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三春昭進堂に就業した折に製作した古い法被を補修しました。




平成元年、私が三春昭進堂に就業した折に製作した古い法被を補修しました。


襟は、先先々代が、戦後三春昭進堂の再出発した入りに造った法被の残りです。





阪神タイガースのファンです。


法被もた縦じまです。





新しい法被を製作する予定でしたが諸事情により間に合わず、とりあえず古い法被の補修となりました。





さてさて、何処に来て行く気だい?というところでしょうが~




三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:13 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春昭進堂菓匠蒼龍  |
本日火曜日は定休日となっています。


本日火曜日は定休日となっています。

またのご来店をお待ちしています。






お彼岸中は、大勢の客様にお来店いただきましたこと、こころより御礼申し上げます。



昨日は、「己巳(つちのみ)」で、宇賀神様の御縁日でした。


お詣りと掃除に参詣に上がりました。


新たにご縁をいただき、周辺を整備したこともあり初の春を迎えます。

宇賀神桜の芽吹き状況や雨水の排水等、様々なことが気にかかります。






本日3月23日は、「初午」です。

高屋敷稲荷神社に商売繁盛祈願の「福詣り」に行って参ります。


春はそこまで来ています~






花見団子は、今週末の27日からの販売開始となります。

三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂菓匠蒼龍

| ryuichi | 04:31 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
Yammy* Guitar & A Microphone Solo Live 2021


Yammy* Guitar & A Microphone Solo Live


3月25日(木)@旅館こいと BAR 1%ER
3月26日(金)@若松屋旅館
3月27日(土)@Restaurant t & t

2021年。ついに、新しいチャレンジのスタートを決めました🙌
シンプルに歌を届けに行こうと思います。
ギターとマイクとわたし。
じっくりじっくりとやりたいと思います😊

キドキのスタートはふるさと、福島県から🥂
感染対策をしっかりして、ゆったり、ゆったり。
健康第一で😊やりたいと思います。
なかなか会えなかった福島のみんなに会えること
楽しみにしてます!

| ryuichi | 04:44 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
早春の山陰浜田を代表する天日干しの逸品!天然「島わかめ」



島根県浜田市にある曹洞宗紅蓮山観音寺の方丈様より、「初物だよ!」と浜田名産の天然島わかめを頂戴いたしました。

早春の山陰浜田を代表する天日干しの逸品です。

和菓子屋が一年で1番の繁忙期である春彼岸です。

禅の師匠からのありがたい激励と心に刻みま家族みんなで食したいと思います。







浜田には妻の実家があり、観音寺様の目の前という立地で、年一位の帰省の折には朝の参禅に出頭して20余年となります。



以下、島わかめの説明です。
程よい大きさに切りこがさぬ様に火であぶってお召上り下さ
い。御飯のお菜、ビールやお酒のさかなに又お茶口としても真に結構この上ありません






カルシウムやヨードを多く含んでいる為、妊産婦や現今激
した高血圧の方には欠ぐことの出来ないものであります
何卒、島わかめを精精御愛用あらんことを.....
製造元主人敬白





| ryuichi | 04:23 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |
三春城下の水芭蕉(阿弥陀草)と坐禅草 旧三春藩主秋田氏祈願所 眞照寺庭園 2021




木の芽月とはよく言ったもので、寒さに負けじと芽吹く木々に生命の強さを感じます。

春彼岸、春の気配を感じ始めた北国の小さな城下町三春です。

そんな陽気に誘われるかのように、三春藩主秋田家の祈願所である真照寺の庭園に咲く水芭蕉(阿弥陀草)と座禅草が芽を出し始め、白い蕾が開花し始めて可憐な花弁が顔を覗かせ始めました。






寒さに気を取られて見過ごしがちですけれど 確実に日も延びているんですね

しかし、まだ空気は冷たくて 春の訪れはもう少しかかりそうですが、それほど先のことでもないでしょう。


よく見ると座禅草も茶色い蕾がしっかりと立っていました。

こちらももうすぐ花を咲かせます。





水芭蕉のまっ白な花の芽の力強さに、心も洗われるような思いがしました

そして水芭蕉を眺めていると「素(直)な心で」と語りかけられているような気持ちにもなります。
ひねくれないで、真っ直ぐな心と瞳でちゃんと色々な物を見つめなければと日々反省です。





