩たちが、別火講中を組織して、その心意気で一手に担い、今日まで継承してきました。
「別火」、古くは別の日と書きましたが、別火講中とは文字の如く、家と釜戸の火を別ける特別な「ハレの日」を意味しています。
新町の男たちは、家庭や社会から離れ、別火講中の一連の年間行事の中で、講員一同、正に寝食を供にすることにより「田村大元神社」の行事を司り、講中在籍中に実社会では体験出来ないような、様々な体験を通して思慮分別を養っていました。
さらには「真の三春人」となって、実社会においてこの発展に寄与する人間つくりを目的として、新町の先輩たちから、脈々と受け継がれてきた、三春人として、胸を張って誇れる組織だと思います。
世代が変わり薄れつつある事柄ですが、「別火講中」とは「同志、仲間」という意味であると理解してほしいと思います。
決してただ酒を飲んで大騒ぎをする会ではありません。
仲間がいることで「切磋琢磨」互いに良い影響を与え、学び合いながら、人は一人では生きられない。
また、支え合う人・喜びや悲しみを分かち合う人達がいてこそ、自分自身も、成長し、生きることが出来るということを、心に刻み、「別火講中で培った人格と経験を持って社会生活寄与する」という事を学んでいただければと心より思います。
私は、よく「別火講中はコミニティーの原点だ」と申し上げていますが、別火講中とはまさにコミュニティそのものなのかもしれません。
辞書によれば 「講」とは、民間の金融上の組合、経典を講釈する会、信徒が催す法会や、神仏に参拝に行く団体」とあります。
また、コミュニティー【community】は、「人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団。地域社会。共同体。」とあります。
昨今「日本からコミュニティが消えつつある」と言われています。
確かに昔はご近所があり、隣組があり、先輩・後輩があり、それに付随した言葉使い、義理や人情等々人付き合いのスキルがたくさんありました。
現在でも確かに存在はするのですが、個人の権利や自由が叫ばれ、仲間意識は表面的になっているように思われます、しかし、我が新町においては、別火講中があるかぎり、無縁の物の様に思います。
新町の先輩たちが築き上げた、別火講中の、心意気を忘れることなく、両番組力を合わせて、修行の場としての別火講中行事の中で、おのおの意味を見出しながら、時に楽しく、時に厳しく、孫子の代まで、「別火講中」を継承していってくれることを切に、お願いします。
春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍
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