冬の季節もそろそろ終わり。
もうすぐ春ですね・・・・






作家でもあり俳人の清水基吉の句碑が真照寺の庭園にあります。

清水基吉は、昭和19年の芥川賞(第20回芥川賞・『雁立』)の受賞作家であり俳人です。
戦後は小説家として活躍する一方、俳句の世界で活躍しています。



その俳句が碑になって、真照寺の庭園にあります。

碑には

『見にも来よ 春の三春の 水ばせう』  基吉

の俳句が刻まれています。

碑の裏には、建立者である「昭和五十八年吉日  角田和子 山岸勝子 建立之」と刻まれています。



山岸勝子さんとは、現住職の御母堂さまとなります。


御詠歌に「古の 関を越えれば 日乗山 三春の寺に 阿弥陀草咲く」 
いにしえの せきをこえれば にちじょうさん みはるのてらに あみだそうさく」
とあります。

日乗山とは真照寺のことで、阿弥陀草とは水芭蕉のことを指しています。







春陽郷三春城下 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍


| ryuichi | 04:47 | comments (x) | trackback (x) | 🌸三春藩主秋田家祈願所 真照寺::祈願所の四季 |
塵壺357号 「地酒三春駒どら焼き」“酣たけなわ”プロジェクト 令和3年4月




塵壺357号 「地酒三春駒どら焼き」“酣たけなわ”プロジェクト 令和3年4月

“酣たけなわ”プロジェクト“とは、福島県のブランド品化をめざした県菓子工業組合と県酒造組合の共同企画で、県内の酒蔵と菓子屋がペアを組み新しいスイーツを誕生させるというものです。

当三春昭進堂もその立ち上げに加わり、地元三春城下中町の佐藤酒造様の「三春駒黒ラベル」を使った「地酒三春駒どら焼き」を製造・販売することになりました。





三春駒を、一度沸騰させて日本酒の香りや、アルコール成分を飛ばして旨味を凝縮してから調味料として少量添加することにより、味が日本酒の成分でまろやかになり、しっとりふっくらしているように感じます。お酒の苦手な方や、子供さんまで楽しめる美味しいスイーツとなっています。

江戸後期より昭和の終わりころまで旧三春藩領の馬・牛の競り市は、現在の新町真照寺下の広場でおこなわれてきました。
当三春昭進堂は、その旧三春家畜市場の門前に店を構えており、競り市があった当時は市に来る畜産農家の方々に向けたお土産として“おたりまんじゅう”や“大福”等々が喜ばれ、古い帳簿を見ると文字通り飛ぶように売れていたようです。





ここは通称「せり場」と呼ばれ、馬市が隆盛だった頃は、雌馬の市が5月、雄馬の市が11月に大々的に開かれていて全国の馬喰(ばくろう)たちが三春を訪れ、城下は馬市一色の賑わいを見せ、競り市開催時の新町筋には茶屋や露天屋台が大元帥明王下の山中まで建ち並び、夜ともなれば遠来の馬喰や馬を売りに来た百姓たちが繰り出す「遊郭新地庚申坂」からは、お囃子の太鼓が鳴り響き、この界隈は祭礼のごとき賑わいでごった返す程の人出があったと伝わっています。







三春駒(三春産馬)は、後冷泉天皇の天喜年間、 江戸期の三春藩主秋田公の祖とされる安倍貞任を八幡太郎義家が攻めた「前九年ノ役」に、八幡太郎の軍馬として従軍したと伝わっています。





更に、三春田村氏三代の祖田村義顕公の頃、三春城下荒町と、堂坂(現郡山市西田町堂坂)に「馬頭觀世音」を建立して信仰したといわれ、三春地方の馬は古い歴史を有していると思われます。

また、慶長年間の豊臣末期、三春の人渡辺助左エ門が、上杉攻めへ向かう徳川家康公「小田原評定」の小山本陣に、乗馬14匹を奉献したと伝えられています。

正保2年の秋田河内守俊季公三春入府後には、ますます増殖がはかられ、延宝7年(1679)、黒鹿毛刀駿馬を幕府に献じて、大いに名声を博し、以後、藩主参勤の際には、駿
馬の献馬が恒例となっていたと記録されています。





貞享2年(1685)頃からは、藩主が率先して馬匹の改良特励に意をもちい、三春二代藩主信濃守輝季公は、馬奉行、駒付役の制度を設けて産馬改良につとめ、元禄12年には、駒付役藩士を仙台、南部に派遣して五百金を下付して良馬を購入させ領内の古道、岩井沢、葛尾などの放牧適地に貸し与えて増殖を奨励します。同時に競り市法を改め、これにより三春産馬の各声高く、馬の産地として全国に知れわたるようになり、明治14年の国内勧業博覧会に三昏産馬会社から出陳した3才青毛馬が天覧に供されこの外9頭も有功賞を得て、大いに面目をほどこしたと記録されています。





「三春駒どら焼き」の発売と同時に、今年は「丑年」、そして新型コロナ撃退祈願の意味を込めて疫病から人々を守る神様「牛頭天王(ごずてんのう)」の名をいただいた「三春牛頭
天王バターどら焼き」の製造販売を開始しました。




牛だけに、中には粒あんと塩味の利いた有塩バターをトッピングしました。

この三春牛頭天王とは、旧三春畜産協同組合が昭和26年に、三春方部家畜飼養農家一同の畜産振興と牛体守護・家内繁盛、並びに五穀豊穣等を祈願して、家畜に対する報恩感謝の拠り所として“竹寺”の愛称で親しまれている埼玉県飯能市旧吾野村にある医王山薬寿院八王寺の御本尊「牛頭天王」の御分霊を、三春城下新町にある旧三春藩主祈願所である真照寺山内の一角に勧請した御霊ですが、畜産組合解散に際して返納して現在は石碑だけが残っています。





with 三春城下

蒼龍謹白 さすけねえぇぞい三春 拝


| ryuichi | 04:50 | comments (x) | trackback (x) | 🌸「塵壺」 三春昭進堂 |
「雪村シンポジウム2021」




「雪村シンポジウム2021」

会期
 2021年4月17日(土)13:30~15:30

●会場
 福島県三春町 三春交流館「まほら」まほらホール

●主催
 一般社団法人 日本アート評価保存協会

●共催
 三春町教育委員会

●後援
 三春町、NHK福島放送局、福島民友新聞社、郡山市、郡山市観光協会、
 郡山市教育委員会、公益財団法人諸橋近代美術館





●基調講演ならびにシンポジウムパネラー
 河合 正朝(一般社団法人 日本アート評価保存協会代表理事・千葉市美術館館長)
 林  進 (文学博士・(元)大和文華館学芸員)
 河野 元昭(一般社団法人 日本アート評価保存協会評価委員・静嘉堂文庫美術館館長)
●司会進行
 安村 敏信(一般社団法人 日本アート評価保存協会事務局長・北斎館館長)
#雪村シンポジウム #三春 #雪村庵 #画僧







後ろの不思議な構図の絵。
私のお気に入りのは室町時代の画僧雪村周継筆「呂洞賓図(りょどうひんず)」の絵です。
呂洞賓は、道教における仙人の一人です。







自分の名前に龍の字があるせいでしょう、龍に乗り両手を広げ、龍を完全に掌握して自由自在に操リ、はるか上方を見つめる呂洞賓に、自分を投影してしまいます。

当店女将の女房殿が呂洞賓となり、龍の姿の私を手の上で遊ばせている様です♪





大ヒット映画「鎌倉ものがたり」の小道具としうて「火の玉」饅頭をせいさきしたことがありました。
三春も”東北の鎌倉”と呼ばれる小さな城下町です。





鎌倉と名前が付いた映画の協力を三春の小さな饅頭屋が手掛けるというのも何かの御縁なのでしょう・・・。
映画の冒頭、鎌倉の夜祭りの屋台や黄泉の国茶屋の飲食シーンのバックにしっかりと仕事をしています。

この映画の中で表現される「黄泉の国」あの世ですね、この情景が、三春室町末期の画僧雪村の晩年の傑作「金山寺図屏風」を彷彿させてくれます。
金山寺は、志那・揚子江中流の島にある禅寺です。



三春城下真照寺参道 御菓子三春昭進堂 菓匠蒼龍



| ryuichi | 04:34 | comments (x) | trackback (x) | 🌸春陽郷三春 日暮硯 |